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ねこまんま歳末たすけあいスペシャル

2008/12/6 @お初天神(露天神社)参集殿

  • 桂佐ん吉 「狸の賽」
  • 桂雀喜 「鷺とり」
  • 桂こごろう 「素人浄瑠璃」
    ―― 中入り ――
  • ねこまんま 《漫才:スキー》
  • ゴールデンフライ 《のこぎり演奏》
    1. 遠くへ行きたい
    2. ゴビの夢
  • ねこまんま 《漫才:お正月》


 夏の『ジャッキー 7 ねこまつり』に行けなかったんで、満を持してねこまんまのイベントへ。ザッと 70 人は入ってたと思います。


 まず前半戦は落語の部。トップの佐ん吉は「ねこまんまさんの前でさせていただくのが子供の頃からの夢でした」とベンチャラし、博打の小咄をいくつか演って「狸の賽」へ。良く繰られててしっかりきっちり。

 つづいて雀喜。この会のチラシを頼んだ印刷屋で「すいません、《歳末たすけあい》やのにお金いただいて」と恐縮されたそう。「ねこまんまさんをおたのしみにお付き合い願います」とベンチャラして「鷺とり」を。
 枝雀・雀三郎の型をベースに、独自のクスグリをてんこ盛り。酔っぱらったスズメは「電線音頭」で踊る。うなされて目覚めたサギの両隣がサギ太にサギ五郎で、真ん中のサギ(サギ喜?)が「たまには云うこと聞いてくれよ」。《玉江橋の謎》の解説は横へ突き出した右腕を大川に見立てて詳細に。ニワカはなしで、サゲは誰も死なない枝雀の型。ワチャワチャとたのしく。

 落語のトリはこごろう。漫才の稽古で雀喜に細かくダメ出しされ、ついでに「電線音頭」のハメモノも練習させられたそう。枝雀一門でカラオケに行ったときの様子をおもしろおかしく紹介してから「素人浄瑠璃」へ。
 浄瑠璃好きの旦那のウキウキ感とその後の拗ねっぷりを、こごろうならではのほんわかムードも漂わせつつ、表情をクルクル変えて漫画チックに。機嫌を直した旦那が歓喜の雄叫びをあげたところで、なんとなくメルヘンチックな幕引きはこごろうオリジナル。たっぷり充実の一席。

 中入りを挟んで、ねこまんまの 1 席目は「ねこふんじゃった」の出囃子に乗って、アラスカンシャツにジーンズで登場。《スキー》をテーマにワチャワチャと。雀喜の進行にこごろうがチャチャを入れるスタイルで、落語チックなボケもたのしい。「最初はまずボーゲンからですね」「アホかコラ!ボケ!カス!」「そら暴言ですがな」がツボに。

 色物代わりにゴールデンフライによるのこぎり演奏。のこぎり 2 丁にウクレレと云う 3 人編成で「遠くへ行きたい」と「ゴビの夢」の 2 曲を披露。のこぎりは横山ホットブラザーズでおなじみの叩くスタイルではなく、弓でひくスタイル。すべての音がスラーでつながる独特の音色が独特の雰囲気を醸し出す。

 ねこまんまの 2 席目はスーツ姿で登場し、今度は《お正月》をテーマになんじゃかんじゃと。お年玉の額によって変わる子供の新年の挨拶がツボ。


 後半の漫才の部はたのしく、前半の落語の部も充実で、満足度の高い 2 時間でした。こごろうさんが「漫才だけでお金を取るのは申し訳ないんで、落語も‥‥」ってなことを云われてましたが、そこらは吉朝さんが日本舞踊の発表会の前に落語の部を組まれてたことを思い出しました。
 ねこまんまは 2 席とも10 分弱でトントンと「もうちょっと演って!」って感じでしたが、腹八分目くらいの方が良いのかもしれませんね。

 ちなみに《アラスカンシャツ》はどっからどう見てもネルシャツでした。

kogoro.web*桂こごろうのホームページ
ひらけ!ジャッキッキ

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コメント

「三色団子」の会への期待がどんどん高まります!
アラスカンシャツの正体が分かって、ちょっとうれしい(笑)

投稿: 築地の柳 | 2008.12.11 01:15

■ 築地の柳 さん
『三色だんごの会』では雀喜・紅雀のキムチ炒飯もありますんで、おたのしみに~。

投稿: わさび | 2008.12.11 23:35

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