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花花寄席

2009/2/21 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 桂さろめ 「東の旅・発端」
  • 桂三四郎 「子ほめ」
  • 林家染弥 「辻占茶屋」
  • 小泉エリ 《マジック》
  • 桂あやめ 「義理ギリコミュニケーション」 (作:桂あやめ)
    ―― 中入り ――
  • シンクタンク 《漫才》
  • 桂坊枝 「火焔太鼓」


 この日は米朝一門会の『田辺寄席』、こごろうさんがトリの『さやかミニ落語会』ともギリギリまで迷ったんですが、最終的に『花花寄席』をチョイス。噺家さんの組み合わせも良く、テレビでおなじみの小泉エリちゃんも舞台を一度観てみたかったんで。
 前日の昼に前売り券を買ったんですが、この時点でようやくツ離れした程度。開演の頃には 40 人弱って感じでしたが、開演後もぼちぼちこられて 60 人ほどに。おばちゃんの団体や東京からの若い団体もいて、生の落語は初めてと云うお客さんが 8 割ほどで、繁昌亭の昼席のような客層。


 まずはさろめが毎度おなじみの開口 0 番で「東の旅・発端」を。空中の一点を見つめてタタキと口上に集中。表情が硬くて所作もほとんどなく、緊張感漂う高座。演ってる本人はもとより、観てる方も修行のよう。

 三四郎はマクラをいろいろ振るも、客を掴みかねて苦戦。着物の裾をからげて真っ赤な下穿きを露わにして、コンビニ前にたむろするヤンキーの風体を実演。
 「子ほめ」は歳を若く云う部分に絞った短縮版だが、ちょっと言葉を抜き過ぎな感じ。

 染弥の登場に「待ってました!」の声が掛かる。この高座のみ KBS ラジオの収録があるとのこと。なのにいきなり云い間違えて演り直したりも。
 「辻占茶屋」は事前にネタ指定されてたか、しっかり繰られて安定感抜群。ただ、初心者には下座とのやり取りなどで場面を想像しづらかったかも。

 小泉エリは裾がキュロット風になった丈の短い和洋折衷の着物にロングブーツで登場し、ダンサー 2 人を従えてのマジック。3 人ともかわいい。
 金輪、ウサギの入れ替わり、物が通り抜ける鏡を披露。ありきたりなマジックも、ダンスとともに見せ方を工夫。

 中トリのあやめは『徹子の部屋』出演時のエピソードから、結婚した女性にとっての人生の先輩・姑との確執を描いた「義理ギリコミュニケーション」と、寄席で定番の流れ。繰られまくりでツボが多い。主婦層には共感の反応が。

 短い中入りを挟んで、シンクタンクの漫才。なかなか席へ戻ってこない客をゆるトークでつなぎつつ、タンクがデブのつらさをボヤくネタへ。軽妙なテンポで客席もハジケる。

 トリの坊枝は笑いが多かったシンクタンクの漫才を羨ましがりつつ、ここまでの出番の噺家批評。軽い毒がおもしろい。
 美術品の目利きの小咄をマクラに「火焔太鼓」を。道具屋の夫婦喧嘩が堂に入ってて、とくに女房のキレ加減が秀逸。


 観客の反応が堅めで噺家さんは苦戦されてましたが、個人的には十分楽しめました。とくにトリの坊枝さんの熱演が良かったです。シンクタンクも思ってた以上におもしろくて、小泉エリちゃんもかわいかったですし、あいかわらずお得な会でした。

花花寄席日記
ヨシモト∞ホール OSAKA

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コメント

生エリちゃん見たいです。

投稿: やせ男 | 2009.02.22 22:57

■ やせ男 さん
エリちゃん、次の『花花寄席』出演は 3/28(土)の予定ですよ。

投稿: わさび | 2009.02.22 23:40

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