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文楽 4 月公演

2009/4/12 @国立文楽劇場

【国立文楽劇場開場 25 周年記念】

  • 寿式三番叟ことぶきしきさんばそう
  • 通し狂言 義経千本桜よしつねせんぼんざくら
    • 初段
      • 堀川御所の段
    • 二段目
      • 伏見稲荷の段
      • 渡海屋・大物浦の段
    • 三段目
      • 椎の木の段
      • 小金吾討死の段
      • すしやの段
    • 四段目
      • 道行初音旅
      • 河連法眼館の段

※ 第 114 回


 今回は国立文楽劇場開場 25 周年記念と云うことで開場記念公演と同プログラムとなっているそうです。注目は『義経千本桜』の通し狂言で、落語ファンには落語「猫の忠信」の元ネタで有名な演目です。
 通しで観るために日曜日の公演を取りましたが、いつもどおり昼はほぼ満員、夜は 8 割入りって感じ。とくに今回は第 2 部(『義経千本桜』三段目以降)は終演が 21 時を過ぎるため、日曜日の公演は敬遠されるのかもしれません。


 いつもは開演前におこなわれる三番叟も、今回は『寿式三番叟』として本舞台で賑やかに。桐竹勘十郎の操る三番叟の片割れがコミカルで笑いを誘う。

 『義経千本桜』は通し狂言と云うことだが、初段の前半は省略。時間の都合もあろうが、鼓の由来を端折ってもええの?との素朴な疑問。
 ここでも狐忠信を操る勘十郎が大活躍。「伏見稲荷の段」では舞台を駆け回って狐から忠信への早替わり。「河連法眼館の段」では早替わりに加えて宙乗りと、獅子奮迅ならぬ狐奮迅。
 個人的には、本筋と直接関係のない三段目は抜いても良いかと思うも、人情味あふれる展開と、落語「七段目」で引用される「常が常なら梶原が‥‥」の台詞もあり、やはり落語ファンとしては必修!?!? 四段目の、「道行初音旅」の切なさと華やかさ、「河連法眼館の段」の外連のダイナミズムに圧倒される。


 本公演はとにかく「勘十郎さんがスゴい!」に尽きると思います。あんなん観たら「勘十郎さんがおられるあいだはなんでもできるんちゃう?」とみな思うんじゃないでしょうか。幕見で四段目だけでも十分たのしめると思いますので、お勤め帰りにでも寄ってみてください。(幕見に関しては劇場へお問い合わせを)

 本公演は 4 月 26 日(日)までです。

国立文楽劇場

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