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たまの新作コレクション

2010/9/8 @動楽亭

  • 笑福亭笑子 「シンガポール・ドリーム」(作:笑福亭笑子)
  • 笑福亭たま 「僕と彼女と教頭先生」(作:笑福亭たま)
  • 桂雀喜 「中学生ブルース」(作:長坂堅太郎)
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「ベルゼバブの蝿」(作:笑福亭たま)


 ザッと 30 人ちょい。

 シンガポールに住まいを移した笑子の「シンガポール・ドリーム」は、売れるためにシンガポールへ移住した噺家・ショウコの噺。初の新作は実録落語とも云うべきネタで、心のつぶやきを腹話術で語るなど、オリジナリティも。

 ゲストの雀喜は、米朝一門の新作に対する評価の低さをやんわりボヤいてから「中学生ブルース」へ。中学生の長坂君があやしげな物売りに引っ掛かる噺。先の読める展開ながら、独特のゆるさとだまされたあとのボヤキがたのしい。

 たまの 1 席目は、彦八まつりの裏側をマクラに、改訂版の「僕と彼女と教頭先生」を。高校の教師と生徒が恋仲になって、果てはヤクザ社会に巻き込まれる噺。新味のギャグがいくつか。痛すぎるギャグは好き嫌いの分かれるところかも。
 中入りを挟んでの 2 席目は、全体の時間が短めだったことから、マクラにインターネットと落語会の観客について、さらに繁昌亭以前と以後での環境の変化など、あれこれたっぷり。「ベルゼバブの蝿」は、呪いの原稿の噺で、かなり繰られててスッキリ。


らくごの玉手箱

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コメント

天満橋に住んでますコマキと申します。落語、大好きです!
常盤寄席には、よく出かけるんですが
あい粂旅館寄席にも、とても興味あります!
つぎは、いつでしょうか?
おしらせ戴けたら、うれしいです。

投稿: コマキ | 2010.09.12 18:49

■ コマキ さん
たまさんの会になんら関係のない話題ですが‥‥。

『あい粂旅館寄席』とは『ゆるりふたり』のことだと思います。
次回は 11 月 4 日(木)のようです。
詳しくは下記 URL をご参照ください。

さかいひろこ works
http://www5.ocn.ne.jp/~works/

投稿: わさび | 2010.09.13 00:44

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