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可朝・福團治 二人会

2009/9/28 @天満天神繁昌亭

  • 桂福丸 「時うどん」
  • 桂福車 「代書屋」
  • 桂福團治 「蜆売り」
    ―― 中入り ――
  • 桂文福 《相撲甚句》
  • 月亭可朝 「算段の平兵衛」

※ 第 4 回


 1 階はほぼ満席で 2 階にも入る大入り。

 福丸のマクラは結構おもしろいのに、ネタの「時うどん」に入ると引き過ぎの感あり。丁寧なのは良いが、もうちょっと発散しても良いかも。後半はなかなか。

 福車の「代書屋」は春團治の型を、意外なほどオーソドックスに。

 福團治はいつもの自虐的マクラはやや短めに、四季折々の行商の売り声から「蜆売り」を‥‥って 第 3 回 と同じネタ!

 中入りを挟んで、飛び入りの文福が普段着に法被を着て登場し、いつもの流れで相撲甚句を。もちろん可朝や福團治を織り込んで。

 可朝は野球賭博やストーカーの話でつかんでから、念願の「算段の平兵衛」をたっぷりと。悪さのなかにもどこかゆるさがあり、なんとも心地良い語り口。庄屋の一件を上手く算段するも、その後の展開からサゲのくだりは初めて。


 「算段の平兵衛」のサゲについて。(以下、ネタバレ)

 役人にしょっ引かれた平兵衛が取り調べで拷問を受ける。口を割らない平兵衛に、その日はあきらめた役人が片肌脱いでいた着物を直すと、袂に入っていた小銭が転がり落ちて平兵衛の目の前に。それを見た平兵衛が「銭の顔見て云い方変えるのは薄情なようやが、一連の悪事はワシがやりました」。
 平兵衛が按摩師にゆすられ、どないなるんや?とドキドキしながら聴いてると、庄屋の一件での「銭の顔見て‥‥」を仕込みに使った上手いサゲ。

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コメント

こんばんは、やはり行かれてましたか(^^)。
私も遅刻してしまいましたが、福団治さんと可朝師匠には
間に合いました。今回はよしこめと重なっていたせいか
2階はポツポツ空席が。

さて、可朝師匠の「算段の平兵衛」は良かったですね。
私にとっても心待ちにしていたネタでそろそろ来るかな
思てましたので、思わずマクラでニンマリしてしまいました。
サゲについてですが、可朝師匠の創作でしょうか。米朝師の
ものではないし、最近はあのサゲ自体がやりにくくなって
ますからね。もし可朝師匠の創作ならこれはかなりの秀逸や
と思います。さすがですね。

投稿: 小文文 | 2009.10.03 22:59

■ 小文文 さん
この会に限らず、夜席は全体にお客さんが減ってます。
大阪近郊の「一度、繁昌亭に行ってみたい」ってお客さんが一巡して落ち着いたからでしょう。
「算段の平兵衛」は落とさずにナレーションでサゲるパターンが多いですよね。
弟子の八方さんも、按摩師にゆすられた平兵衛がいかなる算段を?と云うところでお時間、でした。
今回の可朝さんのはちゃんと落ちてますし、久々に初めて聴くワクワク感も味わえましたし、やっぱり可朝さんはあなどれませんね。

投稿: わさび | 2009.10.04 14:10

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