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トリイどっかん BROTHERS

2010/12/28 @TORII HALL

  • 《ザツダン その 1》
  • 月亭遊方 「公園の幼児ん坊」(作:月亭遊方)
  • 《ザツダン その 2》
  • 笑福亭鶴笑 「パペット平林」
    ―― 中入り ――
  • 《ザツダン その 3》
  • 桂文華 「親子酒」
  • 《ゲームコーナー:贈り物》

※ Vol. 3


 入りは 40 人ほど。毎回微増だそう。

 遊方は声が出にくくなってネタを急遽変更したそう。

 鶴笑は「平林」をパペットで。両膝をつかい、右膝は丁稚、左膝は町の人々をその場で顔を替えながら。パペットだけでなく、細かい理屈も入ってる。

 文華は酔っ払いがやや演出過多との印象だが、この出演者では仕方ないかも。

 ゲームコーナーは遊方の司会で、観客からの贈り物(お題)を、文華が贈り手、鶴笑が貰い手となって当てる。いつもながらグダグダ。

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名探偵ナンコ よみがえれ!探偵講談

2010/12/26 @上方亭

  • 旭堂南湖 「シャーロック・ホームズ 黄色い顔」
  • 旭堂南湖 「柳田格之進」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂南湖 「明治探偵講談 ハブ娘」
  • 南湖・芦辺拓 《対談:探偵講談あれこれ》


 30 人近く入り、用意したパンフレットはまったく足りなかったそう。

 探偵講談 2 題に、文化庁芸術祭新人賞を受賞した「柳田格之進」をおまけ口演。
 「ハブ娘」は毒婦の話。2 月の『講談毎日亭』で全長版(?)を口演予定。


講談師・旭堂南湖公式サイト

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姉様キングス ホワイトフェイスクリスマス

2010/12/24 @天満天神繁昌亭

  • 桂さろめ 「セールスウーマン」(作:桂あやめ)
  • 林家染雀 「質屋芝居」
  • 桂あやめ 「シックス・アンドウジ・シティ」(作:桂あやめ)
    ―― 中入り ――
  • サンデー西村 《バイオリン漫談》
  • 姉様キングス 《音曲漫才》
  • ミツコ・デラックス 《デブ漫談》
  • 姉様キングス 《シャンソンショー》
    1. エクスタシーいくよくるよ
    2. エパテート・ベー
    3. おそうじオバチャン
    4. イザベル 関西篇
    5. あなたのためならどこまでも
    6. いんじゃもん de コマンタレブー


 1 階席はほぼ埋まり、2 階席にも入る大入り。

 染雀はたっぷりの一席を演り切った感。
 あやめは客席の子どもを意識してか、ドギツいネタを若干ライトに。

 眼目の後半。
 サンデー西村は、漫談と云うよりパフォーマンス寄りの芸。
 姉様キングスは、都々逸、どんどん節、阿呆陀羅経。基本 A 面で時々 B 面って感じのネタ選び。この日は主役と云うことで、おしゃべりがゆったりめ。
 緊急参戦のミツコ・デラックスは、ややキャラの立ちが悪かった印象。もうちょっと毒づいても良かったかも。
 シャンソンショーは、半分が新曲だったところに意気込みを感じる。3 曲目からサンデー西村のバイオリンが入って、これがなかなかええ雰囲気。

 たっぷり 3 時間。


姉様キングス交換日記

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出没!ラクゴリラ

2010/12/20 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 笑福亭鉄瓶 「阿弥陀池」
  • 笑福亭生喬 「浮かれの尼買い」
  • 林家花丸 「厩火事」
    ―― 中入り ――
  • 桂文三 「鹿政談」
  • 桂こごろう 「茶の湯」
  • 《ラクゴリラ大喜利》

※ 第 89 回


 レッスンルームでの最終回は 100 人ほどの入り。

 秀逸は花丸の「厩火事」。もともと上方では演り手が少なく、初めて観たときから独自色も強かったが、まだまだ進化しているところがスゴい。

 大喜利は、下手側より司会の花丸、生喬、こごろう、文三のならびで、『笑点』風に座布団争奪戦。お題自体はガチでアドリブだったようだが、司会の花丸が仕込んでいたであろう部分とそうでない部分との境界を感じさせない進行に、花丸の手腕が光る。


 次回は会場を太融寺本坊に移し、来年 2 月 23 日(水)に開催。

出没!ラクゴリラ

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繁昌亭昼席

2010/12/19 @天満天神繁昌亭

【笑福亭小つる改メ六代目笑福亭枝鶴襲名披露特別興行】

  • 笑福亭鉄瓶 「平林」
  • 笑福亭生喬 「犬の目」
  • 笑福亭伯枝 「田楽喰い」
  • 笑福亭鶴笑 《鶴笑ワールド》
  • 笑福亭岐代松 「時うどん」
  • 桂春團治 「高尾」
    ―― 中入り ――
  • 《襲名披露口上》
  • 笑福亭福笑 「葬儀屋さん」(作:笑福亭福笑)
  • 桂春之輔 「お玉牛」
  • 笑福亭枝鶴 「竹の水仙」

※ 第 221 週


 口上は下手側より、司会の岐代松、福笑、枝鶴、春團治、春之輔。それぞれのらしい口上のあと、春之輔の発声で大阪締め。


天満天神繁昌亭

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月亭遊方のゴキゲン落語会

2010/12/16 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 月亭遊方 《幕開前戯噺》
  • 月亭遊方 「奇跡のラッキーカムカム」(作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 月亭遊方 「てんのじ小屋」(作:月亭遊方)

※ 第 35 回


 入りは 40 人くらいで、ほぼいつも通りな感じ。

 オープニングの《幕開前戯噺》は、前日の『とくとくレイトショー』での入門話あれこれの拡大バージョン。たっぷりおもしろい。
 「てんのじ小屋」は初めて。ウディ・アレンの映画『おいしい生活』を下敷きにした、寄席小屋で繰り広げられる珍騒動。キャスティングがたのしく、寄席小屋の設定とディテールにニンマリ。


遊方 FOR YOU!

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とくとくレイトショー

2010/12/15 @徳徳亭

  • 月亭遊方 「寄合酒」


 忘年会終わりでダッシュして参戦。客席はツ離レ。

 遊方に付いた新弟子の入門話に始まり、遊方自身の入門時や、修行時代に松田優作やアイドルと遭遇したときの話など、おもしろマクラたっぷり。
 マクラが長くなりすぎて、落語は「寄合酒」のみに。遊方のは久しぶりだったが、後半にギャグが増えてて遊方テイスト満点。


遊方 FOR YOU!

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たまよね

2010/12/12 @ワッハホール

【新作で江戸の名作に挑む!】

  • 桂福丸 「道具屋」
  • 笑福亭たま 「兵庫船」
  • 笑福亭たま 「三味線アリ」(作:笑福亭たま)
  • 鈴々舎馬桜 「文七元結」
    ―― 中入り ――
  • 米井敬人 《腹ごなし》
  • 笑福亭たま 《新作ショート落語》
  • 笑福亭たま 「カケ酒」(作:たまよね)
  • たま・米井 《反省会》


 たまと米井敬人(構成作家)による、久々のイベント。ゲストに東京から鈴々舎馬桜を迎え、プログラムはごった煮の様相。入りは 100 人ほど。

 たまは 1 席目のマクラで福丸を延々と上げたり下げたり。

 米井の《腹ごなし》は、ツッコミ入り写真のスライドショー。写真は犬猫の糞尿禁止看板と猫水。着眼点がたのしい。

 たまの 3 席目「カケ酒」はこの日のネタ下ろし。バーで酔っ払いがママに絡む噺。酔っ払いの一人称視点で進行するのは、師匠の福笑の「憧れの甲子園」へのオマージュ。

 最後にたまと米井で反省会。これをもうちょっと長めにやってほしいところ。


笑福亭たま オフィシャルサイト

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動楽亭昼席 12 月席

2010/12/9 @動楽亭

  • 桂二乗 「普請ほめ」
  • 桂雀五郎 「初天神」
  • 桂雀喜 「池田の猪買い」
  • 桂千朝 「小倉船」
    ―― 中入り ――
  • 桂米左 「たいこ腹」
  • 桂雀三郎 「胴乱の幸助」


 上手いこと昼間に時間ができたんで、動楽亭へ。
 前日は修学旅行とおぼしき高校生の団体で大入り満員だったそうだが、この日はザッと 50 人ほど入った印象。

 トップの予定だった吉の丞はギックリ腰で休演し、二乗が代演。
 みなきっちり丁寧。雀喜以降はたっぷりめで、2 時間半を超える。とくに千朝の「小倉船」がハメモノ入りで賑やかで、テンポが心地良い。


動楽亭 寄席情報

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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2010/12/6 @高津の富亭

※ 第 12 回


 ゲストは「1 年のうち 360 日怒ってる(遊方・談)」桂福車。観客からの怒りメールについて福車が斬ると云う企画。
 当の福車が意外と冷静で、遊方が焦ってた感じ。福車の意見になんでも乗ってくる染弥に対して、福車が苦言を呈する場面も。

 東京での開催を発表。


遊方 FOR YOU!
林家染弥は今夜も HAPPY

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創作落語の会

2010/12/3 @天満天神繁昌亭

  • 桂三幸 「自分に届け」
  • 笑福亭たま 「人型ロボット」
  • 月亭遊方 「ハローの災難」
  • 笑福亭福笑 「裏切り同窓会」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭仁智 「だじゃれ禁止法」
  • 桂三枝 「家族の絆」

※ 第 78 回
※ すべて自作ネタ


 三枝主催の会と云うことで、大入り。

 録音されてることを意識してか、演者の緊張感が伝わる高座で、しかも全体的に間延びした雰囲気。そのなかでも手堅く笑わせる三枝はさすが。

 一応《新作ネタ下ろしの会》と銘打ってはいるが‥‥。

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