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深脳落語会 NIGHT HEAD

2010/7/31 @天満天神繁昌亭

  • 桂咲之輔 「御公家女房」
  • 笑福亭たま 「皿屋敷」
  • 桂二乗 「茶の湯」
  • 笑福亭たま 「平家夢物語」(作:笑福亭たま)
  • 笑福亭たま 「三味線アリ」(作:笑福亭たま)


 入りは 1 階席に半分くらい。この時間帯としては健闘。

 咲之輔の「御公家女房」は、とくに前半で独特のクサみが気になるも、後半はまずまず。

 二乗は「たまの会は演りにくい」ってな話から「茶の湯」を。きっちり丁寧だが、笑いが連鎖せず。

 たまの 1 席目は、マクラいろいろから古典で「皿屋敷」。導入部を端折って笑いにつながるところに絞って。終盤のお菊の幽霊がたのしい。
 2 席目は新作ショート落語をマクラに、新作の「平家夢物語」。修学旅行の生徒の夢と耳なし芳一がシンクロする噺。
 つづけての 3 席目「三味線アリ」は 10 月 1 日(金)の『テーマ落語会』で口演予定の新作。呪われた者だけが聞こえると云う三味線の噺。呪われたときの所作が課題かも。


 次回は 8 月 28 日(土)。

らくごの玉手箱

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白鳥・恵子の会

2010/7/31 @TORII HALL

  • 白鳥・恵子 《対談》
  • 三遊亭白鳥 「ラーメン千本桜(前編)」(作:三遊亭白鳥)
  • 春野恵子(曲師:一風亭初月) 「両国夫婦花火」
    ―― 中入り ――
  • 白鳥・恵子・初月 《おたのしみコーナー》
  • 三遊亭白鳥 「初めてのフライト」(作:三遊亭白鳥)
  • 三遊亭白鳥 「ラーメン千本桜(後編)」(作:三遊亭白鳥)

※ Vol. 2


 前回は自主企画だったのが、今回から TORII HALL 企画に。約 80 人ほどの入りで、客席が程良く埋まる。

 まずは白鳥と恵子で対談。開催の経緯や番組紹介など。白鳥作品を浪曲化して恵子が口演するのがメインだったようだが、どうも間に合わなかったよう。恵子が代替案として企画を考えてきたとのこと。

 白鳥の「ラーメン千本桜」は、老舗ラーメン店同士の潰し合いに元店員だった二代目が巻き込まれると云う噺。白鳥にはめずらしくストーリー重視。ラーメン対決や如何に!?!?と云うところで交代。

 恵子の「両国夫婦花火」は、実家を飛び出していた花火職人の二代目が、独学で修行を積んで帰ってくる話。夫婦愛と親子愛をからめて、たっぷり。

 中入りを挟んでのおたのしみコーナーは、恵子の浪曲クイズ。恵子は iPad を持ち出してやる気満々だったが、クイズ自体が中途半端でグダグダに。

 あまりに笑い所が少なかったと云うことで、白鳥がサービスで「初めてのフライト」を。生意気な小学生が大人になって初めて飛行機に乗る噺。終盤は観客参加型に。(桂三風に仁義を切る必要はないのか!?!?)

 最後に白鳥の「ラーメン千本桜」の後編。伏線と展開と、ムリヤリにでも挟み込むギャグはさすが。


TORII HALL

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繁昌亭昼席

2010/7/25 @天満天神繁昌亭

  • 桂そうば 「動物園」
  • 林家染弥 「時うどん」
  • 桂出丸 「酒の粕」
  • 竹井輝彦 《漫談》
  • 笑福亭円笑 「たがや」 舞踊「奴さん」
  • 月亭可朝 「野ざらし」 歌謡「出てきた男」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭仁扇 「看護婦中川さん」(作:笑福亭仁扇)
  • 幸助・福助 《漫才》
  • 桂勢朝 「ハイウェイ歌合戦」(作:小佐田定雄)
  • 笑福亭松喬 「おごろもち盗人」

※ 第 200 週


 大入り。

 お目当ての可朝は、いつものようにメガネにカンカン帽にチョビ髭で、ヒラヒラと踊りながらの登場。ひときわ大きな声が掛かる。マクラでいきなり「琴光喜の気持ち、よぉわかる」。たっぷりのマクラから「野ざらし」へ。喜六的男の釣りながらの歌が軽妙で、ここらはさすが。自分の鼻を釣ってしまうところまで。
 楽屋からギターを持ってこさせて、おまけで“出てきた男”を。

 勢朝はローギアでマクラを振ってから、トップに入れて「ハイウェイ歌合戦」を。今回は永田町ヴァージョン。時事ネタもたっぷり盛り込んで、かなりおもしろい。

 松喬は天神祭にボヤきつつ、ここだけの話をたっぷりしてから「おごろもち盗人」を。さすがの安定感。


天満天神繁昌亭

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ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

2010/7/24 @大阪城ホール


 恐竜の精巧な実物大ロボットが動き回るイベント『ウォーキング・ウィズ・ダイナソー』を体感。イベント自体を知った時点で前売り券は完売。直前の当日券予約でなんとか席を確保しての参戦。ほとんど親子連れ。

 アリーナ全体が恐竜のステージで、観客はスタンド席から鑑賞。かなり後方の席だったが、それでもなかなかの迫力。どの恐竜もなかなか自然な動きで、技術の進歩と造型のセンスを感じる。
 大トリはやはりティラノサウルスで、これを最前列で観てたらかなりのド迫力だろう。

 長めの休憩を挟んでの 2 部構成で、ステージは実質 1 時間半弱。内容と料金を天秤に掛けると、やや割高かも。恐竜好きとしては、まぁ納得。


恐竜ライブ!公式サイト ウォーキング・ウィズ・ダイナソー

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なつかしの映像 天国寄席

2010/7/19 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 《映像紹介》
    • 三代目・旭堂南陵 『難波戦記』より「くらわんか舟の由来」
    • 桂吉朝 「地獄八景亡者戯」
    • 海原お浜・小浜 「手と人生」
    • 桂枝雀 「つぼ算」
  • 戸田学 《解説》
  • 戸田・宗助 《対談》
  • 桂宗助 「ちしゃ医者」

※ 第 2 回


 故人となった芸人の映像を使ったイベント。

 まずは三代目・南陵、吉朝、お浜・小浜、枝雀の映像を約 15 分のダイジェストで。
 吉朝の「地獄八景亡者戯」は若旦那御一行が三途の川へ差し掛かる場面。「ミナミに深い馴染みのコレがあんのに、おんなじミナミで芸妓に手ぇ出しなはったやろ。あんた小米朝かいな」で切ると云う名編集。
 枝雀の「つぼ算」は、一荷入りのつぼの代金を払うところから。独特の語り口はもとより、細かい所作・演出が光る。

 戸田学の解説は、出演者(?)の紹介。面白エピソードも多く、興味深い。
 つづけて宗助を呼び込んで対談。枝雀や吉朝のエピソードを中心に、米朝一門のいろいろ。旧知の間柄と云うことで、飲み屋で昔話を聞いてる雰囲気に。

 最後におまけ(?)で宗助の「ちしゃ医者」を。汚い噺をさらりと、それでいて予定時間を大幅にオーバーしてたっぷりと。


 次回は 10 月 11 日(月・祝)。映像紹介は、中田ダイマル・ラケット、六代目・笑福亭松鶴、夢路いとし・喜味こいし、を予定。

大阪府立上方演芸資料館 ワッハ上方

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桂梅團治のこれ独演会?

2010/7/18 @天満天神繁昌亭

  • 桂梅團治 「転失気」
  • 入船亭扇辰 「麻のれん」
  • 桂梅團治 「花筏」
    ―― 中入り ――
  • 桂梅團治 「代書屋」
  • 入船亭扇辰 「甲府ぃ」

※ 第 4 回


 1 階席はほぼ満席で、2 階席にも入る大入り。

 主催の梅團治が 3 席で、まずは列車撮影の話から「転失気」を。いま上方でこのネタを演られているのはほぼ梅團治からだそうで、さすがに安定感抜群。
 2 席目の「花筏」はニンに合ってる感じで、たっぷり。
 3 席目の「代書屋」は師匠の桂春團治の十八番だが、梅團治も独特の演出・味わいがあってたのしい。

 梅團治が新潟での落語会のネタ帳で名前だけ知っていた扇辰に直接連絡を取ってゲストに来てもらったそう。その扇辰、東京で 1~2 度観たことはあるが、老成した風貌と切れの良い語り口が特徴。「麻のれん」は盲の按摩師の失敗談で、放送に向かない噺。師匠の入船亭扇橋でも聴いたが、商品ながらほのぼのしたおかしみがある。
 2 席目の「甲府ぃ」は孝行者の良い噺だが、サゲのバカバカしさがいかにも落語。たっぷり。


桂梅團治・かつら小梅の梅満会梅満会うめまんかい

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田辺寄席 文月席

2010/7/17 @桃ヶ池公園市民活動センター

【新じっくりたっぷりの会 月亭遊方の段】

  • 桂文太 《開口 0 番 文太の前ばなし 「さくらんぼ」》
  • 月亭八光 「幽霊の辻」(作:小佐田定雄)
  • 月亭遊方 「うなぎ屋」
  • 桂文太 「袈裟茶屋」‥‥《538 号 笑呆亭》
    ―― 中入り ――
  • 桂そうば 「十徳」
  • 月亭遊方 「隣人ネイバーズ
  • 《抽選会》

※ 第 538 回


 120 人近く入ってほぼ満席。

 文太の前ばなしは「さくらんぼ」(「頭山」)から、SF テイストの噺についてあれこれ。「竜宮界龍都」(「小倉船」)、「愛宕山」、「犬の目」などで、実際にはあり得ないような状況について紹介。

 出番順が変わって、トップに八光。「幽霊の辻」は、茶店のおばんの田舎弁が中途半端で、噺全体の雰囲気が作りきれず。いつも思うが、落ち着いてしゃべれるように取り組む必要がありそう。口跡が良いだけにもったいない。

 遊方の 1 席目は、出てくるなりテンションが高い。テッパンのマクラをビシバシ繰り出して会場を熱くしてから「うなぎ屋」へ。喜六(的男)のバカさ加減がツボ。ギャグも増量でおもしろさアップ。うなぎ屋の店主の格闘はいつもながらの熱演。(山台から這って降りるための特設踏み台あり)

 文太の「袈裟茶屋」の喜六は与太郎テイストが強い。「錦の袈裟」の贋作だからかも。

 中入りを挟んで、出番順を替わったそうばの「十徳」は、十徳の語源に加え、大根役者の語源を絡めて噺をふくらませた型。訛りが気になる場面ものぞくが、口跡の良さはなかなか。

 遊方の 2 席目は、いまだに職務質問を受けるってマクラから自作の「隣人ネイバーズ」を。マンションの隣人の素性を妄想しまくる噺。こちらもとにかくテンション高い。

 最後に恒例の抽選会。招待券ゲット!


田辺寄席

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劇団 M.O.P. 最終公演 『さらば八月のうた』

2010/7/17 @松下 IMP ホール

作・演出: マキノノゾミ
出演: キムラ緑子、三上市朗、小市慢太郎、林英世、酒井高陽、木下政治、奥田達士、勝平ともこ、白木三保、岡村宏懇、友久航、塩湯真弓、永滝元太郎、美輝明希、塩釜明子、神農直隆、マキノノゾミ、森下じんせい(日替わりゲスト)


 解散カウントダウン公演は観られずで、最終公演になんとか間に合う。他の興行との兼ね合いで初日に観劇。

 開演前にマキノノゾミが日替わりゲストを舞台へ招いてラジオ番組的なトークコーナー。知ってりゃ開場から来たのに。
 開演時間になると、そのまま自然な流れで本編へ。

 間もなく打ち切りとなるラジオ番組宛に数年前に寄せられたリクエスト曲にまつわる物語。現在から戦時中までさかのぼり、時代を行ったり来たり。偶然のリンクは(もしそれが現実なら)驚きだが、さほどたいしたことのない展開を、カードの切り方だけでああまでドラマチックにしてしまうマキノノゾミの手腕に感服。
 キャストの安定感は云わずもがな。パンフレットによると、やはり台本の仕上がりは遅かったようだが、それでも気になったのは 2~3 か所で台詞を噛んでたくらい。プロの役者の仕事に感服。

 満足度かなり高し。やはり M.O.P. は安心して観られる。解散が惜しまれる。


劇団 M.O.P.

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予測不能講談会

2010/7/16 @徳徳亭

  • 旭堂南斗 「将棋大名」
  • 局部童軟性 「官能講談 家庭教師ナナコ」
  • ひと:みちゃん 《艶歌シャンソニエ プチリサイタル》
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南青 「無筆の出世」


 ツ離レまであとひと息。

 南斗は「将棋大名」をごく普通に。

 軟性(南青)はまず、官能講談を演ることになったきっかけから。学生の頃に初めて手掛けたそう。さらにこの会の成り立ちを。大須演芸場で知り合ったひと:みちゃんの来阪に合わせて開催となったそう。
 「家庭教師ナナコ」は、高校生で大学受験を控えたタケシが、苦手な数学を大学 4 年のナナコに教えてもらうことになる。このナナコが年下好きで‥‥と云った展開。表現がややストレート過ぎるきらいがあり、聴かせる芸としてはもうひと工夫ほしいところ。

 《艶歌シャンソニエ家元》のひと:みちゃんは、いつものようにオリジナルソングとおしゃべり。大須演芸場の出番(約 20 分)よりもたっぷりと、ネタもいろいろ盛り込んで。

 中入りを挟んで、南青の「無筆の出世」はきっちりたっぷり。


みなみの青大将

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ヴァチスト太田のドラムと歌のコラボレーション♪ in 大阪 Live Bar D.III 略してドラコラ!

2010/7/14 @Live Bar D.III


 入りは 20 人くらい。常連客も多いよう。

 栗木健のドラムスをバックにヴァチスト太田(WAHAHA 本舗)が昭和歌謡を歌い上げるライヴ。太田は真っ赤なドレスで歌謡ショーの雰囲気たっぷり。
 昭和歌謡を《悲しい女》視点で独自解釈し、ときに替え歌を交え、ときにネタを交え。歌ネタもさることながら、曲間のゆるぅ~いおしゃべりもたのしい。

 スペシャルゲストの桂あやめは、派手な着物に子供用の三味線を携えて《沖縄のおばあ》に扮して沖縄漫談。語尾に「さぁ」を付ければ沖縄っぽくなると「○○さぁ」尽くし、沖縄民謡“安里屋ユンタ”の替え歌など。いつもながらネタの着眼点はおもしろいが、稽古不足でグダグダ感たっぷり。それでも演り切るプロ根性はさすが。

 最後にあやめと太田のコラボで“エクスタシーいくよくるよ”の大団円。

 ショウとして全体にメリハリがほしいところだが、独特のセンスがおもしろい。半年毎くらいのペースで定期的に開催してほしい企画。


Live Bar D.III

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月亭遊方のカジュアル古典

2010/7/12 @八聖亭

  • 月亭遊方 《随想・落語の○○》
  • 桂かい枝 「堪忍袋」
  • 月亭遊方 「看板の一」
    ―― 中入り ――
  • 遊方・かい枝 《トーク》
  • 月亭遊方 「猫と金魚」

※ 第 5 回


 入りはやや少なめで 20 人くらい。

 オープニングの遊方のおしゃべりは「落語の企画」について。「いま、落語プロデューサーが狙い目」ってな話。

 かい枝はマクラでつかみきれず苦戦。得意ネタの「堪忍袋」も云い間違いが散見されるが、それをクスグリに転化してフォローしつつ。安定感とメリハリはあり。

 遊方の 1 席目「看板の一」は、後半に遊方らしいパンチのあるアクション満載。

 中入り後のトークは、次のネタに合わせてペットの話やボーイスカウトでの(やや残酷な)話など、動物にまつわる話あれこれ。

 遊方の 2 席目「猫と金魚」は 2 度目の口演とのことで、開演前にかい枝を相手にガチで試したそう。あちこちにクスグリを追加して。


遊方 FOR YOU!

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楽の会 亀屋寄席

2010/7/11 @割烹旅館 亀屋

  • 笑福亭喬介 「火焔太鼓」
  • 笑福亭三喬 「家見舞い」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭三喬 「借家怪談」

※ 第 34 回


 前売り完売(予約打ち切り)でいっぱいの入り。

 前座の喬介は、先日ネタ下ろしした「火焔太鼓」を。やっぱりテンションが高い。

 三喬の 1 席目は噺家の世界でのお中元・お歳暮事情をマクラに「家見舞い」を。後半の繰り返しを飽きさせずに聴かせる間合いはさすが。喜六と清八のキャラがたのしい。
 中入りを挟んでの 2 席目は、先の「家見舞い」について「料亭であんな噺を‥‥」と反省。幽霊になるための 5 か条を紹介してから「借家怪談」を。こちらは後半の物怖じしない男のキャラがたのしい。


亀屋寄席
割烹旅館 亀屋

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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2010/7/9 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 旭堂南湖 「小南湖の誕生」
  • 旭堂南湖 「夫婦相撲」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 『赤穂義士銘々伝』より「木村岡右衛門(後編)」

※ 51


 ツ離レまであとひと息。

 レギュラーの番組に戻り、南湖の独演。まずは南湖夫妻の間に子どもが生まれた話から。前日の『育っちゃったらくご!』の話やお遍路の話なんかも交えながら、あれこれたっぷり 1 時間ほど。
 つづけて 2 席目の「夫婦相撲」。引退近い力士が女房の助言を頼りに横綱へ挑む話。

 中入りを挟み、『赤穂義士銘々伝』より「木村岡右衛門」の後編。岡右衛門と宮原家との因縁、そして岡右衛門切腹まで。たっぷり。


 次回は 9 月 17 日(金)。

正直南湖

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育っちゃったらくご!

2010/7/8 @天満天神繁昌亭

【ファイナル!? バトルロワイヤル】

  • 《オープニング》
  • 桂三風 「テレショップ・パニック」(作:桂三風)
  • 桂三金 「奥野くんの選挙」(作:桂三金)
  • 笑福亭たま 「火焔太鼓」
  • 桂あやめ 「ちりとてちん」
  • 旭堂南湖 《三題噺》
  • 月亭遊方 《三題噺》
    ―― 中入り ――
  • 桂三風 「又も華々しき華燭の典」(作:桂三枝)
  • 桂あやめ 「私はおじさんにならない」(作:桂あやめ)
  • 旭堂南湖 「誕生日」(作:旭堂南湖)
  • 《エンディング》


 団体も入って 1 階席が 9 割ほど。なかなかの入り。

 今回はトーナメント形式のガチンコ対決。まずは持ち時間 10 分の 1 回戦は 2 人ずつに分かれて新作、古典、三題噺で対決し、それぞれの勝者 3 人が得意ネタで決戦。審査は繁昌亭のスタッフ 2 名と観客の 3 ポイント制。優勝者には賞金 5 万円。
 オープニングのクジ引きで、三風と三金が新作、たまとあやめが古典、南湖と遊方が三題噺と決定。三題噺のお題は観客から「選挙」「ワールドカップ」「健康診断」の 3 題に。

 新作対決で先攻の三風は、マクラでつかんでから観客参加型の「テレショップ・パニック」を。観客のノリが良く、好反応。
 後攻の三金は奥野くんシリーズから、直前に迫った参議院選挙に絡めて「奥野くんの選挙」を。こちらもなかなかの反応。
 勝者は三風。

 古典対決で先攻のたまは、マクラ代わりにショート落語ベストでつかむ。ある意味、反則か。本ネタの「火焔太鼓」に入って「軒付け」と迷うも、なんとか「火焔太鼓」を最後まで。ツボツボできっちりウケる。
 後攻のあやめは相撲界のスキャンダルをマクラに、芸者バージョンの「ちりとてちん」を。これもある意味、イエローカードかも。パーソナリティーを活かした演出。最後にパクッと食べてしまうのはチとエグい。
 勝者はあやめ。

 三題噺対決で先攻の南湖は、繁昌亭を訪れたカップルがテロリストに遭遇する噺に古典落語をあれこれと織り込む。短時間でまとめたにしてはかなりテクニカルな構成。
 後攻の遊方は、結婚願望の強い男が占い師にみてもらう噺。この男が猛烈にアホ過ぎておもしろい。ふくらませれば作品として残せそう。
 勝者は南湖。

 決勝戦は三風から。テッパンの三枝作品「又も華々しき華燭の典」を持ってくるあたりに本気度がうかがえる。
 つづくあやめも共感を得やすい「私はおじさんにならない」で手堅く攻める。
 トリの南湖は、こちらもテッパンの「誕生日」。
 観客審査の前に遊方が出演者の確認。「桂三風さんか、桂あやめさんか、子どもができたてでなにかと物入りでこれからがんばっていかないかんと云う旭堂南湖さんか」。結果は南湖の優勝。

 最後には抽選会も。

 最後の審査はともかく、対決自体はバチバチの本気モードで、高座のクオリティーはかなり高く、今回はなかなかの好企画。年 1 回くらい開催してほしいところ。

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喬介の落語しま~す!!

2010/7/4 @カフェバー パフ

  • 笑福亭喬介 「煮売屋」
  • 笑福亭喬介 「七度狐」
  • 森乃石松 「寝床」
  • 笑福亭喬介 「火焔太鼓」


 入りは 20 人ちょい。かなり狭い会場で、密航船の船底の様相。

 喬介の 1 席目は、近況報告的マクラたっぷりから「煮売屋」。一旦区切りを入れて、つづけて 2 席目の「七度狐」。喜六と清八のテンションがかなり高め。

 ゲストの石松は、なんやかんやとしゃべってから「寝床」を。語尾が流れ気味になってて損してる感じ。

 喬介の 3 席目の「火焔太鼓」も、古道具屋の夫婦がテンション高め。

 喬介は 3 席ともネタ下ろしか数度目の高座だったそう。今後に期待。

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演芸のつぼスペシャル 河内音頭のつぼ

2010/7/4 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

【2010 年上海万博「大阪・上海友好盆踊り大会」出演壮行会】

  • お茶々づくし
  • 團十郎と馬の足

※ 2


 いっぱいのお客さん。菊水丸の登場にあちこちから声が掛かる人気者。
 出演は、河内家菊水丸(音頭)、三条史郎(和太鼓)、石田雄一(ギター)。

 まずは自己紹介から「お茶々づくし」。観客からの合いの手「えんやこぉらせぇ~えどっこぉいせ」があたりまえのように入ってお祭り気分。

 間に菊水丸のおしゃべり。上海万博に絡めて大阪府知事の話や大阪万博の話などをたっぷり。いくらしゃべってもしゃべり足らない様子。かなりおもしろい。

 最後に「團十郎と馬の足」で心地良く締める。


河内家菊水丸 公式ホームページ
大阪府立上方演芸資料館 ワッハ上方

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よしもと花形寄席 NEXT GENERATION の会

2010/7/3 @ヨシモト∞ホール OSAKA

  • 《オープニング》
  • 桂三四郎 「時うどん」
  • 月亭方正 「猫の茶碗」
  • 林家染弥 「癪の合薬」
    ―― 中入り ――
  • 桂三幸 「男と女の他力本願」(作:桂三幸)
  • 月亭八光 「ちりとてちん」
  • 《エンディング》


 60 人くらいと結構な入りだが、招待客が 20 人くらいいた模様。
 それは別に良いとして、開場にちょっと遅れただけでさっさと招待客を入れてしまうのはいかがなものか。金を払っている客に対してどう考えているのか?

 オープニングでクジ引きによる出番順決め。この会は、桂三若、林家染弥、月亭八光、桂三四郎、月亭方正、の 5 人がレギュラーのようで、今回は三若に変わって桂三幸が出演。

 三四郎の「時うどん」は独自アレンジも繰れていておもしろい。

 方正は「始末の極意」のウナギのくだりをマクラ代わりに「猫の茶碗」を。きっちり。

 染弥は代名詞とも云える「癪の合薬」。台詞のない下男の存在感が笑いに。

 三幸のみ新作で、自作の「男と女の他力本願」。結婚したい男と結婚したくない女がプロポーズを競馬に掛ける噺。エズキの繰り返しがおかしい。

 八光は「ちりとてちん」をきっちりと。

 みなマクラたっぷりでおもしろく、2 時間半に。


よしもと花形寄席 ブログ

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ゆるりふたり こごろう・花丸の旅館落語会

2010/7/2 @あい粂旅館

  • こごろう・花丸 《対談:ふたりにおたより》
  • 笑福亭生寿 「子ほめ」
  • 桂こごろう 「書割盗人」
  • 林家花丸 「千両みかん」

※ 6 ゆるり目


 いつもよりやや少なめの 40 人くらい。ラムネ菓子付き。

 こごろうと花丸の対談は、こごろうの液晶テレビ購入記に始まり、観客からのおたよりをもとにいろいろおしゃべり 30 分ほど。

 生寿は「子ほめ」をきっちり丁寧に。悪いところはさほどないのに、気の毒なほど客席からの反応がない。
 あとのこごろうによると、こごろうが稽古を付けたそう。

 こごろうの「書割盗人」は、家財道具を描いてもらう場面が事細かで、注文する方も描く方もたのしそう。前半のワクワク感が後半の盗人にも。

 花丸は「千両みかん」をたっぷりと。独自のクスグリをちりばめて。


さかいひろこ works

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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2010/7/1 @高津の富亭

※ 第 10 回


 60 人ほどの入り。過去最高の大入りかも。

 ホストの月亭遊方と林家染弥の軽いオープニングのあと、ゲストの月亭八方が登場するなり、遊方の服装にダメ出し。その後も遊方の一言ひとことにダメ出しの連続。いきなり打ちひしがれた感の遊方。

 最近の話題から、八方が iPad を買って Twitter も始めたことについてあれこれ。iPad はすでに使ってないようだが、Twitter は「芸人ならネタを入れないと」と云うポリシーで投稿し、読んだ人の反応が返ってくるのがおもしろい様子。

 八方が気を遣って、タイトルの《うちわ話》について話題を振り、恒例の小芝居コーナーへ。スベッたときの云い訳「天井高い」に対し、八方が「使つこたことある」。

 落語の演出論について真面目なトークも。八方が注目しているのが《サスペンス》で、「サスペンスタッチで『動物園』のラストを 5 分引っ張ったらスゴい」。
 名言は「おもしろさには個人差があります」。

 事前打ち合わせをまったくしてなかったそうだが、八方の話題に対する視点をずらして笑いに転化する技術と瞬発力が圧倒的。


遊方 FOR YOU!
林家染弥は今夜も HAPPY

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