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育っちゃったらくご!

2010/7/8 @天満天神繁昌亭

【ファイナル!? バトルロワイヤル】

  • 《オープニング》
  • 桂三風 「テレショップ・パニック」(作:桂三風)
  • 桂三金 「奥野くんの選挙」(作:桂三金)
  • 笑福亭たま 「火焔太鼓」
  • 桂あやめ 「ちりとてちん」
  • 旭堂南湖 《三題噺》
  • 月亭遊方 《三題噺》
    ―― 中入り ――
  • 桂三風 「又も華々しき華燭の典」(作:桂三枝)
  • 桂あやめ 「私はおじさんにならない」(作:桂あやめ)
  • 旭堂南湖 「誕生日」(作:旭堂南湖)
  • 《エンディング》


 団体も入って 1 階席が 9 割ほど。なかなかの入り。

 今回はトーナメント形式のガチンコ対決。まずは持ち時間 10 分の 1 回戦は 2 人ずつに分かれて新作、古典、三題噺で対決し、それぞれの勝者 3 人が得意ネタで決戦。審査は繁昌亭のスタッフ 2 名と観客の 3 ポイント制。優勝者には賞金 5 万円。
 オープニングのクジ引きで、三風と三金が新作、たまとあやめが古典、南湖と遊方が三題噺と決定。三題噺のお題は観客から「選挙」「ワールドカップ」「健康診断」の 3 題に。

 新作対決で先攻の三風は、マクラでつかんでから観客参加型の「テレショップ・パニック」を。観客のノリが良く、好反応。
 後攻の三金は奥野くんシリーズから、直前に迫った参議院選挙に絡めて「奥野くんの選挙」を。こちらもなかなかの反応。
 勝者は三風。

 古典対決で先攻のたまは、マクラ代わりにショート落語ベストでつかむ。ある意味、反則か。本ネタの「火焔太鼓」に入って「軒付け」と迷うも、なんとか「火焔太鼓」を最後まで。ツボツボできっちりウケる。
 後攻のあやめは相撲界のスキャンダルをマクラに、芸者バージョンの「ちりとてちん」を。これもある意味、イエローカードかも。パーソナリティーを活かした演出。最後にパクッと食べてしまうのはチとエグい。
 勝者はあやめ。

 三題噺対決で先攻の南湖は、繁昌亭を訪れたカップルがテロリストに遭遇する噺に古典落語をあれこれと織り込む。短時間でまとめたにしてはかなりテクニカルな構成。
 後攻の遊方は、結婚願望の強い男が占い師にみてもらう噺。この男が猛烈にアホ過ぎておもしろい。ふくらませれば作品として残せそう。
 勝者は南湖。

 決勝戦は三風から。テッパンの三枝作品「又も華々しき華燭の典」を持ってくるあたりに本気度がうかがえる。
 つづくあやめも共感を得やすい「私はおじさんにならない」で手堅く攻める。
 トリの南湖は、こちらもテッパンの「誕生日」。
 観客審査の前に遊方が出演者の確認。「桂三風さんか、桂あやめさんか、子どもができたてでなにかと物入りでこれからがんばっていかないかんと云う旭堂南湖さんか」。結果は南湖の優勝。

 最後には抽選会も。

 最後の審査はともかく、対決自体はバチバチの本気モードで、高座のクオリティーはかなり高く、今回はなかなかの好企画。年 1 回くらい開催してほしいところ。

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