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笑福亭たま・旭堂南湖 二人会

2010/2/5 @動楽亭

【近松門左衛門に挑む!!】

  • 旭堂南舟 『源平盛衰記』より「那須与一」
  • 旭堂南湖 「出世景清(1)」
  • 笑福亭たま 「池田の猪買い」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「義士切腹 矢頭の巻」(『赤穂義士銘々伝』より)
  • 笑福亭たま 《新作 from 「曽根崎心中」》

※ 1 日目


 観客は 15 人と少なめ。

 ウエスト 59 cm の南舟は「那須与一」を、途中詰まりつつもなんとか最後まで。

 南湖は那須与一が扇を射落とした場面の続きから、景清が登場するくだりをマクラ代わりに。近松門左衛門の紹介を挟み、時代をさかのぼって景清の幼少期に。なんとも見事な構成。父を守るために叔父を殺した幼少の藤丸が、名を景清と改めて源頼朝の首を取ろうと決意をするところまで。
 2 席目は『赤穂義士銘々伝』より、若輩ながらも忠義の矢頭右衛門七の話。

 たまの 1 席目はまず、落語の構造について。笑福亭福笑の分析によると、1 席の高座でマクラと落語本編に大別されるが、マクラも《ツカミ》《時事ネタ等での笑い》《落語に関する解説》のパートで構成され、落語本編も《ツカミ》《本題へのアプローチ》《本題》と構成されている。「池田の猪買い」は、たまが考えるおもしろさを盛り込んで改訂したそうだが、たま自身そのポイントがまだ明瞭になりきってないような印象。
 2 席目の新作は近松の「曽根崎心中」を下敷きにしたもの。心臓病の少年と腎臓病の少女の小さな恋物語。テーマは重めながら、笑いにとらわれずに整理すると良品に仕上がりそう。


らくごの玉手箱
正直南湖

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