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wat mayhem 『桃天紅』

2011/4/30 @シアター BRAVA!

脚本: 中島らも
脚色: 中島さなえ
演出: 山内圭哉
出演: 山内圭哉、兼崎健太郎、黒川芽以、中山祐一朗、コング桑田、松村武、川下大洋、福田転球、平田敦子、JUN、椿鬼奴、シューレスジョー、ぼくもとさきこ、松尾貴史


 山内圭哉が笑殺軍団リリパットアーミーで初めて主演した思い入れのある中島らも作品を、自身のプロジェクトで再演する企画。
 開演前のアナウンスは中島らも(のものまねをする松尾貴史)。

 伝説の秘薬《桃天紅》をめぐる中華劇‥‥だが、基本的にはギャグの連続。
 劇場が扇町ミュージアムスクエアからシアター BRAVA! に変わって、初演時より芝居としてはきっちりした作りになっていたが、その分バカバカしさは薄まった印象。

 終演後にはリリパット恒例、カネテツのちくわの狂い投げも。
 さらに、主要キャストと中島さなえを交えてのアフタートークでは、故人である中島らもや桂吉朝の話も。

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くつしたびより 畳上の落語と音楽会

2011/4/29 @貸集会場 あまべ

【桂こごろう × たゆたう】

  • 《だんらん談話》
  • 桂こごろう 「野崎詣り」
  • たゆたう 《歌》
    ―― 中入り ――
  • 桂こごろう 「くやみ」


 古民家を改装したイベント会場で、落語と音楽のコラボレーション企画。なかなかの入り。

 オープニングの《だんらん談話》で出演者(+主催者)がトークをしつつジェンガに興じるも、トークも盛り上がらず、ジェンガは後方の観客にはまったく見えず、グダグダを通り越してイライラ。

 こごろうの 2 席「野崎詣り」「くやみ」は盤石。

 たゆたうは、ヴォーカルとギター担当のにしもとひろこと、ヴァイオリンとコーラスとトイ担当のイガキアキコのデュオ。曲はいわゆる癒やし系だが、とくにイガキの演奏がキレてて、普通でないオーラを放散しまくり。


桂こごろう
たゆたう
さかいひろこ works

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笑福亭たま独演会

2011/4/29 @国立文楽劇場 小ホール

  • 露の眞 「いらち俥」
  • 笑福亭たま 「青菜」
  • 桂文三 「替り目」
  • 笑福亭たま 「愛宕山」
    ―― 中入り ――
  • 《プロレス 時間無制限 1 本勝負》
    内田祥一 vs 吹本賢児 (レフェリー:桂三金)
  • 笑福亭たま 《ショート落語 2010 & 2009》
  • 笑福亭たま 「二人忠信」(作:笑福亭たま)

※ 第 1 回


 補助席も含めて前売り完売の満員札止め。約 200 人の入り。

 眞の「いらち俥」はキャラの気持ち悪さがおもしろい。キタへ向かうところまで。

 文三の「替り目」は酔っ払い亭主がたのしい。女房がおでんを買いに行かされるくだりまで。

 たまの前半 2 席の「青菜」と「愛宕山」はいずれも繰れてて安定感があり(いまの季節に合ってるかはともかくとして)季節感がにじみ出る好演。ゆえに、取って付けたようなクサい風景描写はサラリと流し気味に語る方が良いように思う。

 注目の色物、中入り後のプロレス。中入り前のたまのマクラによると、国立文楽劇場は、会場費はさほど高くはないが、会場設備を使用するのに専任スタッフが必要となり、その人件費が高いそう。高座を動かしてリングを設営するとそれだけで費用がかさむため、高座はそのままで戦う。舞台を傷めてはいけないので、リノリウム敷き。土足・裸足厳禁のため、レスラーは地下足袋を履く。緞帳が上がると、高座の左右に体育用マットが 2 枚ずつ敷かれていた。
 レフェリーの三金が登場して選手をコール。まずは「国立文楽劇場で戦うことが小さい頃からの夢だった」内田が入場。つづいて吹本がたまの名ビラを咥えて入場し、観客の目の前で名ビラを破る。さらに吹本は高座の膝隠しを叩き割り、わかりやすくヒールに。
 試合は高座の左右のマットはあまり使わず、高座前の 1 m 程の狭いエリアで展開され、エプロンサイドでの攻防のよう。場外乱闘やパイプ椅子チャンバラもあり、サービス満点。
 コブラツイストでのバックの取り合いにレフェリーが巻き込まれるコミカルな場面や、レフェリーが試合に巻き込まれて失神し、吹本がフォールするもカウントされないアメリカンな場面などもあり、三金も大活躍。
 最後は吹本がブレーンバスターからの体固めで内田から 3 カウントを奪って勝利。勝ち名乗りを上げさせようとしたレフェリーに、吹本はスタナーを食らわせて退場。
 倒れたままの内田のもとへお茶子がマイクを届ける。立ち上がった内田は「俺の夢の文楽劇場を! この借りは次の繁昌亭だ!」と叫び、第 2 章へ。

 たまの 3 席目は妙な空気感で。ここ 2 年のショート落語からいくつか演って「二人忠信」を。同姓同名の連続殺人犯に翻弄される噺。ギャグが増え、とくに後半が以前よりかなり整理された印象。


笑福亭たま オフィシャルサイト

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笑いのタニマチ 仁智の新作落語道場

2011/4/27 @薬業年金会館 和室

  • 笑福亭仁智 《ごあいさつ》
  • 笑福亭笑助 「宇多田ヒカル根問」
  • 笑福亭仁智 「ボヤキ講座」
  • 林家染弥 「貢ぐ女」
  • 笑福亭仁智 「川柳は心の憂さの吹きだまり(家庭篇)」

※ vol. 95
※ 落語はすべて自作


 ザッと 60 人くらいの入り。比較的ゆったり座れた。

 笑助の「宇多田ヒカル根問」は、序盤の仕込みがサゲにつながってて落語らしいが、観客の中心層が 50 代であることを考えると題材がきびしい。題材の選択と、クスグリを増やせば残せそう。

 染弥の「貢ぐ女」は、昭和の昼メロ風な展開で、ストーリーはきっちり。もうちょっとクスグリを散りばめるか登場人物にキャラを付ければメリハリが出て、繁昌亭昼席でも使えそう。

 仁智の 1 席目「ボヤキ講座」はネタ下ろし。人生幸朗のモノマネ(?)でボヤきまくり。2 日前まで違うネタを考えていたが「おもろない」と悟り、前日に考えるも覚えきれず、袖にボヤキ種を要求しながら。
 2 席目はおなじみ。


笑いのタニマチ・笑いのスミヨシ

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繁昌亭昼席

2011/4/24 @天満天神繁昌亭

【林家花丸 第 5 回 繁昌亭爆笑賞受賞記念ウィーク】

  • 桂雀太 「色事根問」
  • 桂阿か枝 「狸の賽」
  • 桂団朝 「秘伝書」
  • 桂朝太郎 《マジカル落語》
  • 笑福亭喬楽 「餅屋問答」
  • 林家花丸 「ナイモンガイ」
    ―― 中入り ――
  • 桂三ノ助 「お忘れ物承り所」(作:桂三枝)
  • 桂米輔 「悋気の独楽」
  • 喜味家たまご 《女道楽》
  • 笑福亭仁智 「スタディ・ベースボール」(作:笑福亭仁智)

※ 第 239 週


 個人的に打率 5 割の好番組。かなり満足度の高い昼席に。


天満天神繁昌亭

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千朝落語を聴く会

2011/4/23 @太融寺 本坊

  • 桂小鯛 「時うどん」
  • 桂千朝 「天狗さし」
  • 桂米紫 「堪忍袋」
  • 桂千朝 「仔猫」

※ 第 64 回


 いつもながらの大入り。
 千朝の 2 席はあっさりな印象。

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林家和女 お囃子 30 周年・生誕 50 年 祝賀会

2011/4/21 @天満天神繁昌亭

  • 桂あやめ 《ごあいさつ》
  • 笑福亭たま 《和女ショート落語》
  • 桂あさ吉 「軽業」
  • 林家染雀 「蛸芝居」
  • 桂三金 《バルーンショー》
  • 笑福亭福笑 「繁昌亭らぶそんぐ」(作:笑福亭福笑)
  • 桂春團治 「親子茶屋」
    ―― 中入り ――
  • 《写真展&トーク》
  • 林家染雀 《御祝儀舞「六歌仙」》
  • お囃子バンド
    1. 月光価千金(エノケンバージョン)
    2. 蘇州夜曲
    3. オクラホマミキサー ~あんまり落語が好きなので~
  • シコロ


 中入り後の企画が観もの聴きもの。和女らお囃子連が大御所噺家といっしょの写真が目白押し。お囃子バンドによる演奏もめずらしく、あやめが歌った“オクラホマミキサー ~あんまり落語が好きなので~”もたのしい。

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大喜利男祭り!

2011/4/18 @天満天神繁昌亭

  • 染弥・三金 《オープニング》
  • できちゃったらくご!チーム vs 桂三枝一門チーム
  • セブンエイトチーム vs 林家染丸一門チーム
  • できちゃったらくご!チーム vs セブンエイトチーム
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭たま 「カケ酒」(作:たまよね)
  • 桂三金 「奥野君の幽霊」(作:桂三金)
  • 月亭遊方 「たとえばこんな誕生日」(作:月亭遊方)
  • 《エンディング》


 チーム対抗ガチンコ大喜利トーナメントで優勝すると落語を披露できると云う趣向。

  • できちゃったらくご!チーム: 月亭遊方、桂三金、笑福亭たま
  • 桂三枝一門チーム: 桂三ノ助、桂三弥、桂三幸
  • セブンエイトチーム: 桂まめだ、桂雀太、桂三四郎
  • 林家染丸一門チーム: 林家染弥、林家笑丸、林家染太

 1 回戦は 2 戦とも順当な結果。決勝戦は微妙なジャッジでできちゃった!チームが勝利。大喜利の瞬発力が強烈なまめだが大活躍。

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7 時だョ! 8 人集合

2011/4/16 @自由空間 高津 177

  • 《オープニング》
  • 《1 分ネタ》
  • 《フリートーク》
  • 《新婚さんいらっしゃい!》
  • 《大喜利》
  • 桂さろめ 「恋多き女の噺(仮)」(作:セブンエイト)
  • 《エンディング》

※ 第 11 回


 入りは 20 人くらい。

 出演は、桂さろめ、桂三幸、桂三四郎、桂まめだ、笑福亭べ瓶、露の団姫。ゲスト(?)に豊来家大治朗。
 今回は結婚した団姫と大治朗をメインに《新婚さんいらっしゃい!》など。
 さろめの新作は惚れっぽい女の噺。


セブンエイト 7 時だョ! 8 人集合

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神田愛山独演会 IN 大阪

2011/4/15 @薬業年金会館 和室

  • 旭堂南海 「広瀬武夫と山本夫人」
  • 神田愛山 「め組の喧嘩」
  • 神田愛山 「安心できない男」(作:神田愛山)


 愛山自作の「安心できない男」がおもしろい。のちに講釈師となる強迫神経症の男の半生記。愛山自身をモデルにしているため、説得力抜群。

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月亭遊方のゴキゲン落語会

2011/4/14 @徳徳亭

  • 月亭遊方 《幕開前戯噺》
  • 月亭太遊 「十徳」
  • 月亭遊方 「ルーキーズ・スリル」(作:月亭遊方)
    ―― 中入り ――
  • 月亭遊方 「訪問者」(改:月亭遊方)

※ 第 36 回


 太遊の「十徳」は遊方テイスト満点ながら、喜六的男の気持ち悪さに独自性も。

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丸善落語会

2011/4/10 @丸善 名古屋栄店 会議室

【超星☆激突 IV たま vs 兼好】

  • たま・兼好 《オープニングトーク》
  • 三遊亭兼好 「犬の目」
  • 笑福亭たま 「花ねじ」
    ―― 中入り ――
  • 三遊亭兼好 「粗忽の使者」
  • 笑福亭たま 「愛宕山」

※ 第 49 回


 兼好の「犬の目」では患者の目を釘抜きでくり抜き、たまの「花ねじ」では隣人の鼻の穴を釘抜きでひねる。
 兼好の「粗忽の使者」では粗忽者が口上を聞き忘れ、たまの「愛宕山」では幇間が小判を置き忘れる。
 たま曰く「兼好のサブリミナルな嫌がらせ」。

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月亭会

2011/4/9 @アークカルチャースタジオ

  • 月亭八方 《ごあいさつ》
  • 月亭八天 「米揚げ笊」
  • 桂春蝶 「紙入れ」
  • 月亭八方 「猿後家」


 八天はこの日の出番ではなかったが、楽屋へ行くと八方からのリクエストで急遽「米揚げ笊」を演ることに。八斗の(汗まみれの)着物と春蝶の羽織を借りての高座。

 春蝶の「紙入れ」は、導入部が説明的でクドく、ネタに入ってからも演出が濃く、とにかく重い。噺の合間に父親の先代・春蝶のエピソードを挟んだり、それはそれでおもしろいが、盛り込み過ぎ。

 八方の「猿後家」はノリノリ。奈良名所案内の立て弁はさすが。

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白酒ジャック

2011/4/9 @徳徳亭

  • 桂小鯛 「時うどん」
  • 桃月庵白酒 「替り目」
    ―― 中入り ――
  • 白酒・吉田達 《アンケートトーク》
  • 桃月庵白酒 「幾代餅」


 白酒は初めて。小気味良い口跡。柔和な表情とは裏腹に、マクラでは毒舌がポンポン飛び出す。上滑りせず、下地がしっかりしていることをうかがわせる。

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福笑と異常な仲間たち

2011/4/7 @天満天神繁昌亭

  • 笑福亭たま 「プロレス」(作:たまよね)
  • 笑福亭福笑 「スパイス王国の反乱」(作:笑福亭福笑)
    ―― 中入り ――
  • 橘右佐喜 《寄席文字》
  • 笑福亭福笑 「千早振る」

※ Vol. 4


 福笑の新作「スパイス王国の反乱」は、福笑にしてはちょっと凝り過ぎな印象。

 橘右佐喜の寄席文字コーナーは、観客にお題をもらいながら。噺家の高座名の一字は、その人をイメージしながら書くそう。

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月亭遊方・林家染弥の蔵出し!うちわ話

2011/4/5 @高津の富亭

※ 第 13 回


 宣伝不足か、入りは 20 人くらい。

 前半は完全なフリートーク、後半は観客からの質問コーナー。
 完全に打ち合わせなしだったようで、おもしろさ的にはいつもと変わらないが、その密度が低下した印象。打ち合わせはしなくとも、話す素材の準備は必要と思われる。

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義援金集めますでの落語会

2011/4/3 @割烹旅館 亀屋

  • 桂雀太 「色事根問」
  • 桂文華 「天狗さし」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭三喬 「花色木綿」
  • 桂福團治 「看板の一」


 亀屋寄席でおなじみの噺家が急遽集まっての会。いずれも手堅いネタ選び。

 福團治は「くっしゃみ講釈」を用意していたようだが、花粉症で本物のくしゃみが出そうとのことで、たっぷりのマクラから軽めの「看板の一」を。


亀屋寄席

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