« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

雀松・市馬 二人会

2010/3/29 @天満天神繁昌亭

  • 桂雀五郎 「時うどん」
  • 桂雀松 「般若寺の陰謀」(作:小佐田定雄)
  • 柳亭市馬 「大工調べ」
    ―― 中入り ――
  • 柳亭市馬 「長屋の花見」
  • 桂雀松 「愛宕山」


 補助席も出る大入り。

 雀五郎の「時うどん」は、オーソドックスな 2 人ヴァージョンに、桂吉朝の型からクスグリをブレンド。

 市馬の 1 席目は、入門時の師匠連の思い出話から「大工調べ」を。棟梁と与太郎のメリハリが効いてて心地良い。
 2 席目は「雀松の『愛宕山』がたのしみ」と云いつつ、自身も春のネタで「長屋の花見」を。宴会の場面では得意ののどを披露して拍手喝采。

 雀松の 1 席目は、寺での落語会の話から「般若寺の陰謀」へ。住職と興行師の悪だくみも、ドロンボーのような軽さでたのしい。
 2 席目は季節ネタで「愛宕山」を。きっちりと構成されてるだけに、雀松独特の早口が春ののどかな雰囲気をかき消しているようで残念。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

繁昌亭昼席

2010/3/22 @天満天神繁昌亭

【桂春蝶 第四回 繁昌亭爆笑賞受賞記念ウィーク】

  • 笑福亭喬介 「時うどん」
  • 林家染左 「兵庫船」
  • 桂出丸 「寄合酒」
  • 浮世亭とんぼ・横山まさみ 《漫才》
  • 桂文福 「大相撲風景」
  • 桂春蝶 「山内一豊と千代」
    ―― 中入り ――
  • 宝来家一輝 《太神楽》
  • 桂梅團治 「転失気」
  • 三遊亭兼好 「蛇含草」
  • 露の都 「子はかすがい」

※ 第 183 週


 大入り満員。

 トップの喬介は「時うどん」で弾けまくり。かなりおもしろい。

 染左は「兵庫船」をきっちりと。船上での謎掛けのところまで。

 出丸はおなじみのマクラから「寄合酒」をテンポ良くにぎやかに。

 漫才のとんぼ・まさみは、とんぼのドヤ顔がどうも‥‥。

 文福はいつものフルコースにつづいて「相撲場風景」の一升瓶のくだりを。

 今席の主役、繁昌亭爆笑賞の春蝶は「こんなプレッシャー掛かる賞はない」とボヤき、マクラで笑える空気にしてから「山内一豊と千代」を。笑い多しで爆笑賞の面目躍如。あらためて旭堂南海の台本の良さを感じる。

 太神楽の一輝は成功率の向上が課題。

 梅團治は自虐ネタもたのしい雰囲気。「転失気」もほのぼのと、それでいてメリハリも。

 兼好はごく軽い毒入りのマクラで味を出してから「蛇含草」を。東京ではそば好きの出てくる「そば清」が一般的だろうから、東京の噺家でもち好きの出てくる「蛇含草」はめずらしいかも。もちの食べ方に独自の工夫。兼好自身の体格も影響しているように思えるが、東京の噺家が演るとあっさりした印象に。

 トリの都はおなじみの《みやこ噺》で終わるかと思いきや「子はかすがい」を。母親が息子を連れて出た型で、女性ならこの方が情を出しやすそう。やや早口なのが残念。


天満天神繁昌亭

| | コメント (0) | トラックバック (0)

たまのさよならフレンドリー寄席

2010/3/21 @ワッハホール

【本当の最終回・・・ありがとう、ありがとう、ありがとう】

  • 笑福亭たま 《抽選会》
  • 笑福亭生寿 「うなぎ屋」
  • 笑福亭たま 「陰陽師」(作:笑福亭たま)
  • 笑福亭生喬 「へっつい幽霊」
  • 笑福亭たま 「高津の富」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「景清」


 ワッハホールに半分ほどの入り。販売調整で中央前方に観客をうまくまとめる。

 トップの生寿は「うなぎ屋」をきっちりと。

 ゲストの生喬は『上方落語まつり in ミナミ』にひとしきりボヤいてから「へっつい幽霊」へ。登場人物にメリハリがあってわかりやすい。

 たまの 1 席目の「陰陽師」は、サイコメトリー(残留思念の読み取り)で連続殺人事件を解決する噺。
 2 席目の「高津の富」は、たまアレンジがかなり好転しているネタ。さらに繰られててよりおもしろく。
 3 席目の「景清」は、たま版ではかなり手が入れられており、サゲへの展開がさらに変わっていた。


 次回(?)のワッハホールでの会は 6 月 27 日(日)に『笑福亭たまの脱構築落語会』として。ゲストは東京から柳家三三。

らくごの玉手箱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

花花寄席

2010/3/20 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 月亭八斗 「動物園」
  • 笑福亭鶴笑 「くもんもん式学習塾」(作:桂三枝)
  • 桂三風 「桃太郎」
  • おしどり 《音曲漫才》
  • 月亭遊方 「親子酒」
    ―― 中入り ――
  • ラフ・コントロール 《漫才》
  • 桂文三 「嬶違い」

※ 第 104 回


 いつもどおり 40 人ほどの入り。

 開口 0 番の八斗の「動物園」は、ウーイェイよしたか(スマイル)、もう中学生、麻生太郎なんかの物まね入りで、これがまたアクセントになっておもしろい。

 鶴笑は中学校の英語の教科書にたっぷりツッコんでから、唯一ネタ出しの「くもんもん式学習塾」。桂三枝の作で、ヤクザが学習塾経営を始める噺。人形がなくても鶴笑ワールド。

 三風は学校公演で苦労した話から「桃太郎」へ。独自のアレンジがたのしい。

 毎度にぎやかなおしどりは、マコの公開ダメ出しのような展開がいつもよりキツめ。ケンがトチりすぎ?

 遊方は「親子酒」で弾けまくり。

 ラフ・コントロールは初めてだが、『金の斧 銀の斧』をモチーフにしたネタは秀逸。双方半ギレの応酬がかなりおもしろい。他のネタも観てみたい。

 文三はめずらしいところで「嬶違い」を。ラジオ対策?


ヨシモト∞ホール OSAKA 花花寄席

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゆるりふたり こごろう・花丸の旅館落語会

2010/3/18 @あい粂旅館

  • こごろう・花丸 《対談:ふたりにおたより》
  • 林家卯三郎 「時うどん」
  • 林家花丸 「寄合酒」
  • 桂こごろう 「口入屋」

※ 5 ゆるり目


 約 60 人で大入り満員。

 オープニングの対談は稽古が大変って話が印象的。この対談が会を特色付けているのに、予定時間が過ぎたら下座から鐘を鳴らすと云うのはいかにも無粋。

 卯三郎はマクラで、繁昌亭の新型インフルエンザ対策委員長に選出されたときの話。桂三枝会長の指示でおこなったことが、他の師匠連に誤解されて‥‥とボヤきまくり。

 花丸の「寄合酒」は、花丸テイストの味付けが随所に。

 こごろうの「口入屋」は、ちょこちょこ云い間違えつつも、こごろうらしいたのしい空気感でたっぷりと。


さかいひろこ works

| | コメント (0) | トラックバック (0)

月亭遊方のカジュアル古典

2010/3/17 @八聖亭

  • 月亭遊方 《随想・らくごの○○》
  • 月亭遊方 「走り餅」
  • 笑福亭たま 「子はかすがい」
    ―― 中入り ――
  • 遊方・たま 《トーク》
  • 月亭遊方 「親子酒」

※ 第4回


 今回から会場が八聖亭へ。場所を移してもザッと 50 人ほど入ってまずまず。

 オープニングはアマチュア落語について。遊方が「素人こそ型通り演らず無手勝流で演るべき」との持論を展開。そこからなぜか「自分の高座を批評されたくない」と懇願。そっちがメイン?

 遊方の 1 席目「走り餅」は 2 度目の高座とのことだが、やはりナレーション部分や侍のセリフに硬さ・恥ずかしさが感じられる。侍だけでも遊方らしく処理できれば格段に良くなりそう。

 ゲストのたまは「子はかすがい」をたっぷり。

 中入り後のトークでは、遊方が「走り餅」に対してネガティヴ発言を連発。遊方が「もう演らない」と云うと、たまは「もったいない」「稽古不足」。落語会での打ち上げの悲喜こもごもなんかも。

 遊方の 2 席目「親子酒」は弾けまくり。これぞ遊方落語の真骨頂。


遊方 FOR YOU!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

笑福亭たま一人会

2010/3/15 @高津の富亭

  • 旭堂南斗 『太閤記』より「太閤の初陣」
  • 笑福亭たま 「代書屋」
  • 桂三幸 「あなたになら言える今日のこと」(作:桂三幸)
  • 笑福亭たま 「池田の猪買い」


 不調から好調に転じたたまが勉強会を緊急開催。宣伝期間が短かったにもかかわらず 40 人を超える入りに。

 トップの南斗はとりとめのない話をマクラに、『太閤記』から「太閤の初陣」をきっちりと。

 ゲストは「EXILE の誰かに似てる」と云われる三幸。たっぷりのマクラから自作の「あなたになら言える今日のこと」を。漁師の息子が力士になる噺。唐突な展開が独特のおもしろさ。

 たまの 1 席目はマクラで『花花寄席』の台所事情から『上方落語まつり in ミナミ』の裏話など、舞台裏のあれこれ。好調と云うことで、たしかに「代書屋」もおもしろい。
 2 席目は ライブ繁昌亭のインタビュー の話をマクラに「池田の猪買い」を。構成は比較的基本どおりな印象ながら、喜六(的男)がとにかくやかましい。


らくごの玉手箱

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東西笑いの喬演

2010/3/13 @ワッハホール

  • 柳家喬太郎 「反対俥」
  • 瀧川鯉橋 「粗忽の釘」
  • 笑福亭三喬 「鹿政談」
    ―― 中入り ――
  • 柳家喬太郎 「お節徳三郎」
    ―― 小中入り ――
  • 笑福亭三喬 「まんじゅうこわい」

※ 第 8 回


 補助席も出る大入り。

 プログラムでは前座に鯉橋とあったが、開幕に“まかしょ”が流れて喬太郎が登場。出番順の変更についてゴニョゴニョと断わって、軽いマクラから「反対俥」へ。座布団の上で飛び跳ねながら右を向いたり左を向いたりがたのしい。演り損ないも「大阪でがんばってんだよ!」と笑いへ転化。

 やや緊張の面持ちの鯉橋は、なんとなく言い訳をしてから「粗忽の釘」をそつなく。

 三喬の「鹿政談」は、マクラで当時の奈良の在り方をあれこれと紹介してから本編へ。噺に入っても言葉の解説をあちこちに散りばめて、理解しやすい工夫。さらに独特のとぼけたやわらかい語り口でたのしい雰囲気も。

 中入りを挟んで、喬太郎の 2 席目は「お節徳三郎」。大店の娘と手代の道ならぬ恋の噺。最後は落とすのが一般的なようだが、喬太郎は悲劇的なエンディングに。たっぷり。

 短めの中入りで張り詰めた空気を少し変えてから、トリの三喬は「まんじゅうこわい」を、こちらもたっぷり。
 怪談のくだりのあとで「これ『まんじゅうこわい』にいりますか?」と、桂米之助に稽古を付けてもらったときのエピソードも。怪談のくだりまではみっちり稽古し、その後は「あとはまんじゅう食うだけや」。

 たっぷり 3 時間。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

三遊亭遊雀勉強会 弥生会

2010/3/12 @お江戸日本橋亭

  • 三遊亭遊雀 《ごあいさつ》
  • 神田きらり 『寛政力士伝』より「谷風の情け相撲」
  • 三遊亭遊雀 「崇徳院」
    ―― 中入り ――
  • 三遊亭遊雀 「唐茄子屋政談」


 東京出張のついでに落語会を画策。いくつかの選択肢で迷ったが、未見ながら 某落語ファン おすすめの遊雀の勉強会をチョイス。
 早くから開場を待つ人の列が。開演時には 100 人近くの大入りに。

 まずは遊雀が某有名ブランドの柄の着物で登場してごあいさつ。まったく初めてだったが、どうも池乃めだかに見えてしまう。時節柄、オリンピックの話題など。

 きらりも初めて。バスガイドから転身した入門時の話をマクラに、『寛政力士伝』から「谷風の情け相撲」を。小気味良い語り口が心地良い。要所にクスグリを挟み込む演り方で、関西でもウケそう。

 遊雀の 1 席目「崇徳院」は、登場人物の味付けがやや濃いめながら、小気味良いテンポで安定感も抜群。上手さが光る。
 中入りを挟んでの 2 席目「唐茄子屋政談」はネタ下ろし。古今亭菊之丞に付けてもらったそうで、なるほど以前観たのとほぼ同じ。きっちり型通り演った感じで、間の取り方にもうひと工夫ほしいような場面もあったが、これから独自の味付けが期待できそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2010/3/11 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 旭堂南湖 「坂本龍馬」
  • 旭堂南湖 「拝領の首」
  • 旭堂南湖 『赤穂義士銘々伝』より「木村岡右衛門(前編)」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「出世の纏」

※ 49


 なんとかツ離レ。

 四国お遍路前の最後の勉強会と云うことで、盛り沢山の番組。たっぷりのマクラから、短めの「坂本龍馬」「拝領の首」を。

 『赤穂義士伝』は木村岡右衛門の話。相撲の話や刃傷の仕方など、横道に逸れつつもたっぷり。

 中入り後もたっぷりのマクラから「出世の纏」を。めでたい話。


 次回は《50 回記念特別大興行》と銘打ち、5 月 28 日(金)、29 日(土)の 2 夜連続公演。「木村岡右衛門(後編)」は 7 月に。

正直南湖

| | コメント (0) | トラックバック (0)

できちゃったらくご!

2010/3/8 @動楽亭

【オール新作ネタ下ろし続けて‥‥ 50 回記念の会】

  • 《オープニング》
  • 桂三金 「日米相撲場風景」
  • 桂あやめ 「大奥出世物語」
  • 笑福亭たま 「美女と野獣」
  • 笑福亭福笑 「素人板場」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「透視メガネ」
  • 月亭遊方 「ルーキーズ・スリル」
  • 桂三風 「ジェネレーション・エレジー」
  • 《エンディング》

※ 第 50 回
※ すべて自作ネタ


 福笑効果か、50 人以上は入ってた感じ。

 三題噺の改作の三金がトップ、ゲストの福笑が中トリで、それ以外の出番順を恒例のジャンケンで。大人げないやり取りもまたたのしい。

 三金は、東京での『三枝一門 vs 圓丈一門』で「朝青龍」「普天間基地」「JAL」の三題から作ったネタを。普天間基地移転問題を相撲対決で決着しようと云う時事ネタ。

 あやめは『上方笑女隊おひなまつり』の裏話から、大奥モノの第二弾。『~おひなまつり』での《豪華絢爛!?大奥絵巻》の後半の大喜利対決を落語化した感じ。まだまだ未完成。

 たまはミュージカル劇団の噺。ダジャレのクスグリが多いが、ストーリー自体が膨らめばもっとおもしろくなりそう。

 ゲストの福笑もネタ下ろし。お好み焼きの焼き方で口論していた二人が、客自身が料理できる料理屋へ行く噺。かなり勢い押し。

 南湖はお遍路にまつわる話から「エロ講談です」と、昔の雑誌に時折見られた透視メガネをめぐる話。甘酸っぱい青春ストーリーに。

 遊方はスリの師弟の噺。弟子のダメッぷりと先走り感がおもしろい。育ちそうな予感。

 三風はデパート店員のジェネレーション・ギャップの噺。ちょっと悲しい。

 最後に全員揃ってエンディング。『レスキュー遊方!』のチケットのプレゼントも。
 落語 7 本で 2 時間半。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

立川志の輔独演会

2010/3/6 @国立文楽劇場

  • 立川志の春 「元犬」
  • 立川志の輔 「三方一両損」
    ―― 中入り ――
  • 立川志の輔 「紺屋高尾」


 奇跡的にチケットが取れての参戦。前売り完売の大入り。

 豊中出身の志の春は「大阪を捨てた裏切り者と思わずに、モンゴル人力士を見送ったモンゴル人のつもりで観ていただければ」と断ってから「元犬」をきっちりと。会場をあっためる役割を果たす。

 志の輔はオリンピックにまつわるあれこれから、小咄をレースに見立てたり、マクラから笑いたっぷり。1 席目の「三方一両損」は、後半からサゲまでの流れは独自の工夫か、お裁きのとんちを納得しない町人にヤキモキする大岡越前守がなんともおかしい。

 2 席目は、地方公演にまつわるエピソードいろいろをマクラに「紺屋高尾」をたっぷりと。ストーリー重視の古典であっても軽いテイストでわかりやすく、それでいて気持ちの部分も置き去りにしないで伝える技術はお見事。


立川志の輔公式ウェブサイト しのすけコム

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なんことけいこ

2010/3/5 @動楽亭

【大坂落城の巻】

  • 旭堂南湖 「講談:大坂落城(前編)」
  • 春野恵子 「浪曲:落城の淀君」(曲師:一風亭初月)
    ―― 中入り ――
  • 南湖・恵子 《トークコーナー:恵子のギモン なんこ兄おしえて!》
  • 旭堂南湖 「講談:大坂落城(後編)」

※ 第 2 回


 会場を 3 分の 2 ほど使い、正面の舞台には講談用の高座、後方には浪曲用の演台、左右の壁際に床几をならべ、中央は座布団席と、さながら船底のような会場設営。観客は、講談のときは正面を、浪曲のときは後方を向いて鑑賞する。
 増席が難しい設営に 50 人近くが詰め掛けて超満員。
 空板(開口 0 番)で旭堂南舟が「道具屋吉兵衛」。ぼちぼち観客がくる頃合いで、客席もざわつき気味なのは仕方ないとしても、おしゃべりは控えてあげていただきたい。

 南湖の 1 席目は、マクラで恵子評。話すときに顔が近くボディ・タッチが多いことから、キャバクラ嬢のようである、と。
 「大坂落城(前編)」は、豊臣秀吉の死後、徳川家康の追い込み。

 恵子は南湖の評に対し、話すときのあれこれは「帰国子女なんです。そのせいです」と弁明。「女性にはもっとスゴいんです」とも。
 「落城の淀君」は、大坂落城を秀吉の側室の淀殿から。

 トークコーナーは、南湖が先生、恵子が生徒って感じで進行。

 南湖の 2 席目「大坂落城(後編)」は、大坂城陥落まで。史実と違う事実。


正直南湖
浪曲師・春野恵子ブログ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

上方笑女隊おひなまつり

2010/3/3 @天満天神繁昌亭

【豪華絢爛!?大奥絵巻】

  • 露の紫 「大安売」
  • 桂三扇 「シルバーウエディングベル」(作:桂三枝)
  • 笑福亭笑子 《腹話術》
  • 桂あやめ 「コンパ大作戦」(作:桂あやめ)
  • 露の都 「初天神」
    ―― 中入り ――
  • 《豪華絢爛!?大奥絵巻》(桂あやめ・作「ルンルン大奥絵巻」より)


 大入り満員。

 中入り前の落語はみなあっさりめな印象。

 この会は中入り後の趣向が見物。今回はあやめが自身の落語「ルンルン大奥絵巻」を脚色。
 配役は、将軍様:桂米團治(特別出演)、お小姓蘭丸:林家染雀、白拍子:カムローズ、【河内一派】河内殿:露の都、お龍:桂あやめ、松原:桂三扇、藤井寺:桂ぽんぽ娘、腰元:露の雅、露の眞、【京都一派】綾小路殿:内海英華、お美濃:春野恵子(友情出演)、伏見:笑福亭笑子、腰元:桂さろめ、露の紫。
 前半は落語に沿った展開、後半はゲームあり、大喜利あり、総踊りありと、まさに豪華絢爛。段取りの悪さが気になるところはあるも、それを補ってあまりあるおもしろさ。なにより、盛り沢山のアイデアを具現化したあやめのプロデューサーとしての手腕が光る。
 将軍役の米團治は、花道に見立てた上手側の客席通路から颯爽と登場し、舞台へ上がったところで大見得を切る。出演者のなかでいちばんノリノリ。好きこそものの上手なれの典型で、芝居っ気たっぷりのクサさもおもしろみに好転。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

染弥のキメてやる今夜! 2day's

2010/3/2 @八聖亭

  • 林家染弥 《ごあいさつ》
  • 林家染吉 「兵庫船」
  • 林家染弥 「癪の合薬」
  • 染弥・遊方 《蔵出し内緒話》
    ―― 中入り ――
  • 月亭遊方 「酔いどれ交番所」(作:月亭遊方)
  • 林家染弥 「猿後家」

※ 初日


 ほぼ満席で 50 人ほどの大入り。

 前説で番組紹介のあと、染弥からサイン入り DVD プレゼント。なぜか外装フィルムの上にサインを書いたと云う微妙な品。

 年季明けの染吉は「兵庫船」をサゲまでたっぷり。丁寧な語り口に好感。

 染弥の「癪の合薬」は小品ながら、登場人物が活き活きと描かれていてたのしい。

 《蔵出し内緒話》は、ホストの染弥がゲストの遊方に話を訊くスタイル。おもに月亭八方と八聖亭についていろいろと。

 遊方はたっぷりのマクラから「酔いどれ交番所」。酔っ払いが交番に迷い込んで‥‥って噺。ハイ・テンションでカンカーン!と。

 染弥の 2 席目は「猿後家」をたっぷりと。


 振り返れば、みなたっぷりで満腹。


林家染弥は今夜も HAPPY

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »