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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2009/10/31 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

【入門 10 周年記念 3 日間続き読み興行】

  • 旭堂南湖 『寛政力士伝』より「谷風と越の海」
  • 旭堂南湖 『上方名医伝』より「薮井玄意 天王寺屋の巻」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 『赤穂義士伝』より「赤埴源蔵・討入り」

※ 第 47 回 楽日


 最終日は 20 人強の入り。開演前に南斗が「三方ヶ原の戦い」を。

 1 席目はマクラで 文化庁芸術祭 について。参加したきっかけや願掛けの断酒、あるいは審査にまつわる裏話など。審査員は全員が初日に来場予定だったのが 1 人だけ 2 日目に来場することになり、ネタの構成変更を余儀なくされたそう。『寛政力士伝』は小兵力士の越の海のくだり。辛抱の末に夢がかなう話。

 2 席目の『上方名医伝』は、藪井玄意と金満家の天王寺屋とのくだり。疫癘の治療代として千両を請求された天王寺屋が、出し渋ったために玄意から訴えられる。奉行の裁きもあっぱれ。

 中入りを挟んで 3 席目の『赤穂義士伝』は、討入り前夜から当日に掛けて、赤埴源蔵の話を中心に。討入り大高源吾のエピソードを挟んだりも。たっぷり。

 審査員がいないことで、いつものゆるりとした普段の会の雰囲気に。最終日と比べると、2 日目もやはり妙な堅苦しさがあったことがわかる。


 次回は来年 1 月 8 日(金)。

正直南湖

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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2009/10/30 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

【入門 10 周年記念 3 日間続き読み興行】

  • 旭堂南湖 『寛政力士伝』より「谷風と佐野山」
  • 旭堂南湖 『上方名医伝』より「薮井玄意 大坂の巻」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 『赤穂義士伝』より「赤穂城明渡し・大高源吾」

※ 第 47 回 中日


 2 日目は約 20 人の入り。開演前に南舟が「三方ヶ原の戦い」を。

 2 日目はゆるりとした語り出しで開演。1 席目は入門 3 年目の年末に続き読みの会『南湖不落城』を催した話をマクラに『寛政力士伝』を。谷風七善行のひとつ、佐野山との情け相撲のくだり。心あたたまる話。

 2 席目はリンゴとアボカドのアレルギーが出るようになった話から『上方名医伝』を。京都の創生に愛想を尽かした藪井玄意は大坂へ。生活費を稼ぐために按摩となった玄意は、疫癘を治すことで評判となる。

 中入りを挟んで 3 席目の『赤穂義士伝』は大高源吾の話を。仇討ちのため、赤穂浪士が続々と江戸へ集まる。大高源吾が江戸入りするくだりを中心に。


正直南湖

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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2009/10/29 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

【入門 10 周年記念 3 日間続き読み興行】

  • 旭堂南湖 『寛政力士伝』より「谷風と雷電」
  • 旭堂南湖 『上方名医伝』より「薮井玄意 京都の巻」
  • 旭堂南湖 『赤穂義士伝』より「浅野内匠頭刃傷・切腹」

※ 第 47 回 初日


 今回は 10 周年記念特別興行の初日と云うことで 50 人を超す大入り。

 1 席目は、出だしからきっちり丁寧によそ行きの語り口。『寛政力士伝』は雷電の入門から初相撲ののちに張り手が禁じ手とされてしまうところまで。美味しいところをつまんでコンパクトに。

 2 席目はマクラで笑いを多めに取ってから『上方名医伝』を。尾張の名医・藪井玄意が医師として成長した養子の創生を訪ねて京都へ。最近よく掛けていたが、こちらもコンパクトに。

 3 席目は『赤穂義士伝』より、江戸城の松之大廊下にて浅野内匠頭が刃傷にいたり、即日切腹を申し渡される場面。時折笑いを交えつつ、電池が切れてきたか、やや噛み気味。赤穂の義士が決起して‥‥と云うところでお時間。

 最近よく掛けてたネタを再構成し、いずれもコンパクトにまとめ、中入りなしの 3 席で 75 分。今回は 文化庁芸術祭 参加と云うことで、結果も気になるところ。


正直南湖

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大正泉尾寄席

2009/10/27 @大正産業会館

  • 露の雅 「ん廻し」
  • 笑福亭たま 「時うどん」
  • 桂文三 「替り目」
  • 露の都 「初天神」

※ 第 1 回


 大正工業会 主催の会で、観客は入会企業の関係者が多かったような印象。120 席ほど用意した会場に 7 割ほどの入り。

 雅は初めて。おでん種の《竹輪麩》を《竹輪部》と思ってたって話から、言葉にまつわるネタで「ん廻し」を。きっちり稽古どおりの印象。《ん》にアクセントを付けてわかりやすく工夫。

 たまはマイクをオフにしてから、マクラで都のエピソード(いわゆる「裏みやこ噺」)とショート落語ベスト。「このポジションは笑わさないと」と、自らハードルを上げて「時うどん」を。その丼にどんだけうどん入ってんねんって食べっぷりと過剰なアクションがおもしろい。

 文三は自己紹介的な軽いマクラから「替り目」を。酔っ払いの亭主がより陽気な印象。女房がまだ酒の肴を買いに行ってなかったとわかるところまで。

 主任の都はいつものおばちゃんトーク(いわゆる「みやこ噺」)をたっぷり。無軌道っぷりがたのしい。
 「落後しますよ」と「初天神」を。いきなり間違えて演り直したりもあったが、いつもながら息子のキャラがぴったり。もうちょっとゆっくりしゃべればグッと良くなりそう。

 会場が広めで観客密度が低く、笑いがはじけなかった印象だが、これで 500 円はお値打ち。第 2 回の予定はまったくの白紙だそうだが、果たして‥‥。


大正工業会

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天神寄席

2009/10/25 @天満天神繁昌亭

【噺家ムービー『あなたのためならどこまでも』上映&落語会】

  • 噺家ムービー『あなたのためならどこまでも』予告編
  • 笑福亭瓶成 「いらち俥」
  • 月亭遊方 「オーサカ・シネマロケンロール」(作:月亭遊方)
  • 笑福亭福笑 「もう一つの日本」(作:笑福亭福笑)
    ―― 中入り ――
  • 噺家ムービー『あなたのためならどこまでも』上映
  • 《トークショー》

※ 第 35 回


 入りは 1 階席がほぼ埋まって若干 2 階席に流れる程度だったが、噺家が 2 階席に多数詰めかけてたよう。
 開演前に映画『あなたのためならどこまでも』の予告編。

 瓶成は自虐的マクラから得意の「いらち俥」を。10 分枠用に構成されてで、かなり繰られてる感じ。かなりコンパクトだが、独自の味がしっかり出てる。

 遊方はマクラで映画撮影時のエピソードを。撮影の合間に色紙を持って駆け寄ってきた少年から掛けられた言葉が「すいません、誰ですか?」。
 「オーサカ・シネマロケンロール」は、大阪のたこ焼き屋に東京から映画の撮影隊がくる噺。野次馬が《冷凍のサバ》にこだわるクスグリが新味。

 福笑はインフルエンザの話題からマクラをつないで「もう一つの日本」を。とある日本企業にアメリカ企業から提携の話が持ちかけられる噺。福笑らしい言葉の遊び満載。

 中入りを挟んで、映画『あなたの~』上映。約 1 時間。あらためて観ても、撮影から 2 週間ほどで完成した映画とはとても思えない仕上がり。

 最後にトークショー。参加者は、月亭遊方(凸風亭楽喜)、月亭八光(凸風亭楽好)、笑福亭瓶成(凸風亭楽居)の凸風亭一門に、桂あやめ(ラブホ受付/原作・脚本・監督・デザイン・大道具・小道具・持道具・衣装・着付け・結髪)と春野恵子(楽好の母)。映画撮影にまつわるあれこれを 30 分ほど。
 あやめによると、凸風亭一門は月亭一門をモチーフにし、師匠の楽駄は月亭可朝がモデルだとか。テレビを中心に活動する八光は、今回の撮影で初めて会った噺家がほとんどだったそう。途中から、めぐまりこ(メグマリコ改め)とコッコも参戦し、めぐまりこの改名秘話も。
 複数の事務所が絡んでるため商品化は難しいようで、上映機会を模索しているよう。続編への意欲も見せ、あやめが「募金箱、置いときましょか!」。
 劇中で楽喜(遊方)が歌っていた“W ブッキング ブルース”が CD 化されるとのこと。もともとヒロポンズ・ハイ用の曲のようで、遊方自身は恐縮していたようだが、スポンサーが現れたのだとか。こちらも期待!


天満天神繁昌亭

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福島月亭会

2009/10/19 @八聖亭

  • 月亭八方 《ごあいさつ》
  • 今藤政之祐 《長唄》
  • 月亭八光 「動物園」
  • 月亭八天 「替り目」
  • 千樂一誠・奈未 《舞踊》
  • 月亭方正 「猫の茶碗」
  • 月亭遊方 「飯店エキサイティング」(作:月亭遊方)
  • 月亭八方 「稽古屋」

※ 八聖亭プチオープン


 桂ざこばにつづいて、八方も稽古場を兼ねた自前の小屋をオープン。ひょんなことからお披露目の会へ潜り込めることに。
 場所は八方のお膝元の福島で、JR 福島駅から聖天通りを西へ 5 分ほど歩いたところ。テナントビルの 2 階で、キャパは最大 70 人ほど。落語のほか、舞踊や長唄の稽古場としても利用してもらう予定だそう。

 この日はトリの八方をのぞいて皆、持ち時間が 10 分とのこと。八方の挨拶につづいて、まずは八方の娘婿の今藤政之祐による長唄。高座番は八斗。

 八光は西川きよしのエピソードをたっぷりしゃべってから、「動物園」を 2 分半で。導入部をあらすじで語り、エッセンスを抜き出して。ぶれない語り口。

 八天は「替り目」をかなり刈り込んで。安定感はあるが、時間を気にしてか走り気味で、酔い方も足りない感じ。

 色物的に千樂一誠と千樂奈未が御祝儀舞。

 方正は一門でひとりだけ紋付袴姿で登場。持ちネタのなかで唯一 10 分で収まる「猫の茶碗」は、さすがに何度も高座に掛けてるだけにきっちりと。

 遊方の「飯店エキサイティング」も時間枠の都合で走り気味。おかげでワチャワチャ感は増加。

 八方は八聖亭のことをマクラに、逡巡してから「稽古屋」を半ばまで。云い間違いがあったりするも、やはり八方ならではの味わいがたのしい。

 短い持ち時間で次々に出てきて、約 1 時間半。正月の東京の寄席はこんなもんなんかも。なんとなく高座からウキウキ感が伝わってくる、そんな印象。
 客席は八方の身内が多いお披露目の会とは云え、会が進むにつれて携帯電話で写真を撮る客がどんどん増えてくるのはなんとも‥‥。

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繁昌亭昼席

2009/10/17 @天満天神繁昌亭

  • 笑福亭松五 「大安売」
  • 桂こけ枝 「始末の極意」
  • 桂楽珍 「ちりとてちん」
  • ナオユキ 《漫談》
  • 笑福亭円笑 「亀佐」
  • 柳家喬太郎 「井戸の茶碗」
    ―― 中入り ――
  • チョップリン 《コント》
  • 笑福亭仁嬌 「替り目」
  • 笑福亭達瓶 「狸の賽」
  • 桂あやめ 「サカイに一つだけの花」(作:桂あやめ)

※ 第160週


 松五、こけ枝、楽珍と、トントンと。

 ナオユキは 10 分くらいの枠の方が「もうちょっと!」と思わせて効果的。

 円笑は「めずらしい噺」と前置きし、サゲに関わる灸の話をしてから「強情灸」をマクラに「亀佐」へ。それでもわからない。

 中トリの喬太郎はスッと「井戸の茶碗」へ。序盤はパッとしない印象だったが、途中からグイグイと上り調子に。たっぷり。

 中入り後、チョップリン、仁嬌はなかなか。達瓶はもひとつ。

 トリのあやめは久々に「サカイに一つだけの花」を。花屋の店先にならんだいろんな花がしゃべる噺。脳天気なアマリリスや、アヤメに「あのひと、たいがい泥水飲んではる」の自虐ネタがツボ。ミニ台車を用意して、舞台袖から花がスピーディーに出てくる工夫。


天満天神繁昌亭

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桂三風 25 周年独演会 10 月席

2009/10/16 @天満天神繁昌亭

  • 林家笑丸 「ほうじの茶」
  • 桂三風 「地獄八景」
    ―― 中入り ――
  • 柳家喬太郎 「ハンバーグができるまで」(作:柳家喬太郎)
  • 桂三風 「祭り囃子が聞こえる」(作:清水幸浩/脚色:桂三風)


 2 階にも入ってほぼ満席。

 トップの笑丸はマクラをいろいろ振るも、時間をもてあましてかダラダラした印象。「ほうじの茶」は茶葉を焙じると望む人が出てくる噺で、芸人が登場して紙切りとウクレレ漫談でいつものバラード。ここらは笑丸らしいたのしさ。

 ゲストの喬太郎は地震の家族関係にまつわる自虐的マクラから、上手くつないで「ハンバーグができるまで」。基本プロットに沿って登場人物が勝手に動き出して、横道にそれすぎそうになると喬太郎本人が噺のなかへ修正に入ってくるような、そんな印象。

 三風の 1 席目の「地獄八景」はもちろん「地獄八景亡者戯」の前半、六道の辻あたりまで。時代設定を現代にするあたりが新作派のこだわりなのかも。
 2 席目の「祭り囃子が聞こえる」は、とあるニュータウンの町おこしに祭りを復活させようと云う噺。社会派なテーマに観客参加型と三風らしさが随所に見られるも、全体にやや地味な印象。

 今席はゲストに食われた印象。毎月開催となると、ゲストに負けないようなネタのチョイスも難しいところかも。


桂三風のさん風たより

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JUDAS PRIEST - Japan Tour 2009

2009/10/14 @神戸国際会館 こくさいホール


 初めての会場。オペラ用に造ったと思われるバルコニーなど、かなり豪華な内装。ただ、大会場の 1 階席後方 5 列ほどが空席だったのが残念。前回は大阪城ホールで演ってたとはとても思えない入り。みな LOUD PARK に行ったのか!?!?

 『BRITISH STEEL』アルバム 30 周年記念と云うことで、バックドロップもアルバム・ジャケットで、曲も完全再現(若干曲順変更あり)。その後は人気曲のオンパレード。

 ロブ・ハルフォード〈Vo〉の声は 1 曲目こそうわずるも、以降はなんとか持ち直す。相変わらず熊的動作で、ちょっと心配になる。谷啓リスペクトなアクションも披露。
 前衛の K・K・ダウニング〈G〉、グレン・ティプトン〈G〉、イアン・ヒル〈B〉のフォーメーションもカッコ良いが、とにかくスコット・トラヴィス〈Ds〉のドラミングがカッコ良過ぎで、とくに腕をクロスしてからシンバルへ振り下ろすアクションが秀逸! ロブよりもスコットが気になる!

 後半はロブの声もかなり怪しくなってたが、それでも“Freewheel Burning”や、観客との掛け合いからの“You've Got Another Thing Coming”など、かなりテンションが上がる。“Painkiller”や“The Sentinel”なんかも聴きたかったが、無理は云うまい。

 約 1 時間半ほどで、満腹に。


JUDAS PRIEST

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桂文我独演会

2009/10/12 @大阪厚生年金会館 芸術ホール

【噺家生活三十周年記念】

  • 桂まん我 「時うどん」
  • 桂文我 「住吉駕籠」
  • 柳家小三治 「付き馬」
    ―― 中入り ――
  • 桂文我 「蛸芝居」


 ゲストの小三治をお目当てに初めて文我の会へ。入りは 1 階席がほぼ埋まった感じ。パンフレットにはそれぞれ異なる一言が添えられた直筆サイン入り。

 トップのまん我は「時うどん」を丁寧に。独特のやわらかさ心地良い。

 文我の 1 席目は、マクラで先代の三代目・文我の思い出話を。雀司時代、酔っ払って先代によく「雀司君、ペケ」と云われたそう。先代の酔態の話から、「住吉駕籠」をごく丁寧に。ただ、このネタを米朝の型で丁寧に演られると、どうしても吉朝のと比べてしまい、全体のディテールの甘さが気になる。
 中入りを挟んでの 2 席目は、マクラで若い頃に和歌山へ河内音頭の余興へ云った話。師匠の枝雀がいたく気に入ってたそう。その枝雀からすすめられたハメモノ入りの噺で「蛸芝居」を。やはりこちらも吉朝が得意としてた噺だけに、細部が気になる。

 ゲストの小三治は、エスカレーターの立ち位置の話に始まり、遊郭の解説からネタに入るかと思いきや、夜の賑わいの話から前日に訪れた千日前の話に飛んだり、ゆるゆると《ま・く・ら》。千日前でたこ焼きを食べ、法善寺横町を散策したそう。吉原の話へ戻り、「付き馬」の語源を解説してからネタの「付き馬」へ。至福。
 文我からの「たっぷり演ってください」とのリクエストに応えた、たっぷり 70 分を超える高座に。

四代目桂文我公式Website

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Perfume - 直角二等辺三角形 TOUR

2009/10/11 @大阪城ホール


 某後輩 に誘われて Perfume に初参戦。大阪城ホールの 2 日目で、2 日とも完売してたよう。
 メインステージからアリーナ中央へ向けて Y 字状の迫り出し(センターステージ)あり。メインステージ後方には巨大なセットもあり、かなり金の掛かった舞台。
 客層は男 6 に女 4 くらいか。親子連れも。

 おどろいたのが、アイドルのコンサートとしては異常に音がデカい! とくに低音が凄まじく、テクノ・ポップとは云え「やり過ぎちゃうか?」と思ってしまうくらい。ギターが被らないためなんとか聴けるも、ヴォーカルは潰れ気味。ええんかいな!?!?

 歌はともかく、とにかく常に踊ってる。それも、マイケルやジャネットみたいにビシビシ極まる感じではなく、微妙なゆるさをはらんでるあたりがアイドルならではの味かも。
 合間に入るおしゃべりコーナーがやたら長い。しかも客をいじってそのまま放り出す感じで、かなり無軌道。それもまたツッコみつつたのしめる。
 後半はあ~ちゃんが煽りまくり。しかも観客がガッツリ応えるため、一体感が生半可でない。それでいてあまり宗教じみた印象を受けないのは、あ~ちゃんのコールが「男子!」「女子!」「それ以外の人!」とか「メガネ!」「コンタクト!」「裸眼!」とか、妙なのだからかも。

 トータル 3 時間。初日は 3 時間半以上あったとか。満腹。


Perfume Official Site

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7 時だョ! 8 人集合

2009/10/10 @桜川三丁目劇場

  • 《オープニング》
  • 《セブンエイト新メンバー・オーディション》
  • 《1 分ネタ》
  • 《暗闇トーク セブンエイト・ラジオ》
  • 桂三幸 「クレーム・クレーム・センター」(作:セブンエイト)
  • 《エンディング》

※ 第 6 回


 入りは約 20 人。いつもより少なめでチとさびしい。
 入りが少なければ、参加メンバーも桂三幸、桂三四郎、桂まめだ、桂ぽんぽ娘の 4 名と、コンセプトの半分しか集まらず。

 まずは参加メンバー 4 名がスーツにサングラスで面接官として登場し、新メンバー候補の桂さろめの適性を調査する緊急企画。さろめのプロフィールを見ながら、進行の三四郎がさろめや他のメンバーにムチャ振りする展開。リハーサルはしてるようだが、おそらく台本はなしで、とにかくグダグダの 1 時間。さろめの師匠の桂あやめもビデオで出演。

 1 分ネタには桂雀太と旭堂南青もビデオで登場。ネタとしては三幸のが頭ひとつ抜きん出てる印象だが、南青以外は 1 分にまとめられていない。まめだは土俵入りのネタだったが、不浄負けモロだしで強制退場。

 ラジオ・コーナーは、会場を完全暗転にして音声のみのトークに挑戦。2 人ずつのチーム(まめだ&三幸、三四郎&ぽんぽ娘)に分かれたが、マイクが 1 本しかなかったようで、聴き取りづらくテンポも悪い。

 三幸の新作は、クレームで困ってる店のクレームを受け付ける商店街の部署が舞台の噺。全体にちょっと考え過ぎな感じ。


 次回は 12 月 25 日(金)。

~セブンエイト~ 7 時だョ! 8 人集合

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花花寄席

2009/10/10 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 月亭八斗 「子ほめ」
  • 桂三四郎 「道具屋」
  • 桂珍念 「二人癖」
  • もりやすバンバンビガロ 《ジャグリング》
  • 林家花丸 「厩火事」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭鶴笑 「パペット落語 立体西遊記」(作:笑福亭鶴笑)
  • 桂文華 「近日息子」

※ 第 80 回


 この『花花寄席』も担当されていた放送作家の日沢伸哉さんが亡くなられました。

放送作家、日沢伸哉さん死去

 日沢 伸哉さん(ひざわ・のぶや=放送作家)が 8 日、くも膜下出血で死去、54 歳。
 演芸番組などを手がけ、朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」の構成も担当した。

 謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。


 前日の夜に買った前売り券の整理番号が 21 番。客席はパイプ椅子 2 列とひな壇席で、入りは 40 人弱。この日の番組を考えると、もう少し入っても良さそうな‥‥。

 開口 0 番(東京の寄席の前座)の八斗は『花花寄席』の DVD の宣伝をしてから、短めに編集された「子ほめ」を、おぼえた通りきっちりと。途中、次の句が出てこずに逡巡するも、なんとか思い出して最後まで。

 三四郎はマクラで三枝一門の門弟の訛りがきつい話。三象(高知県出身)や三段(北海道出身)の話もおもしろいが、カナダ出身の三輝サンシャインの話が秀逸。
 「道具屋」はわりと普通にテンポ良く。

 珍念は「二人癖」を、いつものように濃厚に。

 もりやすバンバンビガロはハイテンションでジャグリング。途中、 某後輩 が舞台へ。

 花丸は得意ネタの「厩火事」。顔芸は健在だが、それよりもネタが繰られて構成がより固まった印象で、登場人物の輪郭がクッキリ。ただし、この日はカミカミ。

 鶴笑は鉄板のパペット落語「立体西遊記」をリニューアル。赤獅子、青獅子に加えて黄獅子も登場。悟空と妖怪の対決の場面では BGM に映画『ロッキー』のテーマ曲を使う新演出も。

 トリの文華は、こちらも十八番の「近日息子」。町内の連中が集まって云い間違いを謝らない男に説教する場面は凄まじい勢いで、黒パンを差し出すときのニヒルな表情との落差など、ここらは文華の真骨頂。

 日沢さんへの追悼の意味も込められていたか、みな力の入った熱演。


花花寄席日記
ヨシモト∞ホール OSAKA

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落語でポン あさ吉・雀喜 ふたり会

2009/10/7 @天満天神繁昌亭

  • 桂とま都 「兵庫船」
  • 桂雀喜 「うなぎや」
  • 桂あさ吉 「皿屋敷」
    ―― 中入り ――
  • 桂雀喜 「鴻池の犬」
  • 桂あさ吉 「鹿政談」


 台風接近中ながら 1 階がほぼ満席。開演前の BGM は THE BEATLES だったが、二番太鼓の前に新録音の“落語ワールド 2”(作詞:あさ吉/作曲:雀喜/歌:あさ吉&雀喜)が流れる。中入りには“落語ワールド”の方も併せて。

 とま都は「兵庫船」を謎掛けのくだりまで。一所懸命のおしゃべり。

 雀喜の 1 席目はマクラいろいろから「うなぎや」。個人的に、スタンダードな型は久々。
 2 席目は、マクラで入門時のエピソードを。桂米朝に入門しようと独演会の終演後に楽屋を訪ねたそうだが、偶然その会の開演前にあさ吉が米朝を訪ねてたそう。その後、あさ吉は桂吉朝を紹介され、雀喜は桂雀三郎を紹介される。「鴻池の犬」は、とくに後半がほんわか。

 あさ吉の 1 席目はおなじみのマクラいろいろから「皿屋敷」を。喜六の怖がり方が独特でおもしろい。見世物的になってからのお菊が、クサくなり過ぎて登場するときにツケが入る新演出。
 2 席目はこの日の打ち上げなしを発表してから「鹿政談」を。ネタ下ろしだったそうだが、意外なほどきっちりで、奉行の一喝にびっくり。

 携帯電話は鳴らなかったが、連れとボショボショしゃべる客が気になる。


桂あさ吉@ブログ
ひらけ!ジャッキッキ

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きん枝のがっぷり寄席

2009/10/6 @天満天神繁昌亭

【祝! 40 周年】

  • 桂きん枝 《ごあいさつ》
  • 桂阿か枝 「延陽伯」
  • 三遊亭小遊三 「猫の災難」
  • 桂きん枝 「はてなの茶碗」
    ―― 中入り ――
  • 小遊三・きん枝・きん太郎 《座談会》

※ 六番勝負


 前回はゲストが笑福亭鶴瓶で前売り完売だったが、今回はそれほどでもなく、1 階席がほぼ埋まって 2 階席にもって感じ。ラジオで招待券も出してたんで、40 周年にしては苦戦。

 きん枝の番組紹介のあと、阿か枝が定番の小学生相手の落語会の話をマクラに「延陽伯」を、風呂屋のくだりは端折って「もし火事になったら」まで。いつもながらもうちょっと押し出しがほしいところだが、口跡良く心地良い。

 久々の小遊三は、マクラでガッチリつかんで「猫の災難」を。男の酔態が割合あっさりだが、それがまた独特の軽さと相まってたのしい。軽妙な全国区の芸。

 きん枝は軽いマクラから、米朝一門の印象が強い「はてなの茶碗」を。油屋のキャラはもとより、丁寧な語り口が意外にも(と云っては失礼だが)茶道具屋の金兵衛の雰囲気に合ってて、なかなか好感触。

 座談会はきん太郎の司会で観客からのテーマをもとに進行。選ばれたテーマは「政権交代」「大阪のおばちゃん」「オリンピック招致失敗」。小遊三は高校生の頃に東京オリンピックの聖火ランナーを務めたそう。
 寄席の話題から色物の話題になり、余芸紹介で桂三金のバルーンショー。三金が巨大風船のなかに入り、それが割れるとなかから青いウサギが。

 料金は少々お高めで、40 周年のサプライズ的なものもなかったが、なかなか充実。


落語家 桂きん枝の初めての子育て

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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2009/10/5 @高津の富亭

※ 第 6 回


 入りは 40 人ほど。少し落ち着いてきた感じかも。

 ゲストは雀太。まずは一問一答で、落ち込んだときの解消法は「酒を飲んでパパリコシャンシャン」、座右の銘は「それがどないしたんや」、落ち着く場所は「銭湯」、高座に上がる前にすることは「着物に着替える」、等々。最初から独特のセンスを醸し出す。

 雀太が 2008 年の夏に一時休業してたときの話や、遊方が 2006 年の暮れに声が出にくくなって苦しんだときの話など、つらかったときの内向きの話。また、噺家と客との距離感についてや、会によるネタのチョイスなど、客と対峙したときの外向きの話。かなり突っ込んだマジメな話題を、時折笑いも交えつつたっぷり。

 最後に実験企画《落語的ドッキリマイク》の結果報告。落語を知らなさそうな一般人に対して「つる」「時うどん」「阿弥陀池」「無いもん買い」のくだりを実際に試し、その様子を隠しマイクで収録。「阿弥陀池」の米屋のくだりを試しておっさんにドヤされる逃げ帰る遊方がおかしい。

 話題が発散して収拾付かないところを、雀太が「それがどないしたんや」で締める。

 今回はマジな内容のトークが多く、とくに客に対する考え方や、ネットで書かれることに対する思いなど、普段はなかなか聞けない噺家の本音が垣間見られ、ここらは興味深かった。
 初めての雀太は後輩と云うこともあってか、探りながらのおしゃべりで本領発揮とまではいかなかった感じ。ネタ的なトークならもっと力を発揮できたはずだけに、チと残念。次回以降の再登場に期待。
 『うちわ話』がテレビ(関東ローカル?)の 1 コーナーとして取り上げられるかも!?!?とのこと。乞うご期待!

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桂千朝独演会

2009/10/3 @ワッハホール

  • 桂さん都 「動物園」
  • 桂こごろう 「強情灸」
  • 桂千朝 「らくだ」
    ―― 中入り ――
  • 桂千朝 「たちぎれ線香」


 前売り完売とのこと。補助席も出る大入り。

 千朝曰く「何とも言えない味のある」さん都の「動物園」は、前田園長が登場するので桂雀々に付けてもらったか。オーソリティーのこごろうの前だが、きっちりと会場をあっためる。

 千朝曰く「今、乗りに乗っている噺家」こごろうは、関西人特有の口癖について、口切りの「ちゃうねん!」や「云うたろか?」などを考察してから、上手くマクラをつないで「強情灸」を。こごろうらしく表情豊か。

 千朝の 1 席目は「らくだ」。独特のゆったりした口跡で、わかりやすい言葉の選択に丁寧さを感じる。中盤ややダレるも、終盤の紙屑屋が酔っ払うくだりは秀逸。らくだを漬け物桶へ押し込んで、伊勢音頭にのせて担ぎ出すところまで。
 2 席目は「たちぎれ線香」。こちらはゆったりした口跡が切々とした展開に合ってしみじみ。吉朝ファンとしては、映画のような場面描写では吉朝に軍配を上げるが、登場人物の心情描写では千朝の方が感情の振れ幅が大きく、また違ったところから心をゆさぶられる印象。
 いずれも約 50 分の長講。ゆったりした語りが効果的な場面も多いが、もう少しメリハリが付けば万人に受け入れられるはず。

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おとなの快楽

2009/10/2 @ワッハホール

  • ナオユキ 《漫談》
  • 快楽亭ブラック 「お血脈」
  • 月亭可朝 「坊主茶屋」
    ―― 中入り ――
  • 快楽亭ブラック 「マラなし芳一」


 半分ほどの入り。女性客も多く、着物姿の団体も。

 ナオユキはいつものボソボソ漫談で、酒飲みの生態にツッコむネタを中心に約 30 分。おもしろいが、このスタイルで長時間は正直ダレる。もうちょっと聴きたいくらいで切り上げるのが効果的。

 ブラックの 1 席目は、宗教の話から血脈の印の話へつながって「お血脈」へ。石川五右衛門の登場すると、いつの間にか現代。ブラックらしいクスグリも入れつつ、歌舞伎や時代劇が好きなブラックらしい演出が光る。
 内閣が替わったんで 2 席目は「オマン公社」かと思ったが、スッと「マラなし芳一」へ。過剰なエロ描写はブラックならでは。マラに念仏を書き忘れるのは、よく考えれば耳よりも自然なことかも。

 ゲストの可朝は、横山ノックの慰謝料の話やエレベーターの災難の話など、おなじみの話いろいろから男女の話へとマクラをつないで「坊主茶屋」へ。梅毒で(?)鼻が落ちた遊女を坊主にしてしまう噺。珍品を独特の語り口で堪能。

 ブラックは可朝に敬意を表して古典(風)をチョイスしたのかも。鳩山内閣版「オマン公社」は 10 月 10 日(日)の『快楽亭ブラック毒演会 秋の謝恩セール浪花編』(なんと 10 席 3,000 円!)で披露されるかも。(無保証)


快楽亭ブラックの出直しブログ

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