笑いがいちばん

 日曜昼に NHK 総合で放送の『笑いがいちばん』に笑福亭たまさんが出演すると云うことで、録画チェックしました。


 司会は林家正蔵と中川翔子。ザブングルの漫才(かなりおもしろかった!)のあと、寄席演芸コーナーで期待の星的紹介で、たまと紙切りの林家二楽。
 たまは、ショート落語いろいろ、今秋スタートの NHK 連続テレビ小説『ちりとてちん』のオーディションでのエピソード、オチを先に云う小咄、の構成で 5 分程度。おそらく持ち時間 10 分ほどで、全体の時間に合わせて笑いの量とネタの内容で編集されたんだと思います。ショート落語ベストなら必ずと云って良いほど入ってる「健康飲料」が入ってなかった不思議。
 その後、二楽の紙切り(仕込んであった幼なじみの成長を OHP で)、青空球児・好児の漫才(「ゲロゲーロ!」ではなく、駅弁ネタ)の流れ。最後に出演者が揃ったところで、しょこたんが二楽にガンダムをリクエスト。


 短時間とは云え、全国区の番組に出ると顔が売れてギャラが出るんで、芸人としては美味しいでしょう。しかも(ショート落語とは云え)本芸ですから、たまさん的には良かったと思います。

 それよりなにより、確執の NHK に出演したってところが意外です。ドラマのオーディション参加で吹っ切れたのか、東京だったから良かったのか。これからバンバン顔が売れて、大阪のディレクターが頭を下げてくれば御の字でしょうね。

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ちりとてちん

今秋の朝ドラは「ちりとてちん」=福井、大阪が舞台 (時事通信)

 NHK の朝ドラを観る習慣はないんですが、今秋からのはちょっと観つづけることになりそう。若狭で育ったヒロインが大阪で噺家をめざす話だとか。

 福井が舞台になることは小耳に挟んでたんですが、まさか落語絡みの話になるとは思いませんでした。いま放送中の『芋たこなんきん』にもあやめさんや勢朝さんが出演されてますから、ストーリーからしたら本職の噺家さんも多数出演されるでしょう。落語ファンは要チェックかも。

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鶴瓶と慎吾と上方落語

 昨晩、 SmaSTATION-5 にて上方落語特集。ゲストに笑福亭鶴瓶をゲストに迎え、香取慎吾とともに上方落語の歴史を学ぶ、と云う趣向。

 落語の起こりから、米朝、文枝、春団治、松鶴の《四天王》の活躍など、上方落語の歴史をまとめたビデオが 30 分以上も。明治期の第一次ブーム、初代・春団治による第二次ブーム、そして漫才の台頭による衰退から四天王が復興し現在にいたる第三次ブーム、と云う位置付け(やったと思います)。
 仁鶴さんや三枝さんへのインタビューもあり。仁鶴さんが映るたびに鶴瓶さんが香取くんに「おもろい顔やろ」。

 四天王がふたり亡くなられ、そんななかで天満天神繁盛亭が来年オープン。現在の東京の落語ブームにのっかって、それまでに上方落語ブームを加速させたいってのが狙いでしょうか。
 ただ、あの番組構成では、落語ファンは興味深く観たとしても、そうでない人が落語への興味をかき立てられたかって点では疑問が残ります。知らせなければならないのは落語の魅力であって、落語の歴史ではないんですよね。たとえば、香取くんと『新撰組!』つながりの吉弥さんの高座からクスグリの部分を 3 分ほど流すとか、構成の仕方はもっとあったと思います。
 それと、生番組とは云え、鶴瓶さんの説明が言葉足らず過ぎ。歴史ビデオが長すぎて対談する時間が限られてたことも要因でしょうが、あれでは落語ファンは不足分を補完できても、そうでない方はちんぷんかんぷんだったんではないでしょうか。
 とは云え、香取くんが初代・春団治の口演をおもしろいと感じていたあたりは救いでしょうか。(リップ・サービスとの感もありましたが‥‥)

 まぁ、ああ云った企画が全国放送に乗せられるってことが、落語への追い風が吹いてる証拠なんでしょうね。ブームのあとにとどまる人がどれだけ残るか、これから数年がかなり重要になってくると思います。

 それにしても、松尾貴史の「文枝」の発音、おかしくなかったですか? 《ぶ》にアクセントを置いてたんですが、関西やと普通は《し》に置くと思うんですけど。もっちゃりするから?

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今期のドラマ

 とりあえず 3 本、観てます。


女王の教室 (日本テレビ系 土曜 21 時)

 史上最悪の教師・阿久津真矢と 6 年 3 組のこどもたちの闘い。

 今期いちばんの期待作。第 2 回まで観ましたが、期待に違わずかなりおもしろいです。おもしろいと云う表現は不適切かもしれませんが、阿久津真矢を演じる天海祐希の冷酷非情さが痛烈。とにかく過剰演出で、今後どうなるか目が離せません。
 ただ、エンディングで「カット!」「お疲れさまでしたー!」って感じで退場した天海祐希がなぜかストリート系ファッションに着替えてダンス、ってのはいただけません。とにかくこの作品中では冷酷非情の阿久津真矢で徹底的に通すべきだと思います。


がんばっていきまっしょい (フジテレビ系 火曜 22 時)

 松山一高女子ボート部、始動。

 鈴木杏と相武紗季がお目当てですが、女子ボート部員の 5 分の 4 がかわいい。第 1 回を観ただけですが、全員のキャラが立ってて、なかなか。恋愛よりも友情を軸に展開しそうで、今後も楽しみです。
 ただ、岩佐真悠子だけ松山弁のイントネーションがおかしい。松山の人に云わせればみんなおかしいんでしょうけど、彼女だけがとにかく不自然です。


電車男 (フジテレビ系 木曜 22 時)

 秋葉系オタクと美女との恋物語。

 エルメス役が伊東美咲で、彼女を軸に脚本が書かれるってことで不安だったんですが、これがなかなか。エルメスが、純真と云うか、おっとりしてると云うか、天然ボケ系と云うか、そんな感じのキャラになってて助かってると思います。白石美帆がキツめの女ってのも意外に合ってました。これからどう絡んでくるのか注目です。
 全国各地のオタクの中で、虎キチの六角精児がかなりのインパクト。良い味出してます。塚地武雅(ドランクドラゴン)や劇団ひとりも極端なオタクのデフォルメって感じがグッド。


 テレビの連続ドラマはどうしても「録画を深夜に」って視聴スタイルになるんで、週 3 本はちょっとキツいかも。
 時間がかぶってる『女系家族』(TBS 系 木曜 22 時)は、原作が山崎豊子で、第 1 回を途中から観た感じでは先が気になる内容。
 主演の深津絵里が気になる『スローダンス』(フジテレビ系 月曜 21 時)は、食事中に(家族が観てるんで)なんとなく観てますが、毒にも薬にもならん感じ。

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今期のドラマ雑感

 サラリーマン風情は連続ドラマを観続けることが難しいんですが、地上波デジタル放送は番組表を見ながら 1 週間分まとめて予約できるんで、なんとか続いてます。(ちなみに、視聴環境は、東芝 32DX100 + アイ・オー・データ機器 Rec-POT M です)


タイガー&ドラゴン

 予想どおり、毎回おもしろいです。キャストの影響もあってか、落語ファン以外にも受けているようですね。まぁ「あんなのが落語だ」と思われるとチと困る気もするんですが、ドラマの枠を越えて実際に落語に触れてみようと云うきっかけになればうれしいかなぁ。
 第 3 話くらいからキャストのノリとか絡みが良くなってきたよう。とくに、好きなキャラクターながら最初は浮き気味だった阿部サダヲがしっくりハマってきた気がします。一部の若いキャストに演技の気になるところが見られるも、まわりの西田敏行や銀粉蝶が安定感を与えています。それと、若いながらも岡田准一や蒼井優はなかなかに巧いです。
 放送で観た翌日に録画したのを再度観てもおもしろいんで、これは DVD 発売が待ち遠しいです。


瑠璃の島

 鳩海(はとみ)島に暮らす人たちと瑠璃との交流から心の移り変わりを丁寧に描いていて、鳩海島の美しさとも相まって、ほのぼのとした空気感が良いです。ただ、そこに投げ込まれる現実が重くのしかかってきて、辛気くさい。まぁ始まる前から「辛気くさいかも」とは思ってましたが。
 とにかく瑠璃役の成海璃子が小学生に見えないんですけど、それはそれとして、子役としてはかなり達者な方だと思います。ルックスもかわいいですし、今後も役者を続けるなら、成長株として期待できると思います。
 このドラマは小西真奈美が出てるんで観てるんですけど、最初は離島での教師生活をたんなる職業と割り切っていたのが、瑠璃との生活のなかで人とのつながりに気づき、人間として成長した感じに描かれていて、うれしく思いました。


笑う三人姉妹

 こちらは NHK の夜の連ドラで、たまたま第 1 回を観たら牧瀬里穂が出てたんで、続けて観ることに。26 年間別居中の夫婦(橋爪功と野際陽子)の三人姉妹(浅野ゆう子、光浦靖子、牧瀬里穂)をめぐるコメディです。
 橋爪功は最近、NHK のドラマで引っ張りだこですね。たしかに雰囲気作りが巧いですし、好きな役者です。牧瀬里穂は《女優で男運のない脳天気な三女》って役。光浦靖子や小林幸子ともども、演技としてはちょっとどうかと思う場面もありますが、シリアスなドラマではないんでそのへんは気にせず、気楽に楽しめます。


 欠かさず観てるドラマはこの 3 本だけ。まぁ 3 本でも溜まりがちになるんで、これくらいがちょうど良いのかも。
 『エンジン』『あいくるしい』『恋におちたら』あたりは数回ずつ観ましたがフィットせず、『離婚弁護士 2』は初回を観られずに断念。『アタック No.1』は初回を観て「やっぱり『エースをねらえ!』ほど思い入れもないし、これはムリや」となりました。

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土曜ドラマ 『瑠璃の島』

 なんとなく 4 月からのドラマが気になって 小西真奈美のオフィシャル・サイト を覗いたら土曜夜の 『瑠璃の島』 に出演、とのこと。
 このドラマ、ほかにも西田尚美、井川遥となかなかの美女ぞろいで、男優陣も緒形拳、平泉成、勝村政信、などしっかり脇を固めてくれそう。山葵的には要チェックです。ただ、内容がちょっと辛気くさそうなんが気になりますが。‥‥

 『瑠璃の島』ってタイトル、どっかで見たことあるなぁと思ってたら、出演女優が急遽降板したニュースを見てました。

【スポニチ】 紺野まひる 日テレ新ドラマを緊急降板
【サンスポ】 紺野まひる 腰を骨折していた…新ドラマ撮影で事故

 なんにしても、ロケの映像は綺麗そうですし、とりあえず最初は観てみたいと思います。まぁ小西真奈美が出てるんで、なんのかんのと文句を云いながらも最後まで観てしまうんでしょうけど。

土曜ドラマ 『瑠璃の島』 (日本テレビ)

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『タイガー&ドラゴン』

タイガー&ドラゴン
タイガー&ドラゴン
「三枚起請」の回
 噺家の林家亭どん兵衛(西田敏行)のところへ借金の取り立てに行ったヤクザの虎児(長瀬智也)。そこで偶然観た落語「三枚起請」に感銘を受け、強引にどん兵衛に弟子入りする虎児。「三枚起請」を教えろと迫る虎児に、どん兵衛はある場所へ行くよう指示する。そこにいたのは、さえない洋服をデザインしている竜二(岡田准一)だった。‥‥

 今年の正月に放送されたとき偶然観たんですが、副題が《「三枚起請」の回》と付いてたんで連続ドラマの初回かと思ってたら、単発の 2 時間ドラマでした。これがなかなかテンポ良く、落語がキーになってるドラマってことで、かなり楽しめました。
 もともと役者としての岡田くんは気に入ってたんですが、ここでもなかなかの好演。彼に比べると長瀬くんはやや格落ちですが、こちらもなかなかの熱演。他の出演者も個性派を揃えましたって感じです。落語に関しては、どん兵衛の弟子として出演もしている春風亭昇太がフォローしてるんだと思います。

 かなり迷ってたんですが、ついつい DVD を購入。DVD で観ると CM がカットされて、よりテンポ良くなりますね。おかげでちょっと軽いなぁって感じにもなりますが、内容的にこのくらいの軽さがちょうど良いのかもしれません。
 4 月から連続ドラマ化されるってことで、特典映像として連ドラの予告編も入ってました。枠は TBS 系で金曜夜 10 時からです。《「三枚起請」の回》の最後で、虎児が「品川心中」がどうたら‥‥って云ってたんで、てっきりその流れかと思ったら、まずは「芝浜」になるようで。こちらも楽しみです。

タイガー&ドラゴン

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『オレンジデイズ』終了

 終わってみれば「ほろ苦さもある青春ドラマ」って感じでした。ハッピー・エンドで大団円。感情の起伏に乏しかった櫂くん(妻夫木聡)が最終回でようやく本音爆発ってシーンもあって、なかなか良かったと思います。
 最終回にもちょこっと小西真奈美が出演。観た甲斐がありました。吹っ切れて《おとなの女性》って感じになってて、キャラ的にはあれで良いんでしょうけど、さらに印象が薄くなって脇役度がアップ。(まぁ実際、脇役なんですけど)

オレンジデイズ

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『オレンジデイズ』ラス前

 小西真奈美が出なくなっても惰性で継続視聴していた『オレンジデイズ』ですが、ラス前で唐突に登場。吹っ切れた感ありで良い雰囲気に。しかも「酔っぱらって甘えん坊」と云う、男なら誰でもいちころのキャラに変貌。うぅ〜ん、かわいい!
 んが、最終的に櫂くん(妻夫木聡)への気持ちに完全にけりを付け、さようなら。あの別れ方では、来週はおそらく出ないでしょう。しょぼん‥‥

オレンジデイズ

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『オレンジデイズ』

 とうとう小西真奈美が出なくなってしまいました。主役と別れたらお役ご免ですか。‥‥

オレンジデイズ

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