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ゆるりふたり こごろう・花丸の旅館落語会

2009/3/19 あい粂旅館

  • こごろう・花丸 《対談:ふたりにおたより》
  • 桂ひろば 「子ほめ」
  • 桂こごろう 「夢八」
  • 林家花丸 「あくびの稽古」

※ 2 ゆるり目


 久しぶりにこごろうさんの雨男ぶりを感じつつ、天満の旅館へ。50 人くらい入ってええ感じの満員に。女性率高しです。


 まずはこごろうと花丸の対談から。観客からのおたより(前回公演時に観客から集めたもの)を読みつつあれこれ。《車に命名してください》から、前世の話や祖先の話へ。
 《10 年後の自分の姿》の話題からは、この日の新聞で報道されたこごろうの南天襲名について。襲名自体はうれしいが、こごろうと云う名も気に入ってるのでさみしさも。なによりマクラの「てでろうではありません」が使えなくなるのが残念、とも。
 こごろう曰く「54 歳の花ちゃん(花丸)は、軽いおっさんになってるやろなぁ」。花丸自身は落語「電話の散財」に出てくる旦那みたいになりたいそう。

 落語はひろばから。今年 2 月にタイ・ベトナムを旅行したときに知り合った名古屋の男性が、ひろばの落語を観にきてくれたそう。それまでは頻繁に連絡をくれてたのに、その落語会以降は連絡がパッタリ途絶えたとか。
 「そのとき演ったネタを演ります」と「子ほめ」へ。赤ん坊のほめ方が習ったときと実地で違ってたりしたが、おおむねネタはきっちり入ってる印象。それでも笑いが起こらないのは、会話の構成や間、クスグリの提出の仕方が悪いと思われる。

 こごろうはマクラに《天才ひろば君》のおもしろエピソードを。「(干支の)子はなんや?」「(干支の)子(ネェ)はネコです。‥‥あ、ネコは巳(ミィ)です」「(落語がウケたのは)事実です! 事実無根です!」「ベター・ベスト・ベーテスト」等々、何度聞いてもおもしろい。
 「夢八」は後半も気味悪くなり過ぎず、こごろうらしいドタバタ風味に。

 花丸は 18 歳の女の子が弟子志願にきた話から。閉店間際の喫茶店で話を聞くも、まわりの OL からは援助交際のように見られていたそう。とりあえず見習いとして付けることにしたが、いろいろと大変そうなことがうかがえる。
 「あくびの稽古」は手を入れまくった花丸版で、稽古好きの男の稽古事遍歴にも工夫がふんだんで、御欠伸稽古処は《売りゃせん家》の《微笑流》。あくびの師匠は能書きで深みを出しつつ「○○ですゾ」の口癖でキャラも強い。さらに進化していることに驚愕。


 ほんわかした雰囲気で笑いもたっぷりと、満足度の高い会になりました。
 とくに花丸さんの「あくびの稽古」は以前観たときに進化を感じたんですが、さらにヴァージョン・アップしててびっくりでした。ますますたのしみな噺家さんです。

 次回は 7 月 3 日(金)の予定です。

さかいひろこ works

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