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三金・たま 誕生日二人会

2009/1/6 @common cafe

  • 桂三幸 「田中」 (作:セブンエイト)
  • 笑福亭たま 「初天神」
  • 桂三金 「奥野君のコンパ」 (作:桂三金)
  • 三金・たま・遊方 《トーク》
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「ドーベルマン刑事」 (作:笑福亭たま)
  • 桂三金 「寝床」


 この日は三金さんとたまさんの誕生日と云うことで、お客さんからおふたりへ続々とプレゼント。思惑どおり!?!?
 前日に届いたたまさんからの案内メールに《先着限定 60 名》とあったんですが、きっちりそれくらい入ってました。呂竹さんと笑子さんがお手伝いに、遊方さんが遊びにこられてました。


 トップの三幸は小咄披露。《宝くじ》と《歩きタバコ》の小咄はおもしろいのに、その前につかみ損ねててウケが半減。
 落語はセブンエイト作品の「田中」。携帯電話に登録された田中がどの田中なのか、田中に訊いて思い出そうとする噺。「可能性をさぐっとったんや」の繰り返しがおもしろい。

 たまは「マクラは苦手なんで、落語だけして一生を終えたい」と云いつつも、上方落語協会の総会の話から某噺家のエピソードでガッチリ笑わせる。
 「初天神」はやや言葉の多い場面が気になるも、独自のクスグリや構成が効果的。息子と隣の男のやり取りにはまた手が入ってややマイルドに。飴屋、みたらし団子屋と店を流す間に父親も上機嫌になり、自ら凧を買って夢中で凧揚げ。たっぷり。

 三金は年賀状の話をマクラに「奥野君のコンパ」を。自身の経験をもとにデブネタ満載。最近のネタ(最近始めたレコーディング・ダイエット)や、定番のマジックにバルーンアート(リクエストでリス)も。

 当初、トーク・コーナーは予定してなかったそうだが、遊びにきていた遊方の提案で急遽追加。巨体の三金といっしょに狭い高座に座って、たまはビビりまくり。最初こそ三金とたまの二人だったが、たまが呼び出して私服の遊方と三人で。打ち上げでの注文の仕方や、すき焼きの具材の切り方について、観客アンケートなんかも交えて。最後は三金と遊方の小芝居で爆笑。

 中入りを挟んで、たまの「ドーベルマン刑事」は、新米刑事がドーベルマンを相棒にするベテラン刑事のもとに配属される噺。かなり繰られて展開もスッキリ。

 トリの三金は「寝床」をきっちり丁寧にたっぷりと。気の悪い人間が出てこない、三金ならではのやわらかい雰囲気が心地良い。


 遊方さんが遊びにこられたおかげでサプライズのトーク・コーナーが実現し、お得感がありました。結局、トークでは遊方さんの話ばっかりしてたようにも思いますが、おもしろかったんで OK です。
 落語は三金さんもたまさんも、新作は軽快に、古典はたっぷり。この組み合わせはなかなか良いかも。今年は注目の三幸さんもおもしろかったですし、お得な会でした。

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