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月亭会

2009/5/31 @アークカルチャースタジオ

  • 月亭八方 《ごあいさつ》
  • 月亭八斗 「色事根問」
  • 月亭方正 「宮戸川」
  • 月亭遊方 「葬マッチ・トラブル」(作:月亭遊方)
  • 月亭八方 「住吉駕籠」

※ 第 10 回


 久々の『月亭会』は、会場が 5 階のカーペット敷きのフロアーから 6 階の石敷きのフロアーに移動。履き物を脱ぐ必要がなくなって楽になりましたし、靴袋のガサガサ音もなくなってグッドです。
 入りは定員の 80 人分が完売とのことでしたか、インフルエンザの影響で若干キャンセルが出てたかもしれません。


 まずは恒例の八方の前説。開演前に出てくることもあるが、この日は定刻スタートで、笑いを交えつつ番組案内を。
 この日が初舞台となる八斗に対して「お客さんから無作為に 6 人選んで、今後を決めてもらおうかと」と、裁判員制度にひっかけて。「○はありません。×か△で」とフォローも。

 八斗はごく簡単な自己紹介からネタへの入り方に躊躇するも、ネタの「色事根問」に入ると声もしっかり出てて、テンポ良くきっちり《十評判》まで。《四芸》では蛍踊りに加えて自動車踊りが入るのはめずらしい。八方の台本か?

 方正は絶対ウケるツカミで笑わせてから、マクラ代わりにテレビにまつわるあれこれ。ぶっちゃけトークはライヴならでは。
 「宮戸川」は舞台を大阪に移して。所作が適当で、お花が東京帰りと云うのも中途半端な気はするが、お花が半七を追いかける場面でスローモーションになったり、演出のおもしろさが光る。お花半七の幼少期を回想するサゲは方正のオリジナルかも。そのサゲに掛かる場面が携帯電話が鳴るも、なんとか持ち直して。

 遊方はドあつかましいおばちゃんのエピソードいろいろをマクラに、自作の「葬マッチ・トラブル」を。祖父が亡くなった家族と葬儀屋とのやり取り。ムチャな家族がなんでも向かいの後家さんの世話になるところがツボ。

 八方は八斗の初舞台に安堵したり、最近の話題をいろいろと話しつつ、ネタ選びで逡巡してるよう。
 江戸時代の貨幣価値や駕籠屋の商売形態について簡単に紹介してから「住吉駕籠」へ。全体にザックリした印象もあるが、心地良い口跡が笑いを誘う。酔っ払いのくだりでは汚い場面はカット。駕籠屋が酔っ払いの折り詰めを包み直して懐に入れる場面で、折り詰め(に見立てた手拭い)を左手に持って入れるあたりに芸の細かさが垣間見られる。


 丁度 2 時間ぐらいで、充実の会になりました。とくに文三さんの襲名の会で途中までだった八方さんの「住吉駕籠」をサゲまで観られて良かったです。
 八斗さんはイマドキの若者って感じですが、初舞台としてはなかなかしっかりした高座でした。兄弟子も個性的な面々ですから、刺激を受けつつ修行に励んでいただきたいと思います。

 次回は 7 月 24 日(金)です。

アークカルチャースタジオ

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コメント

初めまして。
こちらの、ブログにはよく訪問させていただいてます。ネタの感想などもわかりやすく楽しみにしております。
先日、文の里の月亭会で、他の方が「山葵さん」と呼ばれていたので、えーーーブログの山葵さん???と一人心の中で盛り上がっておりました。
何度か、他の落語会でもお見かけしておりました。
落語の事はよくわかっておりませんが、八方氏の追っかけをしておりますので、これからも、山葵さんの解説を参考に参加しようと思っております。

投稿: 345 | 2009.06.11 07:26

■ 345 さん
あまりにあちこち行くもんで、徐々に面が割れてますね。:o)
私も八方さんは昔から好きで、追っかけと云うほどでもありませんが、できるだけ観に行くようにしています。
師匠の可朝さんもおもしろいですよ。

投稿: わさび | 2009.06.11 18:25

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