« 志ん丸・南青 ふたり会 | トップページ | 錦秋文楽公演 »

柳家喬太郎独演会

2010/11/20 @TORII HALL

  • 柳家喬太郎 「道灌」
  • 桂阿か枝 「軽業講釈」
  • 柳家喬太郎 「時そば」
    ―― 中入り ――
  • 柳家喬太郎 「ぺたりこん」(作:三遊亭圓丈)


 早々に予約完売で満員。喬太郎の関西での人気も定着。(密行者もあろうが)

 メクリに《開口一番》とあり、出てきたのが着流し姿の喬太郎。前座であることをごく簡単に自己紹介してから、柳家では最初に習うと云う「道灌」を。髪型を普段と変えているあたりも芸が細かい。

 その後に出てきた阿か枝はなんとも演りにくそう。それでも「軽業講釈」をきっちりと。テンションの高さを要求されるネタはニンに合わないようにも思われるが。

 中入り後の喬太郎の「ぺたりこん」は三遊亭圓丈の作で、会社の机に自分の手のひらが吸い付いたように取れなくなったサラリーマンの噺。不条理の極み。
 作者の圓丈の高座は、喬太郎のとはまったく異なる印象になるだろうと想像する。喬太郎は会社員として使い物にならなくなった男に対する冷徹な上司の無慈悲さが苦い味を醸し出すが、圓丈ならどうしようもなくなった男が逆境に耐える不屈の姿をカラッと観させてくれるのではないだろうか。圓丈版も観てみたい。

|

« 志ん丸・南青 ふたり会 | トップページ | 錦秋文楽公演 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24187/50132274

この記事へのトラックバック一覧です: 柳家喬太郎独演会:

« 志ん丸・南青 ふたり会 | トップページ | 錦秋文楽公演 »