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神田愛山 35 周年記念独演会 in 大阪

2009/5/29 @薬業年金会館

  • 旭堂南海 「山内一豊と千代」
  • 旭堂南左衛門 『寛政力士伝』より「越の海勇蔵」
  • 神田愛山 『次郎長外伝』より「飯田の焼討ち」
  • 神田愛山 「最後の瞬間」(原作:結城昌治)


 久しぶりに大阪での愛山先生の独演会は、30 人を超える入り。落語会でお見かけするお顔もチラホラあって、お客さんも少しずつ定着してきてる感じがします。


 南海は開口一番「神田愛山 35 周年、酒乱を克服して 20 年」。
 「山内一豊と千代」は、市で名馬を見抜くも手持ちがない一豊に妻の千代が工面してり、手に入れた馬とともに一豊が織田信長の前で流鏑馬やぶさめの妙技を披露する話。千代の内助の功と、流鏑馬の緊迫感がさすがで、随所に笑いも交えて。

 南左衛門は久しぶり。最近の相撲界での外国人力士の活躍をマクラに、『寛政力士伝』より「越の海勇蔵」を。小兵の勇蔵を自ら故郷へ帰るよう仕向けるため、柏戸は勇蔵に稽古を付けず下働きだけでしごく。勇蔵はとうとう力士になることをあきらめるが‥‥。
 最後にはおなじみ谷風や雷電も登場して大団円。丁寧な語り口でわかりやすい。

 愛山はまず ラジオデイズ で 6 月 2 日(火)より音源が配信されることを、時折ボヤキを交えつつ告知。
 1 席目は柳家喬太郎にも教えたと云う侠客物で、『次郎長外伝』より「飯田の焼討ち」。次郎長の手下が因縁の連中と一触即発。威勢の良い啖呵がなんとも心地良い。

 つづけての 2 席目は、結城昌治作品から「最後の瞬間」。早朝、貨物列車に飛び込み自殺を図ろうとする男と、それを止めた男。止めた男はスクープを求めるフリーのカメラマンで、自殺を図った男に「次の特急列車に‥‥」とすすめる。一度、マクラでダイジェストを聴いたように記憶するが、その後の展開がなんともブラック。


 相変わらず独特の空気感を醸し出される愛山先生でした。定期的な会がお客さんの定着にもつながると思いますから、年に数回は来阪公演を継続していただきたいところです。

 次回来阪時はほぼ同期の南左衛門さんとの二人会になるそう。そちらもたのしみです。

愛山の話芸ドットネット

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