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千成温泉寄席

2009/2/19 @千成温泉・男湯脱衣場

  • 桂ぽんぽ娘 「桃太郎」
  • 桂三幸 「ふぐ鍋」
  • 桂雀太 「天災」


 セブンエイト のメンバーによる落語会へ。地下鉄四つ橋線「花園町」駅より西へ徒歩 10 分弱、鶴見橋商店街のなかの風呂屋《千成温泉》の男湯脱衣場が会場。これまでにも何回か開催されてるようです。
 入りはもうちょっとでツ離れと云う感じ。近所のおっちゃん・おばちゃんが集まりました。


 トップのぽんぽ娘は、日本昔話の小咄いろいろから幼稚園での落語会のエピソードへとマクラをつないで「桃太郎」へ。母親が息子を寝かし付ける型で、息子に「演ってみな」と云われた母親が「あんたは私の師匠かい!」と云うツッコミがおもしろい。時事ネタの中川財務・金融相辞任を織り込んだり。

 三幸が登場するなり、客席のおばちゃんが電話で近所の友達を呼び出したり、客席から高座の三幸に話し掛けたり、散漫な雰囲気に。
 なんとかマクラを振って空気を変えてから落語へ。新作かと思いきや、意外にも季節ネタで「ふぐ鍋」を。林家の型がベースのようで、シンプルながら三幸テイストがしっかり。ふぐ鍋の味見をしない大橋さんに旦那が「あんたんとこの息子の就職、いまからでも取り消せるけどなぁ」と脅したり、「大橋さん、いっとこて」と促したり。イントネーションが気になる場面もあるが、大橋さんの幇間気質もしっかり出てて、旦那とのメリハリに。

 トリの雀太はマクラたっぷり。あれこれ 30 分近くしゃべってたかも。何度か聴いた話がほとんどだが、提出の仕方が上手く、何度聴いてもおもしろい。
 イライラしてる人の話や、師匠の会の打ち上げで子どもにイラッとした話から、短気な男が出てくる「天災」へ。短気が相手の眉間を指しての「ここだ、バーン!」や、心学の先生が手紙を読みながら短気の顔をのぞき込む仕草など、おもしろポイント多し。メリハリと安定感が抜群。


 開演後も、電話で呼び出された方とか、ちょっとずつお客さんが増えて、最終的には見事にツ離れ。
 3 席で 1 時間半ちょいと、ほど良いヴォリューム。雀太さんとぽんぽ娘さんは先日の 『ミロー寄席』 と違うネタを聴きたかったところですが、三幸さんの「ふぐ鍋」と云う拾い物もあり、これで予約 1,000 円なら納得です。
 ただ、会場が風呂屋の脱衣場と云うことでか、足元がかなり寒かったです。それと、高座を組んだ一角が薄暗く、ちょっとしたものでも舞台照明があればなぁ‥‥と思いました。予算的に難しいんでしょうけど。

 終演後、会場を出ると小雨がパラパラ。それでも満足して心地良く家路に。

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コメント

いつも楽しく拝見させていただいてますhappy01

三幸さんの「ふぐ鍋」ですが、書かれているアレンジは、
三幸さんにお稽古をつけられた文華さんのものですね。
そこに目を付けて(?)お稽古を頼まれた三幸さんのセンスはさすがですがshine
オリジナルの文華バージョンも、機会があればぜひご覧下さいsun

投稿: しぐれ | 2009.02.25 03:02

■ しぐれ さん
なるほど、三幸さんの「ふぐ鍋」は文華さんの型でしたか。
道理で、良く出来てたワケです。:o)
どちらも吉本ですし、顔を合わせる機会も多いでしょうから、文華さんの高座をソデで観た三幸さんがお稽古をお願いしたのかもしれませんね。
とくに旦那が「いっとこて」と云うところが、三幸さん独特の軽さと相まってツボでした。
機会があればオリジナルの文華さんの高座もチェックしたいと思います。
お知らせありがとうございます。

投稿: わさび | 2009.02.25 15:20

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