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福楽の底力

2008/12/19 @天満天神繁昌亭

  • 桂阿か枝 「千早振る」
  • 桂福楽 「田楽喰い」
  • 桂きん枝 「孝行糖」
  • 桂福楽 「尻餅」

※ Vol. 17


 徐々に入りが薄くなってきてて心配してたんですが、1 階席が 8 割ほど埋まって 2 階席にもお客さんが。7~8 人ほどの団体さんが何組かこられてましたが、忘年会代わりなんかも。


 トップの阿か枝は軽いマクラから「千早振る」を心地良い口跡で。基本構成はそのままに、大坂相撲で名を馳せた竜田川が江戸相撲で立身出世‥‥と、これは初めて聴く型で、ムリヤリ感が増しておもしろい。上手さが光る一席。

 ゲストのきん枝はマクラたっぷり。この会への出演依頼が昨年の 10 月だったそうで、14 か月後に満を持しての登場。
 落語はきん枝十八番(正確には三番)のうちより「孝行糖」。さすが淀みない語りでトントンと。横道へのそれ具合がたのしい。御番所から呼出状が届くくだりでは、きん枝ならではのクスグリが笑いを誘う。

 福楽の 1 席目は来年の会の予定を報告してから「田楽喰い」を。喜六の呆け加減が与太郎的で、「ナスビン」「キュウリン」の云い方がおもろい。終盤の立て板に水の云い立ては心地良く。
 2 席目はスッと「尻餅」へ。こちらは夫婦ともどものんきな感じで、福楽のニンに合った感じ。餅(尻)をつく音が軽快でたのしい。女房の「あと何臼?」に旦那が「あと 100 臼」で「んなあほな」なサゲ。


 福楽さんは軽めの 2 席と云った感じでしたが、それぞれ福楽風味を堪能。きん枝さんのマクラ(トーク)はやっぱりおもしろいですね。
 なにより、阿か枝さんの上手さを再確認。来年は要チェックです。

 福楽さんは来年、繁昌亭にて(ほぼ)毎月 27 日に会を開催するそう。次回 1 月 27 日(火)は『ホンマに福楽ひとり会?』を開催。おひとりで「子はかすがい」「おたのしみ」「リクエスト」の 3 席だそうです。

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