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東西師弟笑いの喬演

2009/3/28 @ワッハホール

【昼の部】

  • 桂吉坊 「祝いの壺」
  • 笑福亭三喬 「欲の熊鷹」
  • 柳家さん喬 「幾代餅」
    ―― 中入り ――
  • 柳家喬太郎 「午後の保健室」(作:柳家喬太郎)
  • 笑福亭松喬 「天王寺詣り」

【夜の部】

  • 内海英華 《女道楽》
  • 柳家喬太郎 「粗忽長屋」
  • 笑福亭松喬 「崇徳院」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭三喬 「べかこ」
  • 柳家さん喬 「柳田格之進」

※ 第 6 回


 三喬さんと喬太郎さんの《喬演》も 6 回目。今回は東京でもおこなわれた、それぞれの師匠を迎えてのダブル親子《喬演》です。チラシに昼夜で演目が変わることが記載されてたんで、通しで。
 もちろん満員で、補助席も出る盛況。そう云えば、笑福亭生喬さんもお手伝いにこられてました。


 昼の開口一番は吉坊。みほ企画でおなじみの巨大座布団に小柄な吉坊が座ると、その大きさが際だつ。ちょっと汚い「祝いの壺」をサラリと聴かせる。

 夜は英華の女道楽が露払い。幕開きで色物はかなり珍しいが、今回の顔付けではここにしか入れられないか。板付きで登場し、小唄、端唄、都々逸など、粋なところを。

 三喬は昼に「欲の熊鷹」、夜に「べかこ」と、めずらしいところを。マクラで笑わせ、本編でやわらかくたのしく聴かせる感じ。

 喬太郎の昼の「午後の保健室」は主催者からのリクエストとのことで、短いネタゆえマクラたっぷり。喬太郎ならではのキャラで笑わせる。
 夜は「楽屋で《さんきょう》がややこしい」とボヤいて「粗忽長屋」を。自分の死体を見に行く男を違和感なく。

 松喬は昼の「天王寺詣り」、夜の「崇徳院」と、意外に軽く演った印象。

 さん喬の登場に「待ってました!」の声が掛かった昼は「幾代餅」で、花魁と商家の奉公人とのおめでたい噺をたっぷりと。
 夜は「たいへん重い噺で‥‥」と断ってから「柳田格之進」を。侍と商家の旦那との笑いどころのない噺ながら、観客をグイグイ引き付けてたっぷり。


 この日はさん喬さんの「柳田格之進」のための会だったと云えるではないかと思います。おそらく主催者からのネタ指定で、松喬さんもそれに花を添えるように軽めに演られたんではないでしょうか。とにかく充実した 1 日でした。

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