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花花寄席

2009/4/25 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 林家染太 「手水廻し」
  • 月亭遊方 「飯店エキサイティング」(作:月亭遊方)
  • おしどり 《音曲漫才》
  • 林家花丸 「千早振る」
    ―― 中入り ――
  • 桂かい枝 「野ざらし」
  • 桂坊枝 「火焔太鼓」

※ 第 55 回


 朝からあいにくの雨で心が折れそうになりましたが、顔付けも私好みですし、なにより前売り券を買ってるんで、気力を振り絞ってミナミへ。
 この日は DVD の収録があったんですが、天気のせいで当日券の伸びが悪かったか、入りは 50 人くらい。老人会の団体客が 20 人ほど入ってましたが、どうも招待客だったようです。
 普段なら前方はパイプ椅子が 3 列ほどですが、この日は 5~6 列ほど用意されてました。後方のひな壇席とのあいだには映像収録用カメラが 2 台。
 開演前に若手漫才コンビの十手リンジンによる前説あり。と云っても、諸注意のみでしたが。収録用にネタ出しされてましたが「変更があるかも」とのアナウンス。


 トップの染太はネタ出ししていた「軽業」から「手水廻し」に変更。相変わらず大げさな表情で、笑いの記号としてわかりやすい。

 遊方は某スーパーでの攻防や町の中華料理店でのおもしろエピソードでガッチリつかんでから「飯店エキサイティング」へ。喧嘩の絶えない夫婦経営の中華料理店の噺。喧嘩の様子もさることながら、丼がなくてタッパーに入れて出したり、客に対する適当な扱いがおもろい。

 おしどりは最近ベタなリアクションを多用してて、これがまたおもしろい。おしどりミュージカルは「鶴の恩返し」で、リクエストはせんとくん。

 中トリの花丸はガッツリ手の入った花丸版「千早振る」。「千早振る、ハッ! 神代も聞かず、ウリャー!」に始まって、浪曲になったり歌劇になったり。最後にいたこが出てきてバカバカしさも最高潮に。

 中入りを挟んで、DVD 収録のためか漫才はなしで、かい枝の「野ざらし」。骨を釣ろうと云う男の脳天気さがぴったり。

 トリの坊枝は「前で後輩にウケられると自分の幸せがちょっとずつ減ってるような気がして‥‥」とボヤき、師匠の文枝の思い出話から骨董の話へとマクラをつないで「火焔太鼓」へ。古道具屋の女房のイラつき加減が強烈で、ヘナヘナになる後半もおもしろい。


 『花花寄席』が初めてってお客さんも多かったですが、みなさんええ感じでウケてました。実際、高座からも気合いが感じられましたし、良い会だったと思います。
 毎回ラジオ用に録音されてるんで普段から気は入ってると思いますが、この日は映像収録もあるってことで、とくに得意ネタを持ってきてガッチリって感じでした。どんな感じでパッケージ化されるのかたのしみです。

花花寄席日記
ヨシモト∞ホール OSAKA

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