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笑福亭福笑独演会

2009/6/5 @大阪厚生年金会館・大ホール

【還暦奮闘篇】

  • 笑福亭たま 「近日息子」
  • 笑福亭福笑 「代脈」
  • 桂三象 《三象おどり》
  • 笑福亭福笑 「油屋金兵衛」(作:笑福亭福笑)
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭福笑 「当世雇用事情」(作:笑福亭福笑)

※ Vol. 24


 年に一度の福笑さんの大阪厚生年金会館での独演会も、大ホールに移って今回で 3 回目です。
 1 階席は横方向に 5 ブロックに分かれてますが、真ん中 3 ブロックはほぼ埋まるも、左右のブロックはほとんど空席。2 階席にもお客さんは入ってたようですが、3 階席を除いても 6 割ほどの入りでしょうか。


 開口一番のたまはゲストの三象のエピソードをマクラに「近日息子」を。云い間違いを謝らない男に対してキレる男のテンションがやたら高く、それをたしなめる男も云い間違ってさらにキレる。ここらのかぶせ具合がたまならではでおもしろい。

 福笑の 1 席目はマクラでこの日の入りや新型インフルエンザについてあれこれボヤいてから「代脈」へ。福笑ならではの言葉遊びがあちこちにトッピング。代脈に行った見習いが羊羹を 1 本丸ごと食べつつ「今年の恵方は?」。診察を始めて「おっきなおっぱいや!」。進むにつれて福笑テイスト全開。

 ゲストの三象は自虐ネタたっぷりから、得意の踊りを川中美幸の“二輪草”で披露。もちろんフルコーラスで。

 福笑の 2 席目は自作の擬古典「油屋金兵衛」。ケチの金兵衛から金を借りようと云う噺で、借りに行った二人の男の「ここや!」「そこや!」がたのしい。

 中入りを挟んで、福笑の 3 席目は、還暦を迎えたが「落語界では若手!」と高らかに宣言し、そんな自身を投影したような「当世雇用事情」へ。定年退職した男がビル清掃会社へ再就職する噺。らしい言葉遊び満載で、そんななかにもニートに対する強烈なメッセージが。


 内容的には文句ないんですが、やっぱり会場が落語とミスマッチな気がします。最前列でも高座との距離がかなりあり、残響が多くてエコーが掛かりまくり。箱が大きくなればなるほど、ここらの調整は難しくなると思います。
 それと、笑いがどっかへ吸い込まれていくような印象を受けました。たしかに満席に近くなれば笑い声がうねると思いますが、いかんせん今回くらいの入りだと仕方なかったかも。
 もっとも、これらは私自身の体調とかも関係してると思いますが。

 今回の入りは福笑さんも気にされてたようですから、これから 1 年の奮闘で次回はもっと入りが増えることを期待します。
 と云うか、次回の会場はどうなるんでしょうね。

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