« 7 時だョ! 8 人集合 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 1 月席 »

名探偵ナンコ よみがえれ!探偵講談

2009/1/25 @本遇寺

【ファイナル】

  • 旭堂南湖 「蝿男」 (原作:海野十三)
  • 田辺駿之介 「村越茂助」
  • 旭堂南湖 「魔術師」 (原作:江戸川乱歩)
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「双子の犯罪」 (原作:初代・快楽亭ブラック)
  • 南湖・芦辺拓 《対談:『名探偵ナンコ』を振り返って》

※ 第 44 回/最終回


 第 50 回までと云われていた『名探偵ナンコ』ですが、急なことですが諸々の事情で前倒しの最終回に。
 受付に南左衛門門下の南舟さんと南斗さんのおふたりがおられました。入りの方は 20 人弱。記念品として、来場者に シャープペンシル がプレゼントされました。南湖さんと同い年だそうです。


 南湖の 1 席目は、2001 年にこの会を始めたときのことや、今回で最終回とした思いなどを、マクラ代わりにいろいろと。最初は探偵講談を演る会として年 1 回くらいの開催を考えていたが、第 1 回の客席にいた芦辺拓の後押しで隔月開催となったそう。
 「蠅男」は「魔術師」とならんでもっとも口演したネタだそう。鴨下ドクトルの屋敷の暖炉から発見された焼死体と、資産家の玉屋家に送り付けられた蠅男と名乗る者からの脅迫状。意外な展開‥‥と云うより、荒唐無稽と云っても良い展開。途中、断酒の話に脱線しつつ、たっぷり。

 特別ゲストに東京から、余興の仕事でたまたま堺へきていた田辺駿之介が一席。ちなみに、仕事はカラオケ大会の司会だったそう。
 しゃべり始めは「大丈夫か?」と心配してしまうほどの押し出しの弱さだが、ネタに入ると凄まじい勢い。この落差がおもしろい。徳川家康の家臣・村越三十郎が失敗を続けて出世を重ね茂助と名乗るようになる「村越茂助」をたっぷり。

 南湖の 2 席目は「魔術師」。諏訪湖畔で休暇する明智小五郎のもとへ警視庁から救援要請が入り、東京に向かった明智が上野で誘拐される。資産家・徳田氏に起こった奇怪な事件。時間を前後しつつ語りつぐも、これからと云うところで時間に。

 中入りをはさんで、南湖の 3 席目はネタ下ろしの「双子の犯罪」。フランス革命の頃、男爵が厩別当の格好をしてイギリスへ難を逃れる。そこで出会った百姓の娘と結婚し‥‥と云う話。ヨーロッパが舞台だが、登場人物は日本名。2 月の『講談毎日亭』へ向けての大いなる予告編。

 最後は南湖と芦辺拓との対談。これまでの『名探偵ナンコ』を振り返りつつ、今後の展望も。探偵講談は今後も演るとのことで、『名探偵ナンコ』自体も充電期間ののちにタイミングが合えば復活させるかも、とのこと。


 南湖さん 3 席に特別ゲストの駿之介さんの口演もあって、ファイナルは 2 時間半を越えるたっぷりの会となりました。芦辺先生は来阪機会が減ってちょっと残念そうでしたが、やはり南湖さんご本人の意向が尊重されるもんでしょうから、これはこれで仕方ないですね。
 打ち上げにも参加したかったんですが、翌日に出張を控えてたんで断念残念。

 約 40 本の探偵講談は南湖さんの財産になるでしょうから、今後も育てていってほしいと思います。

正直南湖
芦辺倶楽部
Shunnosuke Style

|

« 7 時だョ! 8 人集合 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 1 月席 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24187/43857956

この記事へのトラックバック一覧です: 名探偵ナンコ よみがえれ!探偵講談:

« 7 時だョ! 8 人集合 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 1 月席 »