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坂口修一二人芝居 さようなら、大林さん(芝居のタイトルではありません)

2009/3/11 @in→dependent theatre 1st

作:岸田國士 「命を弄ぶ男ふたり」

作:原野貴文 「snow to fine (雪のち晴れ)」

演出:サシマユタカ
出演:坂口修一、大林剛士
音響:児島塁(Quantum Leep*)
照明:児嶋博之


 坂口修一さんとは T∀NTRYTHM 時代の朋友で、大学の 1 年先輩でもある大林剛士さんが俳優を辞めて田舎の岡山へ帰られると云うことで、お節介な坂口さんが引退公演を緊急企画。二人芝居の 2 本立てを 2 日間公演で、楽日の方に行ってきました。
 広くない空間に 100 人ほど入って満員に。


命を弄ぶ男ふたり
 某日未明、線路脇で逡巡する眼鏡の男と、包帯で顔を覆った男が出会う。眼鏡の男は俳優で、自身の根も葉もないスキャンダルを苦にして亡くなった妻の後を追うつもりだと云う。一方、包帯の男は化学者で、実験時の事故で顔がただれても受け入れてくれるフィアンセに対して心苦しく思い、いっそ死んでしまおうと決意したと云う。‥‥
 眼鏡の俳優を大林が、包帯の化学者を坂口が演じる。「どちらが先に死ぬか?」と云う命題に対し、時間が経つにつれて徐々に方向が逆転するおもしろさ。包帯で表情がうかがえないことなどものともしない坂口の表現力に脱帽。

snow to fine (雪のち晴れ)
 パーティーの準備をするクロスメディア・クリエイターのもとに、高校時代の同級生で世界中を放浪している男が訪ねてくる。ムサい放浪男を追い出したいクリエイターと、なんやかんやとしつこく居座ろうとする放浪男。話題は高校時代の同級生でクリエイターの妻のことに。‥‥
 クリエイターを大林が、放浪男を坂口が演じる。主客逆転のおもしろさ。大林が笑ってしまったりカミカミだったりはご愛敬。最後はハッピー・エンドで心地良い。


 1 時間弱の作品 2 本立てで、公演は約 2 時間。2 回のカーテン・コールでは客席から大林さんの引退を惜しむ声も。
 準備期間が短かったこともあって、完成度としてはまだまだ上をめざせそうな印象でしたが、十分にたのしめました。とくに坂口さんはヴァージョン・アップした感じ。今後もたのしみです。

坂口修一 Official Website
坂口修一の日記

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