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繁昌亭昼席

2009/7/26 @天満天神繁昌亭

  • 林家染太 「動物園」
  • 桂文鹿 「延陽伯」
  • 露の吉次 「一眼国」
  • 千田やすし 《腹話術》
  • 桂文昇 「二人癖」
  • 桂都丸 「宿題」(作:桂三枝)
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南海 「秀吉と利休」
  • 三遊亭圓丈 「新・がまの油」
  • 桂よね吉 「芝居道楽」
  • 桂雀三郎 「ちしゃ医者」

※ 第 148 週


 東京からのゲスト・圓丈さんをお目当てに繁昌亭昼席へ。日曜日は相変わらず大入り満員です。


 トップの染太は定番の「動物園」を、導入部をうまく端折ってコンパクトに。

 文鹿は観客を持ち上げつつ「延陽伯」を、こちらも風呂屋のくだりを抜いてコンパクトに。独特のやわらかさが心地良い。

 吉次は幽霊とお化けの違いをマクラに「一眼国」を、ごくごくコンパクトに。

 千田やすしの腹話術はヒカルちゃんといつもの“六甲おろし”を。

 文昇は電話の口癖などの軽いマクラから「二人癖」を軽快に。

 中トリの都丸は、ボケやツッコミが日常に浸透している大阪の特異性をマクラに、上手い流れで「宿題」へ。口慣れたもんで、初めて聴くようなクスグリも入ってたり、ツボツボで笑いがポンポンと。

 中入りを挟んで、南海が講談でご機嫌うかがい。講談解説のマクラから笑わせつつ、豊臣秀吉と千利休の話。秀吉のダメッぷりがなんともおかしい。

 ここでお待ちかねの東京からのゲスト、圓丈が登場。マクラは押したり引いたりの緩急でグイグイ客を引き付けて入った「新・がまの油」は、従来のがまの油売りの口上を披露してから「これが現代になるとちょっと違う」と現代版へ。くだらないギャグのてんこ盛りで、正直ベースのがまの油売りの「お詫びをして訂正を‥‥」がおもしろい。

 強烈なアクの圓丈のあとでやや演りにくそうなよね吉は、ゆるゆるっと空気を変えつつ、歌舞伎の大向うの解説から「七段目」を短く再構成した「芝居道楽」を。相変わらずクサさ満点。以前に聴いたときよりサゲがスッキリ整理されている。

 トリの雀三郎は、職業の話から医者の話へとマクラをつないで「ちしゃ医者」へ。赤壁周庵先生のおとぼけキャラがたのしい。時間を気にしてか、後半は割合あっさりと。


 お目当ての圓丈さんは、おもしろかったですねぇ。理屈っぽいマクラや本編でのクスグリの組み立てなど、大阪にはいないタイプです。(東京にもいないタイプかもしれませんが)
 この日は全体的に良い雰囲気で、トップからトリまで徐々に盛り上がる良い構成だったと思います。

天満天神繁昌亭

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