八方・きん枝 二人会
2010/4/18 @アークカルチャースタジオ
- 桂きん枝 《ごあいさつ》
- 桂ちきん 「犬の目」
- 桂坊枝 「ちりとてちん」
- 桂きん枝 「狸の賽」
- 月亭八方 「稽古屋」
※ 第 2 回
いつもより若干少なめながら、それでも 70 人くらい入った感じ。
きん枝が私服姿で登場し、この日の番組紹介。八方が昼の落語会からの移動で渋滞に巻き込まれ、まだ楽屋入りしてないことを報告。そのため急遽出番を変更したとのこと。
もともと前座役は月亭八斗だったそうだが、八方といっしょに遅れていたため、急遽ちきんに。突然出番を云い渡されて緊張しまくりで「犬の目」を、なんとかこなす。
坊枝はこの日の NGK での大喜利の出番を終えて飲みに行こうとしたところ、きん枝から 17 時に出番を依頼され、自宅へ着物を取りに帰ってから会場へ 18 時の開演直前に到着したことを熱弁。その勢いで「ちりとてちん」もテンション高く。
きん枝は八方の到着を報告してから、師匠の桂文枝(小文枝)に叱られた話や、横山やすしと競艇場へ行ったときの話など、若い頃の思い出をたっぷり。賭け事の話から「狸の賽」へ。
八方はきん枝の参院選出馬についてごく軽く触れてから「稽古屋」を。黒田節を入れたり、八方ならではの味付け。色事のために芸事を仕込もうと云う男のキャラが秀逸。
開場時に、最前列中央の席に「関係者席」の張り紙が。周辺に座った客がみな口々に「関係者席って、なんやのん?」。来場した《関係者》が気まずくなったのか、しばらくして関係者席は一般開放される。
こう云った出演者の近親者への優遇がこの会の気になるところ。
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