« “夢”露の新治寄席 | トップページ | 講談毎日亭 皐月一週間 »

らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2009/5/14 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 笑福亭生寿 「兵庫船」
  • 桂こごろう 「仔猫」
  • 笑福亭生喬 「愛宕山」
    ―― 中入り ――
  • 生喬・こごろう 《対談:夕焼け日記》


 この日は出張でまったくあきらめてたんですが、思わず会議を中座することができて、ひさびさに出張先から直行。
 今回はハメモノ入りの日でしたが、相変わらず入りは 30 人ちょっと。


 開口一番の生寿は「兵庫船」。国の訊ね合いでは州づくしに川づくし、言葉遊びでは鼠づくしに謎掛けと、珍しいところもいろいろ入って 20 分超。

 こごろうの「仔猫」はこの日が 2 回目の口演で、たしかにカミカミの場面もちらほら。それでもこごろうらしく細部に手を入れ、怖さ・妖しさのなかにも全体にやわらかい雰囲気。

 生喬はいつものように最近の日常話をマクラに「愛宕山」を。幇間の一八・茂八が兄弟分と云うことや大坂でのしくじりを加えて、噺を立体的に。傘を手に崖を飛び降りた一八が我に返って「金!金!」と強欲な様が秀逸。

 中入りを挟んで、対談コーナー。
 生喬は「兵庫船」を桂春若に付けてもらったそうで、生寿には前座で時間調節に使えるよう、そっくり伝授したそう。
 こごろうの「仔猫」は桂枝雀の音源をもとに独自に覚えたそう。最後の女子衆が告白する場面の演出について、五代目・笑福亭松鶴や笑福亭由瓶の例も紹介して考察。
 生喬の「愛宕山」については、幇間の演出についてあれこれ。以前、生喬が「愛宕山」を演ったときのアンケートに「幇間に見えませんでした」とあったと紹介すると、こごろうは「その人も幇間、見たことないと思うで」。


 今回は 3 席ともたっぷり。とくに生喬さんの「愛宕山」が秀逸。相変わらず充実した会で、これで 1,200 円ですから、お値打ちですね。

 次回は 6 月 23 日(火)です。

|

« “夢”露の新治寄席 | トップページ | 講談毎日亭 皐月一週間 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24187/45015219

この記事へのトラックバック一覧です: らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会:

« “夢”露の新治寄席 | トップページ | 講談毎日亭 皐月一週間 »