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NIGHT HEAD 第 2 章

2009/6/15 @common cafe

  • 笑福亭喬介 「三人旅」
  • 笑福亭たま 「青菜」
  • 桂雀太 「天狗さし」
  • 笑福亭たま 「書割盗人」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま (手術の噺)(作:笑福亭たま)


 繁昌亭でレイトショーとして開催していた『深脳落語会 NIGHT HEAD』が、会場を common cafe に移して『NIGHT HEAD 第 2 章』としてリニューアル。すでに何回か開催されてますが、会場を移してから初参戦です。
 お客さんは 40 人ちょいくらい。開演が 19 時半と遅めなこともあるかもしれませんが、たまさんの common cafe での会はこれくらいの入りで定着してきてるのかも。


 開口一番の喬介はニコニコと「三人旅」を。噺に入るなり、いきなり呼び名を間違えて、以降はピリッとしない。それでも喬介独特のニンと云うかフラと云うか、なんともたのしい雰囲気。

 たまの 1 席目は最近の出来事をマクラに、あちこち手を入れたことを前置きしてから「青菜」を。夏の庭の情景をこまかく描写したり、仕込みを追加したり、たしかにかなり手を入れてあり、そのため全体に硬い印象。最後は押し入れのなかでグッタリした植木屋の女房が物も云えず、植木屋が「『鞍馬から牛若丸が出でまして名も九郎判官』云わんかい!」とせかすと、フラフラの女房が「あぁ‥‥義経、義経」でサゲ。

 雀太は、とある会でネタ選びを間違えた話や、 なにわ探検クルーズ で修学旅行の生徒相手に苦戦した話など、マクラたっぷり。いつもながら話のもっていきようが上手く、かなりおもしろい。
 「天狗さし」は雀太で何度か観てるが、天狗を捕まえようと云う男の脳天気さがええ感じ。天狗の居所をたずねられた男が思わずつぶやく「アホか? アホなのかオマエは?」がツボ。

 たまの 2 席目は「書割盗人」。つもりで暮らす男が近所のおハナ(犬)を女房のつもりにしてるのがおもしろい。終盤の盗人とつもり男との格闘がマンガ的なのはたまならでは。

 中入りを挟んで、たまの 3 席目は新作ショート落語から。「イスラム教の飲み物」がツボ。
 新作は手術の噺。診察から始まって、いきなり手術に。医者がボケて患者がツッコむ形で、小品ながら、とくに後半はたたみ掛けるようなクスグリの連続でおもしろい。ただ、痛いのが苦手な人にはキツいかも。


 終演は 22 時前。相変わらずたまさんの会は開演が遅くてもたっぷりです。
 今回のたまさんの新作は、上手くふくらめば残りそうな印象でした。それよりも「青菜」が好印象。繁昌亭昼席あたりで繰り返し口演すれば、今季中にきっちり固まるんじゃないでしょうか。
 この会での新作ネタおろしは今回か次回で一旦小休止で、テーマや方向性が見つかったらまた再開するそうです。そうなると、たまさんの新作は『できちゃったらくご!』で、ってことになりそうですね。とは云え気まぐれなたまさんのことですから、唐突に新作が出てくるかも。要注意。

 次回は 7 月 13 日(月)です。

らくごの玉手箱

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コメント

はじめまして、おじゃまします。
雀太さんの「天狗さし」私のツボは、鞍馬の村人が「天狗さんの居るところかえ、それはな・・あんた、本気で聞いてなはんねんな」と念押しして教えてあげるところでした。2回目の体験でしたが、ここを聞かんが為に観に行きましたeye
それと、たまさんの新作、局部麻酔の間違いも、女ながらすけべな私には爆笑でした。
わさびさんのブログ、いつも楽しみにしていますhappy01

投稿: うえみち | 2009.06.22 12:22

■ うえみち さん
たしかに「あんた、本気で‥‥」のセリフもおもしろいです。
雀太さんはちょっとしたセリフのチョイスのセンスが良いですね。
たまさんの局部麻酔は、‥‥麻酔するときの方が痛そうです。:o)

投稿: わさび | 2009.06.22 22:12

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