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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2009/6/1 @高津の富亭

※ 第 4 回


 早くも第 4 回を迎えた『うちわ話』ですが、今回は特別にアルコール持ち込み OK で、まさにコンセプトの《居酒屋『和民』の座敷》の雰囲気。会場に入ると、舞台スペースにテーブルが置かれ、缶ビールがたっぷり用意されてました。
 お客さんは 40 人ほど入ってました。


 今回は、大学中退の月亭遊方と林家染弥が、元 NHK 記者の林家竹丸と元獣医の林家卯三郎をゲストに迎え、輝かしい経歴について聞くと云う趣向‥‥とは表向きで、裏テーマが竹丸が酔っ払ってただのエロ親父になる様子をたのしもうと云う企画で、実はゲストの卯三郎も仕掛人。楽屋に来ていた桂三金、笑福亭たま、桂三幸、林家市楼をサラッと紹介してから、乾杯でスタート。
 まずは竹丸の得意分野である政治・経済の話題を振り、竹丸にいろいろしゃべらせる。しばらくして遊方に電話が掛かってきて、友達の女性が来ると云う。その女性のタイプがもろ竹丸で‥‥と云う、かなり出来過ぎた展開で、竹丸もやや警戒気味。

 途中、楽屋の面々も呼び込んで、恒例の小芝居コーナー。染弥はこの会を始めたことで小芝居ネタが 100 本を超えたそう。卯三郎を相手に、思わず「えっ!?」と云ってしまう瞬間をいろいろ。卯三郎の的確なリアクションとたまのフォローがナイス!

 その後もモテモテの竹丸が“スーダラ節”を歌ったり、女性と一緒に写真を撮ったり、仕込みを疑いつつもノリノリ。
 そんな竹丸を尻目に、なんとなくすねてる遊方。染弥がツッコむと遊方がキレて口喧嘩に発展し、しまいには遊方が舞台を放棄して楽屋へ。追いかける染弥と卯三郎。竹丸と女性だけが残されるも、楽屋では遊方が大声で暴れている様子。恐がる女性と、二人残されて対処に困惑する竹丸。
 と、ここで遊方らが「大成功」のプラカードを持って登場。遊方は「これ『大成功』って書いたけど、失敗やわ」。


 今回は短時間で竹丸さんを酔わせなければならないと云う課題と、遊方さんと染弥さんが喧嘩すると云う大芝居もあり、仕掛けに気を取られ過ぎて消化不良の感は否めませんでした。正直、2 時間枠では無理がある仕掛だったと思います。
 ただ、トークや小芝居はいつもながらおもしろかったです。いろいろ試行錯誤しながらトーク企画を模索するのも OK だと思います。

 ちょっと気になったのが、噺家さんにしゃべり掛けるお客さん。トーク・イベントとは云え、観客が演者に絡む・話しかけるってのはどうなんでしょうね。演者からの問い掛けなんかがあった場合は別として、観客はあくまでも舞台上の演者から提示されるものをたのしむべきでは?と、個人的には思います。

 次回は 7 月 30 日(木)です。ゲストに桂文三さんを迎え、襲名にまつわる本音を引き出すことに挑戦するそうです。

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コメント

またまたお邪魔いたします。
私はうちわ話には参加してませんが、山葵さんのご意見に賛同!
小さな寄席などは、客席と一体になっていいと思うのですが、そこで、観客側がなぁなぁ的になってしまうのはどうかと私も思います。演者との距離も大事かなと。
文の里の月亭会でも、噺中に写真を撮ったり、オチを先につぶやいたり、携帯が鳴ったり・・・・
とう~ん。と思う事が多々で、ちょっと不愉快になる事もあります。
すみません。。。。なかなか周りに落語について話せる者がいなくて、ついつい・・・・・・
またお邪魔したします。

投稿: 345 | 2009.06.17 12:06

■ 345 さん
とくに『月亭会』ではしゃべるおばちゃんが多いですね。:o)
もっとも、八方さんの会では昔からそんな感じでしたけど。
自宅の茶の間・リビングにいてる感覚なんでしょうね。

投稿: わさび | 2009.06.17 22:05

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