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平穏亭 桂あさ吉お噺会

2008/12/14 @Gallery HAY-ON-WYE

  • 桂福丸 「狸の賽」
  • 桂二乗 「はてなの茶碗」
  • 桂あさ吉 「書割盗人」

※ 第 8 回


 年の瀬にあさ吉さんでほっこり癒されようと‥‥と云うわけでもありませんが、あさ吉フリークのおたのしみ会へ。この日は 15 人ほどの入り。
 チラシに「討ち入りの日に何かが起こる!‥‥予感」との煽りが入ってて、席亭も開演前のごあいさつで「きょうは討ち入りの日と云うことで、もしかしたら趣向を凝らしてくれているかも」と楽屋に向かってえらいプレッシャーを。


 福丸はこれまで師匠の福團治の前でしか観たことなかったが、この日は若手ばかりの会と云うことでリラックスしている様子。「桂福丸」でウェブ検索した話、赤穂義士ゆかりの吉祥寺での「松の廊下ごっこ」の話、『水戸黄門』の話など、マクラがどれもおもしろい。
 「狸の賽」は子狸を助けてやるところからきっちり丁寧に。

 二乗は、席亭のムチャ振りに即座に対応して吉祥寺の話をした後輩の福丸に感心し、開演後に会場入りする予定だったのに出囃子の CD を持ってたあさ吉にツッコむ。
 「羽織を着て出る機会はあまりないので‥‥」と、大きめのネタで「はてなの茶碗」を。米朝一門の本寸法で、口跡も良く安心して聴いてられる。

 黒紋付きに袴で登場したあさ吉は「きょうは討ち入りの日ですが、だいぶ前のことですし、直接関係ないんで、触れずにいきたいと思います」と完全スルー。
 吉朝一門の忘年会でカニを捌きまくり、鍋奉行として腕を振るいまくった話を誇らしげに。利き手と逆用の出刃包丁を使うとカニは捌きやすいそう。さらに、何度か聴いた、そして何度聴いてもおもしろい入門秘話。「こんな話、平穏亭でしかできませんから」と、あさ吉ワールド全開のマクラたっぷり。
 「書割盗人」は全体的にザックリした印象。終盤の、つもりで暮らす男と盗人との攻防がたのしい。サゲは「鍵描いといてもらったら良かった」。


 高座もおもしろかったですし、客席に笑いも多く、ええ雰囲気の会でした。主任の人徳でしょうねぇ。
 あさ吉さんは英語落語の独演会が控えてるんで、今回はその試運転があるかと思ってましたが、1 席だけと云うことで日本語でした。マクラたっぷりであさ吉ワールドを堪能いたしました。

桂あさ吉@ブログ
Gallery HAY-ON-WYE

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