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夏休み文楽特別公演

2009/7/19 @国立文楽劇場

【国立文楽劇場開場二十五周年記念】

【第 1 部 親子劇場】

  • 五条橋ごじょうばし
  • 文楽へのご案内
  • 化競丑満鐘ばけくらべうしみつのかね
    • 箱根先化住居の段

【第 2 部 名作劇場】

  • 生写朝顔話しょううつしあさがおばなし
    • 宇治川蛍狩りの段
    • 明石浦船別れの段
    • 浜松小屋の段
    • 嶋田宿笑い薬の段
    • 宿屋の段
    • 大井川の段

【第 3 部 サマーレイトショー】

  • 天変斯止嵐后晴てんぺすとあらしのちはれ
    • 第一 暴風雨
    • 第二 窟の中
    • 第三 浜辺
    • 第四 森の中
    • 第五 元の窟の中
    • 第六 元の森の中
    • 第七 元の窟の中

※ 第 115 回


 夏休みの文楽公演は 3 部構成で、とくに第 1 部は子ども向けに比較的わかりやすい演目があります。しかも今年は第 3 部にシェイクスピア作品が用意されてて、ちょっと毛色が違いますね。
 1 日かけて通しで観ましたが、第 1 部はほぼ満席、第 2 部は 9 割入り、第 3 部は 7 割入りって感じでしょうか。土曜日と云えど、やっぱり文楽は昼間の方が入ってます。


 第 1 部は『五条橋』から。牛若丸と弁慶の立回りで、ストーリーがわからなくてもたのしめる演目で、華やか。
 『文楽へのご案内』は、簡単な解説から体験コーナー。今回は 3 人遣いではなく 1 人遣いで簡単な立回りを。小学生の奮闘ぶりは、観ててもたのしい。
 『化競丑満鐘』は、妖怪がいろいろ出てきて単純な話かと思いきや、世話物の様相。ストーリーはやや無理があるものの、ろくろ首がとにかく見もの。

 第 2 部の『生写朝顔話』は世話物。「嶋田宿笑い薬の段」では、毒薬を飲まそうとして逆に笑い薬を飲まされてしまう、なんともおマヌケな展開。おもしろいが、笑い話で済まされるのか?との疑問も。
 最後はちょっと良い展開。死人が出ないのは、文楽としてはめずらしいかも。

 第 3 部の『天変斯止嵐后晴』は、シェイクスピアの『テンペスト』が原作。緞帳が上がると三味線方がずらりと並び、三味線と琴の演奏で「暴風雨」を表現。これはなかなかの演出。
 ザックリ云うと「国政の絡む兄弟喧嘩」で、方術(魔術)やら妖精やらが登場し、なんとも不思議な雰囲気。ただ、舞台が森林や洞窟で絵的に暗く地味な印象。最後はあっさり和解してハッピーエンド。


 第 1 部と第 3 部は約 2 時間、第 2 部は約 4 時間で、入替えや休憩を含めて約 10 時間の公演でした。相変わらず長い‥‥。
 やはり第 2 部が良かったと思います。人間関係もさほど複雑ではなかったですし、初心者でも理解しやすい筋立てだと思います。第 1 部や第 3 部は、内容は理解しやすいと思いましたが、めずらしい演目と云うことでマニア向けな印象でした。

国立文楽劇場

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