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今池末広亭講談会 南湖十番勝負

2009/5/6 @今池 玉寿司 末広の間

【笑福亭たま・旭堂南湖 二人会】

  • 旭堂南舟 『太閤記』より「角屋船の由来」
  • 笑福亭たま 「火焔太鼓」
  • 旭堂南湖 『赤穂義士銘々伝』より「中山安兵衛、高田馬場十八人斬り」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「近日息子」
  • 旭堂南湖 『難波戦記』より「真田の入城」

※ 第一番


 名古屋で南湖さんの会がスタート。南湖さんとゲストの二人会形式になるようです。初回のゲストは、玉寿司の大将が店名にちなんでぜひにと、たまさんを指名されたそう。
 玉寿司へは初めてうかがいましたが、建物の 3 階の 32 畳の座敷に 20 人ちょっとのお客さん。途中から大将も客席に来られてました。


 まずは南舟が露払い。緊張のためか、自己紹介もせずに語り始める。徳川家康が干し鰯を積んだ船の底に隠れての関所越え。終盤はなかなかの緊迫感。

 たまはこの日「時うどん」と「くっしゃみ講釈」を予定していたそうだが、たまを観たことのある観客が多く、名古屋で演ったことのない「火焔太鼓」に変更。マクラ代わりにショート落語を新旧織り交ぜて、ここから観客の反応は良い。たまアレンジの強い「火焔太鼓」もツボツボでしっかりウケる。

 しっかりあったまったところで南湖が、派手な花柄のカーテン生地の着物で登場し、まずは十番勝負に向けての所信表明。母の日の話や波照間島の話、ゴールデン・ウィークの東京遠征での話など、いろいろと話題をつなぎ、唐突に中山安兵衛の話へ。そのなかでも山場中の山場、高田馬場の決闘のくだりを。序盤は笑いを交えつつ、ぐず安あるいは呑兵衛安とよばれた安兵衛がカッと目を見開いて高田馬場へ駆けつける場面は圧巻。

 中入りを挟んで、たまの 2 席目は S 企画の N 社長の云い間違いのおもしろエピソードをマクラに「近日息子」を。云い間違いを謝らない男にキレる男に焦点を絞った演出で、テンション高い。

 トリの南湖の 2 席目は、花粉症から逃れるために行ったラオスの話から、唐突に真田幸村の話へ。阿呆のふりをしている幸村のヌケ具合がたのしく、終盤で真の姿をあらわした幸村の様子を描写した修羅場読みが心地良い。


 南湖さんはたっぷり、たまさんは二人会ながら講談会のゲストと云うことでリラックスした風で、おふたりの良いところが上手い具合に出た会でした。なのにお客さんが少なめだったのがもったいなかったですねぇ。大将には宣伝に力を入れていただきたいと思います。

 次回は秋頃に開催の予定です。

正直南湖
今池落語倶楽部
今池 玉寿司

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