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月亭遊方・三遊亭白鳥 二人会

2008/12/3 @天満天神繁昌亭

  • 遊方・白鳥 《ごあいさつ》
  • 桂三幸 「道しるべ」 (作:セブンエイト)
  • 三遊亭白鳥 「給水塔の怪談」 (作:三遊亭白鳥)
  • 月亭遊方 「あほーりーらぶ」 (作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 三遊亭白鳥 「アジアそば」 (作:三遊亭白鳥)
  • 月亭遊方 「葬マッチ・トラブル」 (作:月亭遊方)

※ Vol. 3


 繁昌亭での遊方さんと白鳥さんの二人会も今回で 3 回目。個人的にはかなりたのしみにしてた会なんですが、入りの方は 1 階席が半分埋まったくらいと振るわず。白鳥さんに対するもの珍しさが薄れてきたんでしょうか?


 まずはふたりで番組案内など。落語が初めてと云うお客さんがいて、ふたりとも思わず「チャレンジャーやなあ!」。さらに遊方は「初心者向けやないですよ」、白鳥は「江戸情緒とかはないですよ」。

 前座の三幸は、聴いたことあるマクラをいくつかつないで、上手い流れで「道しるべ」へ。丁稚が寝てる猫や子守っ娘を道しるべに集金に行く噺。聴くのは 3 度目だが、徐々に固まってきた感じ。番頭のツッコミと、番頭の説明に納得する丁稚がおもしろい。

 白鳥の 1 席目は、自身の中学時代を投影した「給水塔の怪談」。東京から新潟に転校してきた生意気な中学生を懲らしめるために、幽霊が出ると云う給水塔に肝試しに行く噺。郷ひろみがアイドル全盛の頃が舞台だが、現代のクスグリがバンバン入って時代は不透明。ムリヤリな展開を勢いで。
 中入り後の 2 席目は、怪し過ぎるインド人が経営する日本蕎麦屋が舞台の「アジアそば」。二ツ目時代にアジア系外国人が多く住むアパートに住んでた経験が微妙に活かされてるよう。こちらも荒唐無稽な噺だが、サゲは綺麗に。

 遊方の 1 席目は、妄想失恋の話や、遊方ががっかりしたときには思いっきり顔に出ると云うのをシチュエーション別に実演しつつ、アホアホ星人に侵略された人類の危機を描いた SF ラヴ・コメディの「あほーりーらぶ」を。初演時には「もう二度と演らないと思います」と云ってたが、ギャグも増え、全体にブラッシュアップされておもしろさ倍増。とくにラスト近くでアホアホ星人が出てくるあたりからおもしろさが加速。セリーヌ・ディオンの“My Heart Will Go On”(映画『タイタニック』の主題歌)が、クライマックスとエンディングに。
 トリの 2 席目「葬マッチ・トラブル」は笑福亭福笑の「葬儀屋さん」と同趣向の噺だが、こちらは葬儀代を値切る遺族に困惑する葬儀屋と云う図。亡くなった父親の死因はかなり酷いが、葬儀代を節約するアイデアがセコくておもろい。


 白鳥さんの 2 席はどちらも初めて聴きましたが、いつもながら変さが強烈ですね。とくに「アジアそば」の方は出てくるのが変なインド人ですから、いくらでもおかしくなれそう。
 遊方さんの方は「葬マッチ・トラブル」が初で、こっちはセコさが遊方さんらしかったです。「あほーりーらぶ」の方は進化しててビックリ。楽屋に来てた桂あやめさんから熱いアドバイスを受けたそうです。まだまだ進化するかも!?!?

 最後にふたりでごあいさつされてましたが、「次は古典特集にしようか?」ってな話になってました。これもたのしみですね。

遊方 FOR YOU!
三遊亭白鳥 公式ホームページ

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