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新春林家一門顔見世興行

2009/1/12 @天満天神繁昌亭

  • 林家染吉 「阿弥陀池」
  • 林家卯三郎 「湯屋番」
  • 林家染左 「つぼ算」
  • 林家うさぎ 「ふぐ鍋」
  • 林家染二 「素人浄瑠璃」
    ―― 中入り ――
  • 林家染雀 「宗論」
  • 林家花丸 「たいこ腹」
  • 《三曲万歳》

※ 楽日


 整理券をもらうべく 16 時過ぎに繁昌亭へ行くと丁度昼席がハネた頃合いで、前であやめさん(となごみちゃん)とたまさんが繁昌亭福袋の売り子をされてました。
 楽日も大入り満員です。


 染吉はマクラを振らずに「阿弥陀池」を。構成にちぐはぐな部分が感じられるも、肩の力が抜けた語り口になったのは進歩かも。ただ、そうなるとイントネーションが気になる場面がチラホラ。

 卯三郎は酪農大学時代のおもしろエピソードいろいろから弟子修行、居候とうまくマクラをつないで「湯屋番」へ。風呂屋の仕事を紹介された若旦那が「女湯? 女湯?」と過剰反応するのがおもろい。その後の妄想もたのしい。

 染左は軽いマクラから「つぼ算」を。人物のメリハリも明瞭で、あいかわらず上手さが冴える。

 うさぎは花丸と出番位置を交代して。マクラをいろいろと振るも、落ちてるかどうか微妙なラインで観客の反応も微妙。「ふぐ鍋」もあっさり過ぎる感じ。

 逆に染二はあいかわらず濃ゆい。マクラから飛ばして観客をグイグイ引っ張ってから「素人浄瑠璃」へ。浄瑠璃の会に誰も来ないことがわかって旦那がキレるところまで。

 中入りをはさんで、染雀は手の陰陽について実演を交えて解説してから、故・林家染語樓に付けてもらったと云う「宗論」を。キリスト教かぶれの息子が抜群にハマってる。

 落語のトリは花丸。染太の気の遣い方がおかしいと云う例を紹介してから、気を遣う商売つながりで幇間の出てくる「たいこ腹」へ。幇間の調子の良さは一級品。鍼を打たれたと思って先に死んだタマと再会してる様子がおもしろ過ぎ。

 大喜利の三曲万歳は、染丸、染二、染左が小鼓、うさぎが締太鼓、染雀、山澤由江が三味線、林家和女が胡弓を演奏しながら、まずは『仮名手本忠臣蔵』から落語の「質屋芝居」や「七段目」でおなじみの場面を曲に乗せて。そのあとは小咄や謎掛けなど。いずれも仕込み芸ながら、にぎやかでたのしい。


 この日も 3 時間近くに。落語は充実、最後の三曲万歳もなかなかたのしかったです。

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