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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2008/12/18 @高津の富亭

【噺家による噺家の日常話】

  • 遊方・染弥 《ごあいさつ》
  • 林家染弥 「時うどん」
  • 月亭遊方 「GORO」 (作:月亭遊方)
  • 《トーク》


 今時やない手書きのチラシが強烈なインパクトで、遊方さんと染弥さんによるトーク企画。事の発端は 染弥さんのブログ に詳しく掲載されています。
 どれくらい入るかまったく予想できなかったんですが、開演直前までどんどんお客さんが増えて 40 人近く入ってました。女性率高し!


 まずは会主のふたりでオープニング。出てきたときからテンション高い遊方に、染弥はやや引き気味。遊方が染弥に「落語はふたりとも 10 分以内。早よトークしたいから」指示し、観客にも「トークがメインですからアンケートに『もっと落語を観たかった』とか書かないように」と注意。「ここは《和民》と思ってください」とも。最初からおもろい。

 まず染弥が「羽織も着ずに出てまいりました。急ぎ噺に掛かります」と、街で見かけた酔っぱらいのエピソードでほぐしてから「時うどん」へ。トントントンとスピーディー。こまかい工夫があちこちにあって、「うどんが 3 本しかない」とボヤく喜六に清八の「初めから 6 本じゃ」がおもろい。最後は銭の勘定を失敗しまくってスッカラカンになるめずらしいサゲ。

 遊方の「GORO」は田舎の喫茶店を訪れた大阪人が他の客の云い間違いに突っ込みたくて仕方なくなってしまう噺。手拭いをトーストに、扇子をバターナイフに見立てる所作が、なんだか新しい。SMAP の稲垣吾郎を稲垣雀三郎と間違えたり、「まだ稲垣雀五郎の方が近いわ」とツッコんだりがツボ。途中、肝心なセリフを云い間違えてしまい、巻き戻して演り直すと云う荒技も。

 メインのトークでは私服に着替えて、ゲストに桂あやめ、桂三金、笑福亭たまを迎えて 5 人で。前日の『育っちゃったらくご!』の反省会に始まり、地方営業でのエピソードや失敗談、再現コント風に高座でスベッたときの言い訳や楽屋風景なども。とにかくおもしろい。
 一応段取りは考えていたようだが、思い出したネタをどんどんしゃべるもんで、用意していたメニューはほとんど消化できずだったよう。それでも 1 時間半以上、たっぷり大笑い。


 とにかくトークがおもしろく、あっと云う間に 2 時間が過ぎていました。たまにはこんなんも良いですね。この内容で前売り 1,500 円はお値打ちです。
 みなさん時間さえあればまだまだおもしろエピソードが出てきそうで、とくに遊方さんはしゃべり足らんと云う感じでした。遊方さんは「第 2 回はできるかどうか‥‥」と云われてましたが、観客の反応も良かったですし、第 2 弾も期待できそう。トークの詳しい内容については書けませんので、気になる方はぜひ次の機会に。

遊方 FOR YOU!
林家染弥は今夜も HAPPY

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