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復活!ひつまぶし南湖

2008/12/13 @お食事処「楽」

  • 旭堂南湖 『浪花侠客伝』より「木津勘助」
  • 旭堂南湖 『赤穂義士伝』
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「名探偵ホームズ 禿頭倶楽部」
  • 芦辺拓・南湖 《対談:講談あれこれ》


 名古屋の落語会のメッカ(?)お食事処「楽」が近々なくなると云うことで、南湖さんの復活企画へ行ってみることに。ひさびさの名古屋遠征です。
 綿密に行程計画を立ててたにも関わらず、起きたら予定便の出発時刻でいきなりアセりました。あわてて乗り換え検索しながら駅へ向かい、なんとか間に合う近鉄特急に乗り込んで一路、名古屋へ。
 初めて訪れた「楽」は住宅街にある居酒屋で、会場はその 2 階。36 畳の座敷の奥に本格的な舞台があり、なんとも演芸に向いた会場です。
 なんとかツ離れ。


 1 席目は「楽」の思い出をマクラに、『浪花侠客伝』から「木津勘助」を。材木問屋の旦那の淀屋十兵衛と百姓の勘助がひょんなことから付き合いをすることになる話。義侠心あふれる勘助に惚れた十兵衛の娘が嫁入りし、夫婦で貧しい人のために活躍する。やわらかい語り口でテンポも良く。

 2 席目は断酒会へ行ったときの話をマクラに、『赤穂義士伝』を。元禄 12 年の亀井能登守と吉良上野介の確執に始まり、元禄 13 年の岡部美濃守に対する吉良の刃傷未遂、元禄 14 年の吉良に対する浅野内匠頭の松の廊下での刃傷沙汰、そして内匠頭の切腹。元禄 15 年 12 月 14 日の吉良邸討ち入りまで、主要な事件を網羅。討ち入りは矢頭右衛門七のエピソードで厚みを持たせ、たっぷり 1 時間の長講。
 とくに松の廊下や討ち入りは緊迫感があり、降り積もった雪をサクサクサク‥‥と踏み締めて、山鹿流陣太鼓をドーンドーンドンドンドン‥‥と打ち鳴らしながらの討ち入りの場面は秀逸。

 中入りを挟んでの 3 席目はシャーロック・ホームズの「赤毛連盟」を、明治期になじみのなかった赤毛を禿頭変えて翻案された「禿頭倶楽部」。基本プロットはそのままに、あちこちに笑いを交えて。

 最後に芦辺拓を迎えての対談。長講『赤穂義士伝』について、聴衆に代わって素朴な質問をいろいろ。


 講談 3 席と対談でたっぷり 2 時間を越える会に。長講『赤穂義士伝』は聴いてみたかったんで、名古屋まで行った甲斐がありました。

正直南湖

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