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花花寄席

2009/7/11 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 笑福亭笑助 「時うどん」
  • 桂あやめ 「コンパ大作戦」(作:桂あやめ)
  • もりやすバンバンビガロ 《ジャグリング》
  • 笑福亭鶴笑 「梅次郎物語」(作:笑福亭鶴笑)
    ―― 中入り ――
  • ストリーク 《漫才》
  • 桂坊枝 「船弁慶」

※ 第 68 回


 この日はあやめさんに鶴笑さんが出演で、トリが坊枝さんの「船弁慶」と、なかなかの好番組。それでもお客さんは 30 人ほどと、チとさびしい入り。
 男女の若手コンビ・きらりんが前説。


 開口一番の笑助「時うどん」は二人ヴァージョン。前半にやや不自然さが感じられるも、後半はその不自然さが逆に笑いに。

 あやめはマクラで自身の落語との出会いを。六代目・笑福亭松鶴、四代目・林家小染、笑福亭福笑と云う、あとで考えると豪華な組み合わせの学校公演が初落語だったそう。
 「コンパ大作戦」は 30 代の女性が年齢を隠して年下の男性とコンパに挑む噺。繰れまくりで安定感抜群。

 もりやすバンバンビガロは初めて観たが、同じジャグリングも観客を使うと盛り上がる。

 鶴笑は開口一番「なんでこんなに少ないの?」。客をいじって引き込みつつ、保育園で演ったときの苦労話から、誰でも分かりやすい紙芝居を自作したと、紙芝居用の台を組み立て始める。
 「梅次郎物語」は昔話「桃太郎」のパロディの立体紙芝居。梅干から生まれた梅次郎がナマケモノとテングザルとサギをお供に鬼退治。パペット落語とは違い、独特のユルさが。

 中入りを挟んで、ストリークの野球漫才。生は初めてだったが、かなりおもしろくて 15 分があっという間。ネタがしっかりしてて、野球をさほど知らなくてもたのしめる工夫はさすが。

 トリの坊枝は自虐ネタから恒例の出演者評を。噺家だけでなく、ストリークやもりやすバンバンビガロについても。ネタ出ししていた「船弁慶」を演るか、もっと軽いネタを演るか、小学生の女の子にたずね、予定どおり「船弁慶」に。(彼女はただ「落語演って」って云ったように聞こえたが‥‥)
 その「船弁慶」は、とくに入れ事をすることもなく教科書的な構成だが、師匠の桂文枝を感じさせる口跡で、いかにも古典らしい風情が心地良い。大汗をかいての熱演をたっぷりと。


 どれを取ってもおもしろく、充実の会でした。ただ、お客さんが少なかったのが非常に残念で、しかも中入りで帰ったお客さんまでいて、なんとももったいなく思いました。

花花寄席日記
ヨシモト∞ホール OSAKA

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