笑福亭福笑一門会
2010/2/20 @天満天神繁昌亭
【たった二人の一門会】
- 笑福亭たま 「青菜」
- 笑福亭福笑 「代書屋」
―― 中入り ―― - 笑福亭たま 「愛宕山」
- 笑福亭福笑 「瀞満峡」(作:笑福亭福笑)
※ Vol. 4
前売り完売の大入り満員。
チラシの煽り文句↓。
「やれるもんなら、やってみやがれ これが下克上落語だ!」
「笑って馬謖をたたっ斬る!」
「吹き出す血潮の師弟愛」
たまの 1 席目は、最近のマクラ総集編できっちり笑わせてから「青菜」を。独自アレンジでギャグは多めながら、キャラにブレがあってちぐはぐ感が。もう少し整理されればもっと笑いが増えそう。
2 席目は「代書屋」の思い出から。修業時代に師匠から最後に付けてもらったネタで、当時のインテリが一般人を見下す様子から「おまえに向いてると思う」と云われたそう。「師匠が演らないネタを」と「愛宕山」を。カートゥーンアニメのような演出がたのしい。
福笑の 1 席目は、いつものように慇懃な挨拶から始まり、オリンピックにボヤいたり、朝青龍に吠えたり。「代書屋」は、舞台となる代書屋の店構えの細かい描写を導入に、陰な代書屋と陽な客との対比が抜群。
2 席目は、盆梅展から植物虐待へと話題を展開。カーナビを皮切りにボヤキ倒してから「瀞満峡」へ。田舎へキャンプに向かった親子連れが不思議な世界へ迷い込む噺。徐々にエキセントリックになる展開がおもしろい。
4 席でたっぷり 2 時間半。
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