「鶴瓶噺」を 7gei で

2009/7/18 @第七藝術劇場


 たまたまチケット発売前に情報をキャッチし、鶴瓶さんの会が 2,800 円なら安めだと思って手配しました。発売日の朝にチケットぴあで 60 番台でしたから、一瞬で完売だったと思います。
 当日は整列位置に「131 番~」と云う表示もありましたから、それ以上は入ってたんだと思います。座席数は 96 ですから、それ以上は補助席か立ち見に。


 5 分ほど押しで映画 『ディア・ドクター』 の予告編のあと、鶴瓶が普段着(?)で登場。ダイエット後に腰痛が出たそうで、舞台には椅子が用意される。最初はマイクを使ってしゃべっていたが、5 分ほどして「マイクいらんでしょ。これで聞こえなんだら噺家辞めなあかん」と地声で。
 ほとんど段取りはなされてないようで、主催者からの指示は「映画の話を」とだけだったそう。主演した『ディア・ドクター』や、吉永小百合と共演した 『おとうと』 の話題を中心にいろいろと。時折、感極まって涙ぐむ場面も。中村勘三郎とのエピソードなど、笑わせる話もサービス。


 鶴瓶さんおひとりで約 90 分、たっぷりって感じでした。とくに『ディア・ドクター』に対しては思い入れが強いようで、プロモーションに東奔西走されてるようです。ちょっと観に行きたくなりました。

笑福亭鶴瓶公式サイト つるべ.net
7gei-spirito
第七藝術劇場

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テオ・ヤンセン展 新しい命の形

 上野から有楽町へ JR で移動。今度は日比谷パティオで開催されてる『テオ・ヤンセン展』です。ここは初めて行きましたが、携帯電話のナビで(ほとんど)迷わず到着。オフィス街のビルの谷間にある芝生の広場にしつらえたテントのイベントスペースです。いやぁ、東京はやることが洒落てますね。

 テオ・ヤンセンはオランダの芸術家です。最初はコンピューター上に生命・生物のようなものを実現していたようです。その後、プラスチックのパイプで組んだ、風力で自走するオブジェが有名になり、このオブジェが BMW のテレビ CM でも使われました。私もその CM で初めて知ったわけですが、実物を間近で見ると「これが自走するのか!?!?」と驚かされます。
 車輪の代わりに脚が付いていて、カムの動きで足の部分が地面に接してから離れるまで水平に移動するよう、脚の骨組みが構成されています。 これ は 50 kg くらいあるそうですが、軽く押したり引いたりするだけでクモかカニのように脚が動いて歩行します。この脚の構成比率はヤンセンの意向で一般に公開されていますから、それに従えば誰でも同じようなものが作れます。
 工業製品ではなく手作りのアート作品だけに、実際に動かしてみると、微妙な動きのズレがより生物らしい印象を与えます。また逆に、生命的な躍動感をプラスチックの骨組みから受けるため、奇妙な感覚を受けます。
 ただ風を受けて動くだけでなく、風力から得たエネルギーを PET ボトルに圧縮空気としてとして蓄え、それを排出して動くといった複雑な構成のものも。より大型で複雑なパターンの動きをするものも、制御装置を使わず実現しています。

 会場が空いていれば実際に動かすことができます。ここでもかなりテンションが上がって、パンフレットと DVD を買ってしまいました。

 会期は 4 月 12 日(日)まで。お近くの方はぜひ!

テオ・ヤンセン展 新しい命の形
日比谷パティオ

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吉田豪のジャングルファイト 5

2007/1/28 @cocoroom


 某後輩 からの情報で吉田豪(プロインタビュアー/プロ書評家)のトーク・イヴェントに初参戦。大阪で不定期に開催されてるようで、今回が 5 回目。内容がまったく不明でチと不安ではありましたが、そこは吉田豪、いろんな裏ネタを期待して。
 『ラクゲリラ ファイナル』終了後、C さんに時間つぶしに付き合ってもらい、開場前にフェスティバルゲートへ移動。到着後、ほどなく cocoroom へ入場。座席は指定で約 60 席がほぼ満席。いつもこんな感じなんでしょうか。


 19 時半の開演時刻を約 15 分遅れでスタート。吉田豪は、イヴェントの司会をすることはあっても、自分がメインになってトークをすることは滅多にないとか。
 内容は、吉田豪が類い希なるインタビュー技術で裏を取ってきたプロレス界や芸能界の裏ネタが中心。かなりきわどいネタが多くて詳細は書けないが、とくに Gackt 伝説がすばらしい。それを引き出した吉田豪もまたすばらしい。
 基本的には、吉田豪の各種記事やポッドキャストなんかでしゃべった事象に対し、観客からのリクエスト(事前アンケート)で本人が思い出しながらしゃべる、と云うスタイル。吉田豪に対する一問一答形式のインタビューのようで、やや底の浅い感じも。もうちょっとトーク内容が事前に繰られたネタも聴いてみたい。
 映像コーナーもあったが、スクリーンの位置が低くて観づらく、ストレスが溜まっただけ。会場が変わったようで(今回だけ?)ここらは改善の余地あり。
 途中で休憩を挟むが、その休憩後、真後ろの二人連れが会話を始めたり、後方の客がトークの内容にやたら相づちを打ったり勝手にコメントしたり、ここらの客のマナーの悪さも気になる。休憩が入ることが事前にアナウンスされてなかったため、トイレに立つ客が多発するなど、進行の不備も。


 終演は 22 時 45 分。たっぷりしゃべってくれて内容的にはたのしめたんですが、スタートはもうちょっと早めてほしいってのが正直なところです。
 終演後にチェックすると、後方の勝手に参加型の客はかなり酔っ払ってたようで、目が完全に据わってました。

豪さんのポッド
恋愛研究会。

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