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年納め 八方・きん枝 二人会

2009/12/27 @アークカルチャースタジオ

  • 月亭八方 「坊主茶屋」
  • 桂あやめ 「セールスウーマン」(作:桂あやめ)
  • 桂きん枝 「禁酒関所」
  • 中田ボタン・きん枝 《対談》
  • 《抽選会》


 入りは 80 人ほどで満員。

 このあとにテレビの仕事が入っている八方がトップに。たっぷりのマクラから「坊主茶屋」を。寝ている遊女の頭を丸めてしまうと云うムチャな噺だが、八方ならいたずら程度に思えてしまう。

 ゲスト(?)のあやめはマクラで年季明け頃に金で苦労した話を。ギリギリの生活でも奇跡的に上手く回ってしまうことが何度もあったそう。その頃に作った「セールスウーマン」は化粧品販売員の噺で、テンポ良く笑いも多く。

 きん枝は前日に子どもが生まれたことを報告。その流れでマクラは子どもの話をたっぷり。酒の話につないで林家小染(先代)や笑福亭松鶴(六代目)の話から、「禁酒関所」をきっちりと。

 きん枝がそのままゲストの中田ボタンを迎えて対談。オフレコの話をたっぷり。

 最後に空クジなしの抽選会。残念賞が八方手拭いか繁昌亭カレンダー(いずれも千円相当)と大盤振る舞い。


アークカルチャースタジオ

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笑いのタニマチ

2009/12/26 @薬業年金会館・和室

  • 笑福亭仁智 《ごあいさつ》
  • 旭堂南湖 「大阪漫遊記」(作:旭堂南湖)
  • 笑福亭仁智 「自殺協会(仮)」(作:笑福亭仁智)
  • 桂三扇 「君よモーツァルトを聴け」(作:桂三枝)
  • 笑福亭仁智 「だじゃれ禁止法」(作:笑福亭仁智)
  • 《抽選会》

※ Vol. 87


 100 人以上入って大入り満員。

 南湖の「大阪漫遊記」は、やんごとなき御方が息子二人をお供に大阪を訪れる話。かなり繰れてて話もふくらみ、前半の「(席を)交代しでんか」に象徴されるバカバカしさから、後半は世相風刺的に展開。

 三扇は子どもの話をマクラに桂三枝作品の「君よモーツァルトを聴け」を。ネタもおもしろくテンポも良いが、なぜか笑いが弾けず。

 仁智の 1 席目はネタ下ろし。自殺の事前申請が義務付けられる噺。「ぜんざい公社」の枠組みにあれこれ突っ込んだような構成だが、後半の自殺の場面にオリジナリティが。悲壮なテーマだが、サゲに救われる。
 2 席目の「だじゃれ禁止法」は、駄洒落が禁止されて地下の秘密倶楽部で駄洒落をたのしむようになった社会を描いた噺。くだらない駄洒落でも噺を続ける仁智の強心臓ぶりがスゴい。手ぬぐいのなかにカンペが。


笑いのタニマチ / 笑いのスミヨシ
笑福亭仁智の部屋

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7 時だョ! 8 人集合

2009/12/25 @桜川三丁目劇場

  • 《オープニング》
  • 《クリスマス・プレゼントでトーク》
  • 《1 分ネタ》
  • 《写真でトーク》
  • 露の団姫 「容疑者田中登」(作:セブンエイト)
  • 《エンディング》

※ 第 7 回


 入りは 30 人弱くらい。

 懺悔のオープニングに始まり、抽選で瓶成が司会、団姫が新作落語に決定。

 まずは各自が用意したクリスマス・プレゼントについてワチャワチャと。自作あり、私物あり、購入品あり。三幸がイジられまくり。

 1 分ネタはほぼ全員が 1 分にまとめきれてない。そんななか、南青の定番となったサンバイザーズは短くテンポ良く、独特のゆるさがおもしろい。

 つづいて各自で持ち寄った写真でトーク。ちょっと良い話も。

 団姫の「容疑者田中登」は、指名手配の似顔絵にそっくりな田中が取り調べを受ける噺。現代の噺を聴くと、団姫の語り口にかなりコテコテの古典のもっちゃり感を受ける。

 エンディングで、最初に紹介したクリスマス・プレゼントを抽選で客にプレゼント。ところが当選した男性が会のグダグダさにキレて激怒し、舞台が騒然となる。
 ‥‥と、これがドッキリ企画。(仕掛け人は三幸、雀太、三四郎)


 次回は 4 月 17 日(土)。

セブンエイト 7 時だョ! 8 人集合

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姉様キングスのホワイト《フェイス》クリスマス

2009/12/24 @天満天神繁昌亭

【コンビ結成 10 周年記念】

  • カムローズ 《舞踊》
  • 桂あやめ 「クリスマスな夜」(作:桂あやめ)
  • 林家染雀 「天下一浮かれの屑より」
    ―― 中入り ――
  • カムローズ 《舞踊》
  • 姉様キングス 《音曲漫才》
  • シスター 3GOLD 《懺悔漫談》
  • 《シャンソンショー》
    1. 繁昌亭へようこそ / 姉様キングス
    2. シャブあればこそ / 姉様キングス
    3. きよしこの夜 / シスター 3GOLD
    4. ロマンチストの豚 / シスター 3GOLD
    5. 鯛の目玉は私に / マダム・アヤメビッチ
    6. エパテート・ベー / ミス・ジャクリーヌ
    7. エクスタシーいくよくるよ / 姉様キングス
  • 《フィナーレ》


 前売りが 180 枚以上売れてたそうで、2 階にも入る大入り。

 カムローズは姉様キングスの妹分で、髪型がかむろ(おかっぱ)の男性コンビ。前半は文楽風、後半は梅沢富美男の“夢芝居”に乗せての踊り。不思議な雰囲気。

 姉様キングスは金の打掛けで登場。姉キンの歴史を振り返りつつ、都々逸、のんき節、落ちてます、阿呆陀羅経。

 シスター 3GOLD は登場するなり「親も妹夫婦もきています」。懺悔漫談は「牛さんごめんなさい」に始まって、骨折した話など。

 マダム・アヤメビッチとミス・ジャクリーヌのシャンソンショーは、アンドレとオスカルに扮して宝塚歌劇団風でスタート。マンネリにならないアイデアに脱帽。お色直しのつなぎにシスター 3GOLD もア・カペラで。


姉様キングス交換日記

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笑福亭たまの脱構築落語会

2009/12/22 @動楽亭

【ファイナル公演】

  • 笑福亭たま 「阿弥陀池」
  • 笑福亭松五 「道具屋」
  • 笑福亭たま 「矢橋船」
  • 旭堂南鱗 「お坊主稲川」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「芝浜」

※ 第 7 回


 入りは 30 人ほど。

 御祝儀に、たまがトップで開演前から「阿弥陀池」を。意外にオーソドックス。前半の洒落の仕込み部分を流しすぎな印象。後半は普通におもしろい。

 松五はいつもギクシャクしたマクラで不安にさせられる。ネタに入ると〈仕込み忘れもあったが〉しっかりきっちりで安定感もあるのに、マクラでの緊張感を引きずって笑いが起こりづらい状況に。もったいない。

 たまは 2 席目のマクラで御祝儀の解説。最近、観客に伝わりにくい声になっている、演りなれたネタほど観客に伝わりにくい、等。笑いだけにこだわりすぎのような‥‥。
 「矢橋船」は、前半の色問答はたのしく、後半の酒の回し飲みはエグい演出。

 ゲストの南鱗はネタにちなんだマクラで、大相撲の話題から、かつて彦八まつりでおこなわれていた奉納相撲について。かなりおもしろい。
 「お坊主稲川」は、角界のちょっと良い話。

 中入りを挟んで、たまの 3 席目の「芝浜」は、整理されて全体の流れもスムーズで、たまらしいクスグリも入ってて、かなり良い感じに。


らくごの玉手箱

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八方会

2009/12/21 @八聖亭

  • 月亭八方 《ごあいさつ》
  • 月亭遊方 「虚礼困惑騒動」(作:月亭遊方)
  • 月亭方正 「幽霊の辻」(作:小佐田定雄)
  • 月亭八方 「宿屋仇」


 60 人強の入りで満員。

 八方が前説で、近日中に方正が上方落語協会に入会することを報告。テレビ局の若いスタッフが腹話術の川上のぼるを知らないことをたっぷり。

 遊方の「虚礼困惑騒動」は、元上司から頻繁に送られてくる激マズの豚足まんじゅうに辟易する噺。断りの練習がツボ。

 方正は「お化けが怖い」と云う話から「幽霊の辻」へ。独特の所作が気になるも、ネタはきっちり入ってて好感。

 八方はスッと「宿屋仇」へ。源兵衛が色事を話す場面は芝居がかってクサさ倍増、それがまたおもしろい。侍が番頭の伊八を呼ぶ場面で、桂吉朝以来のジャストのタイミングを感じる。


八聖亭

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黄金井脩

2009/12/20 @徳本寺


 吉朝ファンの F さんよりお誘いいただき、東京から徳本寺へ。おもに落語会のプロデュースをされてる満天企画の K さんが惚れ込んで実現した、黄金井脩のコンサート。まったく予習できず、ホームページをチラッと見た程度の予備知識で当日。

 フラメンコ・ギター 1 本を使った弾き語りスタイルで、民謡や歌謡曲もフラメンコ調にアレンジして。森進一を彷彿とさせる少しハスキーな声も魅力的。曲間の MC も独特の天然風味がゆるぅ~い雰囲気でたのしい。
 16:00 にスタートし、休憩を挟んで 45 分ずつのセットで、アンコールを含めて 2 時間弱の公演。あっと云う間。

 終演後に CD を購入し、サインを入れてもらう。


Blue Asia - 黄金井脩オフィシャルサイト

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GUNS N' ROSES - Chinese Democracy World Tour

2009/12/19 @東京ドーム


 この日は 18:00 開演。大阪での状況を踏まえて 18:30 に入ったらええわと高をくくってのんびりホテルにチェックイン。荷物を置いてひと息ついた 17:30 頃、某後輩より「前座の MUCC がもう始まってます!」の緊急連絡。あわてて東京ドームへ。
 夜の東京を走りまくりで 18:10 頃に到着。GUNS N' ROSES の登場は 18:30 過ぎで、なんとか間に合う。

 この日はオープニングからサウンド・バランスも比較的まとも。東京ドームなのに京セラドーム大阪より音が良いのは何故?
 W・アクセル・ローズ〈Vo〉の機嫌はすこぶる良いようで、MC は変な声色も。大阪では演らなかった曲が数曲追加され、曲順もざっくりシャッフル。たっぷり 3 時間半超の公演に。

 どうやら今回の東京公演がソフト化される模様。乞うご期待。


GUNS N' ROSES

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浅草演芸ホール 十二月中席 昼の部

2009/12/19 @浅草演芸ホール

  • 三遊亭多ぼう 「寿限無」
  • 柳亭市也 「道具屋」
  • 柳亭市楽 「悋気の独楽」
  • 春風亭柳朝 「荒大名の茶の湯」
  • ペペ桜井 《ギター漫談》
  • 春風亭正太郎 「桃太郎」
  • 柳家さん吉 《漫談》
  • 翁家和楽社中 《太神楽》
  • 古今亭志ん弥 (将棋小咄)
  • 三遊亭白鳥 「アジアそば」(作:三遊亭白鳥)
  • 柳月三郎 《民謡漫談》
  • 古今亭志ん五 「うなぎ屋」
  • 桂南喬 「手紙無筆」
  • 柳家小菊 《粋曲》
  • 桂文生 《漫談》
  • 川柳川柳 「ガーコン」(作:川柳川柳)
    ―― 中入り ――
  • 三遊亭吉窓 「半分垢」
  • 花島世津子 《マジック》
  • 柳家はん治 「背なで老いてる唐獅子牡丹」(作:桂三枝)
  • 古今亭志ん駒 《漫談》
  • あしたひろし・順子 《漫才》
  • 柳亭市馬 「掛取美智也」


 GUNS N' ROSES 東京公演に参戦のため東京入りするんで、その前に初めての浅草演芸ホールへ。お目当ては市馬、志ん五、白鳥あたり。
 開演は 11:40 のようだが、おそらく 11:30 に前座(開口 0 番)が上がるようで、11:35 頃に飛び込むと多ぼうの「寿限無」の途中。この段階で 1 階席は 8 割ほど埋まった感じ。

 柳朝が講釈ネタの「荒大名の茶の湯」に独特な顔芸で味付け。好感。

 正太郎はカピバラみたいな顔が印象的。

 お目当てその 1 の白鳥がジャージ風着物で登場すると、客席の雰囲気が変わる。マクラからガッチリつかみ、「アジアそば」では笑いが弾ける。観客のある種の緊張がほどけた印象。

 お目当てその 2 の志ん五は、観客を突き放すようで愛想すると云う、なんとも微妙なマクラ。「うなぎ屋」は、ややコンパクトにまとめた寄席仕様だが、軽妙でおもしろい。絶品だと云う与太郎噺を期待したが、次の機会に。

 小菊の舞台は初めて観たが、都々逸や欽来節などで粋な雰囲気に。

 夜席の出番だった都合で川柳が中トリに。自著の宣伝から、定番中の定番「ガーコン」を。久々に観られてラッキー。

 ひろし・順子の漫才も久々。とにかくおもしろい。あとの市馬曰く「寄席の至宝」。

 トリの市馬が前のひろし・順子をいじっていると、楽屋から順子が登場。市馬からの土産物を手に「これ中身なんですか?」。順子が楽屋へ戻ったのを見届けた市馬は「私はもうなにも演らなくてもいいんじゃないの?」。
 「掛取美智也」は季節ネタの「掛取漫才」の市馬ヴァージョンで、借金取りの好きなモノが狂歌、喧嘩、三橋美智也。最後はもちろん気持ち良さそうに歌いまくり。観たかったネタだけに感無量。

 昼の部だけで約 5 時間。今回は昼の部が終わったところで出たが、昼夜入れ替えなしで 2,500 円。中入りの頃には立ち見客もいたが、昼の部終わりで帰る客も多く、夜の部目当てなら昼の部の終わり頃から入れば座れそう。
 ベテランほど漫談の傾向。軽く流していると云うよりは、若手はネタを演り、ベテランが時間調整役を買って出てるような印象。(実際は流してるのかもしれないが)


浅草演芸ホール

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GUNS N' ROSES - Chinese Democracy World Tour

2009/12/16 @京セラドーム大阪


 19 時開演と云うことで、18 時過ぎにドーム到着。場外のグッズ売り場へ急行するも、なんとなくのんびりした雰囲気。T シャツ 2 枚とバックルを購入してドームに入場し、アリーナで某先輩と合流。前座で MUCC が出ることを伝えると、すぐさまビール・タイムに。スタンド後方に移動し、MUCC 終了までビール片手に歓談。
 よほどチケットが売れなかったのか、ステージをアリーナ中央寄りに設置。スタンド席は上段を完全につぶし、下段も左右をつぶした状態に。アリーナはほぼ満席状態だが、スタンドは空席が目立つ。ザッと 15,000 万人くらい。
 MUCC 登場は 19 時とアナウンスされたが、出てきたのが 19 時半。約 30 分のステージのあと機材準備に入るも、トラブルで遅れまくり。結局、GUNS N' ROSES が出てきたのは 21 時過ぎに。

 バンドは、Vo、G×3、B、Ds、Key×2 の 8 人所帯。スタート直後は音がグチャグチャで、W・アクセル・ローズ〈Vo〉も“Chinese Democracy”はちゃんと歌えていない。でも、やっぱり「そこにアクセルがいるしあわせ」が支配的で、出てきてくれただけでありがたい。
 その後は徐々に、徐々に、サウンド・バランスを整えつつ、アクセルの声も聴き取りやすくなる。ディジー・リード〈Key〉のピアノ・ソロから“Street Of Dreams”への流れは秀逸で、ここでのアクセルの歌唱は抜群。
 相変わらずアクセルはステージを右へ左へと走り回る。ステージ中央奥から正面へ駆け出してきての歌い出しはカッコ良すぎ。
 本編終了が 23 時半頃、アンコール 5 曲を終えたのが 24 時過ぎ。実に 3 時間を超える公演に。

 地下鉄はもとより、JR も終了しており、JR「大正」駅周辺はさまよう人であふれていたが、それでも表情はみなにこやかだった。


GUNS N' ROSES

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なんことけいこ

2009/12/12 @動楽亭

【高田馬場の巻】

  • 旭堂南湖 「講談:高田馬場(前編)」
  • 春野恵子 「浪曲:高田馬場」(曲師:一風亭初月)
    ―― 中入り ――
  • 南湖・恵子 《トークコーナー:恵子のギモン なんこ兄おしえて!》
  • 旭堂南湖 「講談:高田馬場(後編)」

※ 第 1 回


 恵子が南湖に声を掛けてスタートした勉強会。講談から題材を取った浪曲と、その元ネタの講談をいっしょに口演しようと云う趣向。今回は中山(堀部)安兵衛の高田馬場十八人斬りがテーマ。
 入りは 30 人ほどで、恵子ファンが優勢な印象。

 まずは南湖が、マクラで恵子のこと。先輩の旭堂南海や後輩の旭堂南青とも仕事をしている恵子について「誰とでもヤる女」。
 中山安兵衛が幼少期に父親の仇討ちをした話から、江戸で師匠の菅野六郎衛門の仇討ちで高田馬場へ向かうところまでをダイジェストで。それでもたっぷり。

 恵子は開口一番「誰とでもヤる女、春野恵子でございます」。この会を始めた経緯をマクラに、中山安兵衛の高田馬場十八人斬りをたっぷりと。

 トークコーナーでは、この日のネタを中心にいろいろ。演出面や会場設営についても。歴史に暗い恵子に対し、南湖は「小説とか読んだ方がええよ」とアドバイス。

 最後に南湖が高田馬場の後日談を。堀部弥兵衛の娘が仇討ちに向かう安兵衛にたすきを貸してやったことが縁で、安兵衛が弥兵衛の家へ婿入りし堀部安兵衛となる。笑いも多くほほえましい話。


 次回【大坂落城の巻】は来年 3 月 5 日(金)。

正直南湖
浪曲師・春野恵子ブログ

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花花寄席

2009/12/12 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 月亭八斗 「子ほめ」
  • 桂三四郎 「今日の占い」(作:桂三四郎)
  • 笑福亭たま 「伝説の組長」(作:笑福亭たま)
  • 藤崎マーケット 《漫才》
  • 月亭遊方 「クレーマー・クレーマー」(作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 瀧川一紀 《マジック》
  • 桂かい枝 「尻餅」

※ 第 89 回


 入りは 40 人ちょいくらい。落語ビギナーがほとんどな感じ。

 出発が遅れて八斗の「子ほめ」の後半に入場。所作にやや不自然さが感じられるも、ネタはきっちり入ってるよう。

 三四郎はマクラで DVD『よしもと上方落語をよろしく!!』を TSUTAYA で発見したときの話やクリスマスの悲劇。
 「今日の占い」は、変な占い雑誌の噺。ひとりボケツッコみな感じ。

 たまはマクラにショート落語を演るも、つかみきれずで不安に。露の都のエピソードから「伝説の組長」を。繁昌亭昼席対策か、後半の組長の影武者になる部分を大幅に短縮改訂。

 藤崎マーケットの漫才は初めて。ボケのゆるさがかなりツボで、かなりおもしろい。ティーアップに似た印象で、持ち時間の 15 分をもてあますことなくきっちりまとめてきたあたりはなかなか。

 遊方の「クレーマー・クレーマー」は、キャラメルから出てきた金属片が出てきてクレームを入れるも、実は虫歯の詰め物が取れてて‥‥って噺。苦し紛れのごまかしがおもしろい。

 瀧川一紀はゆるめのおしゃべりが特徴的。この日はコインマジックをメインに。

 かい枝はマクラいろいろから「尻餅」を。所作がしっかりしててわかりやすい。クサめにきっちりと。


ヨシモト∞ホール OSAKA 花花寄席

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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2009/12/8 @高津の富亭

※ 第 7 回


 いつもどおり 40 人ほどの入り。

 今回の遊方と染弥は派手めの着物姿で登場。弟子修行中の桂福丸、月亭八斗、桂ちきん(それぞれ、桂福團治、月亭八方、桂きん枝の弟子)をゲストに、入門前後の話をあれこれ。普段着に「季節感を」と、自宅からサンタの帽子を被ってきたちきんが独特の突出したキャラ。
 噺家を目指したきっかけ、弟子入り志願のエピソード、入門後の失敗談など、それぞれに興味深い。とくに離婚で落ち込んでいるときに八方が出演するラジオを聴いて「この人みたいになりたい」と志願した話にしみじみ。離婚話に「それは慰謝料取れるよ!」と異常に食い付く染弥もおもしろい。
 恒例の小芝居は「先輩(遊方)の着替えを手伝う楽屋番(福丸、八斗、ちきん)と、後輩には厳しいが先輩にはベンチャラする中堅(染弥)」。先輩の脱いだ着物を楽屋番が取り合う様子がおかしい。
 最後に遊方が師匠の八方とのエピソードを。ラジオの生番組でこっ酷く叱られたが、番組の最後に師匠がフォローしてくれたそう。ちょっといい話。

 今回は全体的にマジな雰囲気。


 次回は来年 2 月 9 日(火)。

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育っちゃったらくご!

2009/12/7 @天満天神繁昌亭

【歳末古典大売り出し!】

  • 桂三金 「動物園」
  • 笑福亭たま 「つぼ算」
  • 月亭遊方 「干物箱」
  • 旭堂南湖 『赤穂義士銘々伝』より「赤垣源蔵 徳利の別れ」
    ―― 中入り ――
  • 桂あやめ 「くっしゃみ講釈」
  • 桂三風 「船弁慶」
  • 《エンディング》

※ 第 19 回


 1 階席に半分ほどの入り。

 三金は骨折のその後から「動物園」を。デブネタあり、バルーンあり。

 たまの「つぼ算」はかなり整理されて、瀬戸物屋の番頭の混乱がより深みに。

 遊方の「干物箱」は、外出を許されたときの若旦那のテンションの高さと、その後の弾けっぷりがなんともおもろい。

 南湖は「赤垣源蔵 徳利の別れ」をたっぷり。

 あやめは年季明け直後に数回演って以来と云う「くっしゃみ講釈」は、あやめらしいアレンジ満載。喜六が江戸落語の与太郎風で、パン屋のおもやんが要所で登場し、サゲも変えて。時間を気にしてか、やや走り気味だったのがもったいない。

 三風も長めの「船弁慶」で時間を気にしてか、焼き豆腐事件はカット。最後は下座との掛け合いから観客参加型に移行し、オリジナルのサゲへ。


 次回は来年 2 月 14 日(日)。

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ピッコロ寄席 桂吉朝一門会

2009/12/6 @ピッコロシアター 大ホール

  • 桂佐ん吉 「田楽喰い」
  • 桂しん吉 「雨乞い源兵衛」(作:小佐田定雄)
  • 桂吉弥 「親子茶屋」
    ―― 中入り ――
  • 桂あさ吉 「鹿政談」
  • 桂よね吉 「子別れ」


 前売り券は完売、補助席や立ち見も出る盛況。着物姿の御婦人もちらほら。

 佐ん吉は「田楽喰い」を軽快に。独自の味が出ててたのしい。時間の都合か、酒瓶を割って‥‥のくだりがなかったが、その方がテンポも良くてすっきり。

 しん吉の「雨乞い源兵衛」は、ほのぼのした田舎の風景でクスクス笑いを誘う感じの噺で、前半に笑い所がなくダレた印象。ネタ選びで損してる。

 吉弥は Y 團治のエピソードをマクラに「親子茶屋」をきっちりと。親旦那が新町へ出掛ける場面でもう少しゆったりした間を取れば、さらに風景が広がりそう。

 あさ吉は出てきただけであちこちから笑いが自然発生。手相の話や某噺家の「始末の極意」の失敗談など、相変わらずマクラがたのしい。
 「鹿政談」は、三都の名物がいっぱいいっぱいだったり、とくに前半がゆるい印象だったが、後半で奉行が一喝する場面からグッと締まって良い感じに。

 客電が落ちて聴かせるモードに。よね吉はマクラで、楽屋を気にしつつあさ吉のおもしろエピソードをたっぷり。何度聴いてもおもしろい。
 「子別れ」は、極道の職人が女房子どもを叩き出す場面から。時折笑いを誘いつつ、途中クサすぎる場面を挟みつつ、それでも最後の復縁の場面はええ感じにまとまる。


 次回は来年 12 月 5 日(日)の予定。

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さん三の会

2009/12/5 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 《オープニング》
  • 桂さん都 「悋気の独楽」
  • 桂三幸 (新型インフルエンザの噺)(作:桂三幸)
  • 林家染弥 「時うどん」
    ―― 中入り ――
  • 《ソメヤグランプリ 楽屋話日本一への道》

※ 第7回


 ザッと 30 人ほどの入り。

 オープニングは三幸とさん都がスーツ姿で登場。でもすぐ落語のさん都の足もとは足袋。三幸から突然生着替えを強要されたさん都は「夢を売る商売ですから!」を連発しながら奮闘するも、結構時間が掛かってグダグダに。

 さん都の「悋気の独楽」は登場人物のキャラがみな立ってて、かなり良い感じ。

 三幸はチラシに出していた「異種格闘技・職業編」を取りやめて、新型インフルエンザの噺を。ブタインフルエンザならぬベタインフルエンザが流行し、感染者はベタなギャグを連発。それを笑ってしまった者は感染してしまう。「いまのはシュールだから OK」がツボ。

 ゲストの染弥は後半戦の時間を気にして「時うどん」を。あちこちに独自のクスグリが入っておもしろさ倍増。

 中入り後のソメヤグランプリ 楽屋話日本一への道》は、三幸がナビゲーターになり、映像を使った小ネタを絡めつつ楽屋話あれこれ。染弥の新ネタも聴けておもしろかったが、染弥と月亭遊方との『蔵出し!うちわ話』に完全に乗っかった企画でええの?


 次回は来年 4 月 12 日(月)。

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