« テオ・ヤンセン展 新しい命の形 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 3 月席 »

新作台本まつり 噺の息吹き

2009/3/23 @池袋演芸場

【落語協会新作台本作品集】

  • 三遊亭玉々丈 「手紙無筆 USA」 (作:三遊亭圓丈)
  • 林家きく麿 「金明竹(博多弁)」
  • 林家正雀 「皿留」 (作:林家正雀)
  • 三遊亭白鳥 「金のキョロちゃん」 (原案:松川朝子)
  • ペペ桜井 《ギター漫談》
  • 柳家小ゑん 「夏の縁側」 (作:小林未於)
  • 三遊亭丈二 「極道のバイト達」 (作:三遊亭丈二)
    ―― 中入り ――
  • 三遊亭亜郎 「金さん銀さん」 (作:三遊亭圓丈)
  • 夢月亭清麿 「バスドライバー」 (作:夢月亭清麿)
  • 柳家小菊 《粋曲》
  • 柳家喬太郎 「東京タワー・ラヴストーリー」 (作:武藤直樹)

※ 第 3 回


 東京遠征最終章は初めての池袋演芸場へ。各線池袋駅からほど近いんですが、ぐるぐる迷ってしまいました。
 開場 30 分前くらいに到着しましたが、すでに 10 人ほどの列が。開場の頃には 30 人くらいの列になって「スワ、満員か!?!?」とか思ったんですが、キャパ 100 人ほどの会場に 60 人くらいの入りでした。まぁ平日の昼の寄席ってこんなもんなんでしょうね。
 お目当ては喬太郎さん、白鳥さん、丈二さんあたりで、ほかはぺぺ桜井さんくらいしか観たことありません。新作の会で、知らない噺家さんがほとんどでしたが、池袋演芸場へ行ってみたかったのと、これで 2,000 円なら安いかなと思って。行ってから喬太郎さんがトリとわかりました。ラッキー!


 玉々丈、きく麿はまずまず。新作の会らしいゆるい雰囲気がただよう。

 正雀は古典と云われてもわからない擬古典。心地良い。

 白鳥になぜか貫禄を感じてしまう。新作台本コンクールの応募作品のなかからいちばん変なタイトルのを選んだら、内容がぜんぜんおもしろくなくて 99 % 書き換えたそう。前向きな貧乏神がたのしい。

 ペペ桜井は年齢からか、以前より活舌が悪くなったような‥‥。

 小ゑんは祖父と孫の噺でほっこり。後半の SF な展開が意外。

 中トリの丈二はヤクザがアルバイトだったら‥‥と云う噺。関西弁に微妙なところがあるも、某妻らの映画よりはかなりまとも。

 以前から気になってた亜郎はミュージカル落語ではなく、師匠の圓丈の作品。老姉妹の噺で、この手のネタは笑福亭仁智や桂かい枝も手掛けているが、作りやすい?

 清麿はバスの運転手と無賃乗車の男とのやり取りの噺。独特のテンポが良さそうな感じだが、いかんせん声量不足で伝わってくるものが少ない。

 小菊は「新作の会になぜ私が‥‥」と疑問に思いつつ都々逸や小唄の粋なところを。

 トリの喬太郎は、ホームの寄席の出番と云うことでか、これまで観たなかでいちばんリラックスした雰囲気。満員だった鈴本演芸場での林家三平襲名披露興行に出てからこちらへきたそうで、客席を見渡しつつ「あんなのは寄席じゃない。これが本当の寄席ですよ」とたのしそう。
 出会い系サイトで知り合った青森の女の子が東京に出てくると云うんで、彼女が行きたいと云う東京タワーへ案内する噺。導入部の会社の先輩・後輩のやり取りで「古典演ってもいいですか?」「ダメだろ、新作の会なんだから」「できると思って楽屋入ってからさらったら全然できなくて」と、半分マジな感じのギャグも。ちょっとサイコな展開のラストまでたっぷり。


 14 時に始まって 17 時過ぎに終了。新作の会で満足できるのか、正直ちょっと心配だったんですけど、白鳥さん以外はどれも繰られたネタだったんで安定感もあり、思ってた以上にたのしめました。寄席で観る喬太郎さんや白鳥さんも良いですね。

 2 日間の過密スケジュールもこれにて終了‥‥と思いきや、買い物で原宿へ走ってから東京駅へ。まぁアホですわ。

池袋演芸場
(社)落語協会

|

« テオ・ヤンセン展 新しい命の形 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 3 月席 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24187/44462233

この記事へのトラックバック一覧です: 新作台本まつり 噺の息吹き:

« テオ・ヤンセン展 新しい命の形 | トップページ | 桂三風 25 周年独演会 3 月席 »