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桂千朝独演会

2009/10/3 @ワッハホール

  • 桂さん都 「動物園」
  • 桂こごろう 「強情灸」
  • 桂千朝 「らくだ」
    ―― 中入り ――
  • 桂千朝 「たちぎれ線香」


 前売り完売とのこと。補助席も出る大入り。

 千朝曰く「何とも言えない味のある」さん都の「動物園」は、前田園長が登場するので桂雀々に付けてもらったか。オーソリティーのこごろうの前だが、きっちりと会場をあっためる。

 千朝曰く「今、乗りに乗っている噺家」こごろうは、関西人特有の口癖について、口切りの「ちゃうねん!」や「云うたろか?」などを考察してから、上手くマクラをつないで「強情灸」を。こごろうらしく表情豊か。

 千朝の 1 席目は「らくだ」。独特のゆったりした口跡で、わかりやすい言葉の選択に丁寧さを感じる。中盤ややダレるも、終盤の紙屑屋が酔っ払うくだりは秀逸。らくだを漬け物桶へ押し込んで、伊勢音頭にのせて担ぎ出すところまで。
 2 席目は「たちぎれ線香」。こちらはゆったりした口跡が切々とした展開に合ってしみじみ。吉朝ファンとしては、映画のような場面描写では吉朝に軍配を上げるが、登場人物の心情描写では千朝の方が感情の振れ幅が大きく、また違ったところから心をゆさぶられる印象。
 いずれも約 50 分の長講。ゆったりした語りが効果的な場面も多いが、もう少しメリハリが付けば万人に受け入れられるはず。

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